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2016年12月31日 (土)

幻の浜松城天守をイメージで再現

今年も押し迫って、残すところ12時間を切りました。様々な出来事があった2016年でしたが、なんと言っても特筆すべきは熊本地方での群発地震でした。私は昨年5月末から6月初旬にかけて西日本から九州にかけて車中泊で旅行しましたが、その時見た熊本城が壊滅的な被害を受けたことが衝撃でした。

熊本城の被害の復旧には今後20年程度かかるのではないかと見られていますが、現在の年齢を考えれば、元に戻った景観を見ることは二度とないかも知れません。地震によって大きな被害を受けた人々の生活再建もまだ緒に就いたところであり、地域全体が復興するにはまだまだ時間が必要になるようです。

さて、今年のもう一つの話題に大河ドラマの真田丸がありました。真田幸村の奮戦も及ばず、大阪夏の陣で大阪城は焼け落ち、秀吉が築いた大坂城は徳川幕府によって地下に埋められてしまい、現在見ることができる新たな大坂城として再建されました。

そんなことを考えていたら、地元の浜松城の天守に思いが行って、当時の天守のことがをあれこれ考えました。浜松城は徳川家康が遠江に進出して、初めて築いた城ですが、現在残っている石垣は2代目の城主となった堀尾吉晴が築いたものと考えられています。

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浜松城の天守は1600年台の中頃には既に無くなっていたと考えられており、写真の天守は戦後とりあえず復興のシンボルとして観光目的に建てられたものです。そのため、石垣と天守の大きさのバランスが取れておらず、石垣の2/3の面積を使って建てられた寸足らずの大きさとなっています。堀尾吉晴は関ケ原の戦いの功績によって松江に転封となり、松江城を築きました。私はここに建てられた天守も松江城に似た外観だったのではないかと思っています。

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そこで、石垣に合わせて松江城をまねて幻の浜松城の天守を作ってみました。石垣右側は付け櫓と言って松江城でも天守への入り口になっています。

天守の正面は東を向いていますので、この図は側面からになりますが、かなり堂々とした高さを持った天守であったことが窺えます。浜松市は浜松城跡の再整備を進めていますが、将来このような天守を再建して欲しいものです。

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2016年12月30日 (金)

宅配便の無駄が大問題

先日、佐川急便のドライバーが配達の荷物を投げつける動画がネットに投稿され、大きな騒ぎとなりました。問題の社員は、客の集合住宅まで複数の荷物を持って長い通路や階段を移動して配達しようとしたところ、いずれも不在でイライラが高じてしまい発作的に荷物に八つ当たりしてしまったようです。

報道によれば、佐川急便の場合はかつて顧客の大半が法人客だったので、競合他社に比べて拠点数が数分の一しかないところへ、最近のネットショッピングの普及によって扱い量が急増し、業務がかなり繁忙になっていると言うことです。加えて生活時間の多様化によって、日中は不在のケースが多く、何回も訪問して再配達することが多くなって来ていると言うことです。

このような事情は佐川急便に限ったことではなく、宅配各社に共通する現象となっているようです。特にここ最近は、首都圏では当日発注した荷物を当日配達するサービスが混乱に拍車をかけています。

私もたまに通販を利用しますが、特に事情がなければ緊急に荷物を受け取る必然性はありません。そこで提案ですが、荷受人不在による再配達は、原則翌日配達とするように利用規約を改めてはどうでしょうか?どうしても当日必要な場合は、特急料金として追加の手数料を徴収するようにすれば、無駄な配達競争はなくなり、その分ドライバーの疲労も軽減し、道路の混雑も緩和されます。必要以上のサービスを要求したり、提供することは社会悪だと思います。

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2016年12月29日 (木)

