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2016年11月12日 (土)

トランプ当選の余波続く

米大統領選は大方の予想を覆してトランプ候補が選挙人の過半数を獲得し、次期大統領に当選しました。この結果に日本はおろか、現地のマスコミまでもが予想を誤ったと衝撃を隠せません。日本の情報番組も、この話題を大きく取り上げていますが、果たして本当に予想外の出来事だったのでしょうか。8日のこの欄でも書きましたが、私は事前にある程度予想をしていました。

事前の支持率を見ればクリントン氏が数ポイントリードしていました。事実、両者に投票した有権者数で見ればクリントン氏がトランプ氏を上回っており、支持率通りの結果となっています。米国の大統領選出選挙は独特のルールで、候補者本人ではなく選挙人を獲得する選挙となっていますが、その州で過半数を制した陣営がその州の全ての選挙人を獲得する方式です。ですから、全体でいかに得票数が多くても、それぞれの州で負けてしまえば全ての票は死に票となってしまいます。

支持率が大きく離れていれば、このようなことは起こりませんでしたが、今回のように支持率が拮抗した場合にはしばしばこのような事態に陥ります。全ては選挙制度によるものなので仕方がないのですが、今回は両陣営が相手を罵る場面が多かっただけに支持者にも遺恨が残ってしまったようです。一部の支持者は選挙結果の受け入れを拒否し、デモを続けています。トランプ氏は勝利後の演説で両陣営の和解を呼びかけましたが、クリントン氏やオバマ大統領を口を極めてこき下ろしたのは当のトランプ氏です。

彼にはこの混乱を引き起こした張本人として鎮める責任があります。また、この先政権の運営を誤れば彼を信じて投票した支持者たちの失望を買うことになり新たな混乱を生むことになります。過激な発言で大統領の座を射止めた訳ですが、その代償はかなり高いものになるのではないでしょうか。

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