安倍首相が真珠湾で演説

昨日早朝、安倍首相がオバマ大統領と、真珠湾にあるアリゾナ記念館を慰霊訪問し、所感をスピーチしました。この訪問は5月にオバマ大統領が広島の原爆ドームを訪問した答礼に当たるものですが、双方共にそうした見方を否定する立場を取っています。それは日本側には原爆投下に対する謝罪を求める国民感情が、米国には真珠湾を奇襲したことに対するだまし討ちにされたことに対する謝罪を要求する国民感情があるからです。

このため、オバマ大統領も安倍首相も演説の中では謝罪の文言を使いませんでした。今回の安倍首相の演説でも日本軍が奇襲したという表現を避け、穏やかな夜明けを迎えた真珠湾がが攻撃を受け、多くの乗員が突然の死を迎えることになったと言う言い回しで戦火の中で多くの人命が失われた過去を振り返りました。

真珠湾攻撃に際して日本側の海戦通告が遅れたのは事実ですが、米国が日本軍の開戦を全く予想していなかったかと言えば、そうではありませんでした。当時、戦争回避に向けた日米交渉が行われており、このまま行けばやがては開戦に至る認識は双方で持っていました。ですから、日本軍の来襲について警戒をしていなかった米軍の司令官は、その後更迭されています。また攻撃目標は軍事施設、軍艦に限定されていました。

一方で広島、長崎への原爆投下は民間人を対象にした都市攻撃であり、投下に当たっての避難勧告もなく行われたもので、ジュネーブ条約に違反する重大な犯罪行為です。従ってこの二つを同列に論ずるのは無理があることです。ただ、今更それを蒸し返したところで、亡くなった多くの生命が戻って来ることはなく、新たな憎しみを生むだけでしょう。両首脳が語ったように、和解と寛容の精神で未来に向かって歩き続けることが大切だと考えます。

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2016年12月28日 (水)

年末の登山は中止

今日は仕事治めで、本来ならテントでの1泊登山に出発する予定でしたが、町内で不幸があり、葬儀の互助のために残念ながら中止としました。今年は例年になく雪が早かったので、それなりに冬山が楽しめると思っていただけに残念ですが、仕方ありません。幸い年明け早々に3連休があるので、仕切り直しをしたいと思っています。

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今まで使っていたモノフレームのシェルターテント。フロアが分離するタイプで雪に弱いため、この秋にドームテントに更新しました。

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2016年12月27日 (火)

空母「遼寧」は南シナ海に

25日に宮古海峡を通過した中国海軍の空母「遼寧」ですが、太平洋上で飛行訓練を行なうかと思われました。しかし台湾国防部によれば、台湾を周回してバシー海峡に入り、26日午前9時に台湾本島南端から90海里(約167Km)を通過し、そのまま西進して南シナ海に向かって航行していると言うことです。Photo_2

遼寧の航路を青の点線で表してみました。こうして見ると前回、中国軍機が飛行したコースをなぞっているように見えます。恐らく、中国が主張する第一列島線を意識したもので、この内側が自分たちの勢力範囲だと言うことを、国内的にアピールするのが目的と思われますが、国際的に認められるはずもありません。

また、太平洋上で飛行訓練をしなかった理由ですが、「遼寧」の原型となったロシアの空母「アドミラル・クズネツォフ 」で一か月の間にアレスティングワイヤーの切断事故が2回も発生し、これが原因で1機が水没、1機が上空待機中に燃料切れで墜落する事故を起こしています。陸地から離れた洋上で、このような事故が起きた場合に艦載機を安全に着陸させることができなくなるので、自国領土から離れた海域での飛行訓練を自粛したのではないかと思います。ただ、そうであれば、何のための空母かと言う根本的な問題に突き当たってしまいます。

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2016年12月26日 (月)

ハヤブサを見た

ワンコの散歩中、時折ハトの死骸を見ます。大抵は翼の先端部分だけで、胴体部分は見当たりません。こんな場所にも猛禽類がいるのだなあと思っていましたが、実際に飛行する姿を見たことはありませんでした。

ところが先週、風の強い日に電線に何やら見慣れない鳥が止まっているのに気が付きました。驚いたことに、真下まで近づいたのに逃げようとしません。驚かさないようにチラチラと観察すると、初めて身近で見たハヤブサでした。

以前浜松基地の滑走路脇の草地の上を飛んでいる姿を見たことはありましたが、こんなに近くで見ることができたのは初めてなので大変興奮してしまいました。残念なことにカメラがなかったので、携帯で貴重な姿を写しましたが、望遠機能がないので豆粒のようにしか取れませんでした。

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電線に止まっていたハヤブサ。

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トリミングして その1

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トリミングして その2

教訓、外出時にはカメラを持つべし。

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2016年12月25日 (日)

中国の空母「遼寧」が太平洋に

中国国防省は24日、黄海で軍事演習を行なっていた空母「遼寧」が、艦隊を伴って西太平洋で遠洋航海訓練を行なうと発表しました。これまで遼寧は主に黄海で艦載機の離発着を行なうなど、習熟のための訓練を行なって来ましたが、陸地を遠く離れての航海は初めてとなります。

防衛省の発表によれば、24日午後4時頃、東シナ海中部を東に向かって航行する「遼寧」、ミサイル駆逐艦、補給艦など合わせて8隻の中国艦隊を海上自衛隊の護衛艦「とね」が確認したということです。

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中国海軍の空母「遼寧」 (出典:防衛省)

これまで中国沿岸で訓練を積んでいたこともあり、防衛省が「遼寧」を確認したのはこれが初めてと言うことです。遼寧はロシアのSu-33を無断コピーしたJ-15戦闘機を24機程度搭載可能と見られていますが、今回の航海に何機搭載しているかは明らかではありません。遼寧は航空機の発進に使うカタパルトを装備していないため、艦載のJ-15は十分な燃料やミサイルを搭載できず、戦闘行動半径はそれほど大きくないと推測されています。戦闘行動半径とは、軍用機が拠点から発進し、作戦を遂行して帰って来られる距離で、一般的には航続距離の1/3と言われています。

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青の矢印が宮古海峡を通過する予想コースで、緑で囲ったラインが我が国の防空識別圏です。海峡を抜けた付近からのJ-15の戦闘行動半径を表したのが赤の点線の円です。F-35Bの860Kmで作成していますが、実際はこれよりもかなり短いと思われます。青の円は那覇基地のF-15J戦闘機の戦闘行動半径1900Kmです。F-15Jは外部タンクを搭載することにより長い航続距離を確保しており、J-15の行動を完全に封じ込める能力を持っています。

一方ピンクの円は築城基地のF-2戦闘機の戦闘行動半径850Kmです。F-2は重い対艦ミサイル4発を搭載できますが、その分行動半径が小さくなっています。しかし、ミサイルの搭載数を減らしたり、空中給油を行なうことで飛行距離の延伸が可能です。

中国側の狙いは遼寧の遠洋航行能力の習熟ですが、我が国の防衛能力の確認もあると考えられますので、どこかでJ-15を発進させてスクランブルのリアクションタイムを確認するのではないかと思われます。中国が空母を保有したことを、不安に思う人がいるかも知れませんが、現状では何か事を起こせばすぐ自衛隊が対応しますので、当面は傍若無人なふるまいをすることはないだろうと考えます。

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2016年12月24日 (土)

糸魚川大火

22日、糸魚川市で140棟以上が消失する大火がありました。糸魚川市は、以前山で滑落して右手首を骨折した時に応急手当をしてもらった糸魚川市民病院があり、その後もたびたびキャンプで訪れるなど少々縁がある街なので大いに驚くとともに、近代消防が整備された今日でも、強風化の消火が大変困難であることを目の当たりにしました。

夕方帰宅してテレビのニュースで初めてこの大火を知りました。過去に○○大火と呼ばれる大規模な火災が幾度かあったことは知識として知ってはいましたが、まさか平成の今日、同じような惨禍が繰り返されるとは思っていませんでしたので、大きな衝撃を持って現場の映像を見ていました。

今回焼けてしまった辺りには酒蔵や有名飲食店が立ち並んでおり、かつて立ち寄ったそば店もどうやら含まれているようです。これだけの災害なのに、人的被害は軽傷者が数人出た程度だったのは不幸中の幸いでした。再建には多くの困難が伴うと思いますが、以前のように地域の中核として活気ある街が再建されることを強く願っています。

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キャンプ中、山中から見た糸魚川の夕景です。この時はまさかこの街で大火が起きるなどと夢にも思いませんでした。

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2016年12月23日 (金)

自作地図

ブログ記事を書いていると、時には説明のための地図が必要となります。今はネット社会なので、WEB上で地図はいくらでも入手できるのですが、ネットで使用するとなると著作権の問題が発生します。根気良く探せば二次利用OKの白地図もありますが、素材が利用目的に適っていない場合もあります。そこで、自由に使えるように自前の地図を作ることにしました。

やり方は、ベースとなる地図の上にエクセルで図形を貼り付け、頂点の編集機能を使って必要な形に曲線をアレンジします。図形が完成した時点でベースの地図は消去します。残ったのは私が作成した図形だけです。これは結構面倒臭いのですが、こうしてできた地図らしきものは、直線の連続するもので本来の地形とは程遠いものになりますので、創作物として認められます。既に記事の説明に使っていますが、こんな具合です。

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沖縄本島の略図です。元はエクセルから取り出した長方形を頂点の編集を使って。変形させたものです。製法上小さな島々は省力させてもらっていますが、大まかな地形は判ってもらえると思います。この自作の地図もどきの良いのは着色ができることです。既存の地図素材の場合は一つの画像となっているため、簡単に着色することはできませんが、自作の図形の場合は着色は自由です。

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極東諸国を色別で表示してみました。少し、ごちゃごちゃし過ぎかもしれませんが、各国の位置関係が良く判ると思います。試行錯誤の途中なので、これが最終形ではありませんが、少しでも記事が判り良くなるように工夫してみたいと思います。

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2016年12月22日 (木)

沖縄北部訓練場の半分超が返還

沖縄県北部の山間部に位置する米軍の北部訓練場7500ヘクタールの内、4000ヘクタールが本日、我が国に返還されました。北部訓練場は陸海空の各部隊が、対ゲリラ戦の訓練場として使用しており、返還に伴い残存する区域に新たなヘリパッドを造営していますが、反対するグループとの間で度々トラブルが発生していました。

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北部訓練場の大まかな位置です。

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オレンジ色の部分が今回返還された区域です。 (出典:防衛省)

今回返還された4000へクタールは沖縄の米軍基地の17.7%にあたり本土復帰後、最大の返還面積となります。北部訓練場はやんばると呼ばれる豊かな森林地帯にあり、今後は観光資源として活用されることが期待されています。

新たなヘリパッドが高江集落に近いと批判されていますが、訓練場中央区域は山岳地帯であり、維持管理に必要な県道70号線にアクセスできる平坦な場所となると、どうしても海岸近くになってしまい、純粋に技術的に選定した結果と思われます。

なお、翁長知事は当初返還を歓迎するとしていましたが、ここに来てヘリパッドをオスプレイが使用することを理由に批判する姿勢に転じました。しかし海兵隊が旧型ヘリをオスプレイに更新することは何年も前から決まっていたことであり、ここに来て主張を変えることはおかしな話で不見識と言われても仕方ありません。

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2016年12月21日 (水)

イプシロン2号機打ち上げ成功

昨夜午後8時00分00秒、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所からジオスペース探査衛星を搭載したイプシロン2号機が打ち上げられ、打ち上げ後13分27秒後に予定軌道で衛星が分離され、打ち上げは成功しました。探査衛星は内之浦周辺の川の名前から「あらせ」と命名されました。

昨夜は打ち上げ30分ほど前から中継動画を見ていました。(実際の中継は7時40分からです)1号機の打ち上げの際はデーターの入力ミスで直前になって突然打ち上げが中止されるアクシデントがありましたが、今回は全て予定通りに進行し、午後8時00分00秒ジャストにテイクオフしてきれいに夜空に吸い込まれていました。

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イプシロン2号機打ち上げの瞬間。 (出典:JAXA)

中継では高度と速度がリアルタイムで表示されましたが、ほぼ予定通りの飛行を続け無事衛星分離となりました。

思えば我が国初の人工衛星もこの内之浦から固体式ロケットのラムダロケットを使って打ち上げられました。この頃は政治が科学に過度に干渉した結果、衛星打ち上げに必要な誘導制御を行なうことができず、止むを得ず「無誘導重力ターン方式」と言う、とても手の込んだ割には効率と精度の悪い打ち上げ方式での打ち上げとなりました。当時は試行錯誤の時代でしたので、軌道投入も予定通りとは行きませんでしたが、昨今は成功が当たり前となって時代の移り変わりを改めて感じました。

打ち上げ費用の低コスト化を目標に開発されたイプシロンですが、今回の打ち上げ費用は約50億円でした。諸外国とのコスト競争に打ち勝つため、更なる努力が望まれます。

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2016年12月20日 (火)

島根女子大生殺害事件で死亡容疑者を実名報道

7年前、島根県で女子大生が行方不明になりその後切断された遺体が広島県の県境付近に遺棄されているのが見つかった事件で、島根県警は遺体発見から二日後に中国自動車道で自損事故を起こして死亡した男性を容疑者として本日書類送検しました。容疑者は事件の5年前に3件の強制わいせつ事件を起こし実刑判決を受けていたことから、性犯罪の前歴者の捜査から容疑者として浮上したものと思われます。

容疑者の所持していたカメラから被害者の写真が発見され、撮影場所が容疑者の自宅浴室であったことから事件への関与が特定されたものと思われますが、氏名については公表されませんでした。

ところが本日のTBSのニュース番組で容疑者の実名が報道されました。容疑者が起こした交通事故の報道から既に氏名は明らかになっていたようですが、これだけの事件なので実名を報道しないことに違和感を感じていましたが、これで他社も後追い報道をするのではないかと思われます。

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道の駅ゆうひパーク浜田から見た浜田漁港の夕日。昨年5月に車中泊の旅で訪れた時に撮影したものですが、この近くで凶悪犯罪が起きたとは信じたくないような美しい風景でした。

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浜松餃子の人気未だ衰えず

浜松市は餃子の消費日本一の座を宇都宮市と競っている餃子のお店が多い街です。最近は街の至る所で浜松餃子の幟が目に付くようになりました。また、県外各地の餃子の有名店を集めた餃子祭りも毎年開催しています。浜松餃子と言えば茹でモヤシが添えられていることで有名でしたが、最近はモヤシが付かない店も多くなってきています。

浜松の餃子の消費が多いのは市内に餃子を自動で作る餃子製造機のメーカーがあることと関係があるのかも知れません。製造コストを下げることにより、手軽に買える値段を実現すれば、その分消費が増えるからです。各店にはそれぞれ根強い固定客がついていますが、人気店では購入するのが大変です。

先日、人気店の一つで久しぶりに購入しようとして開店時間に合わせて訪れたところ、既に先客があふれており、なんと2時間待ちとのことで早々に退散しました。以前は手軽に買えたのですが、その人気ぶりにはびっくりでした。仕方がないので、別の店で購入したのですが、衰えを知らぬ餃子人気はまだまだ健在のようです。

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餃子まつりの一コマです。

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2016年12月19日 (月)

防衛省がオスプレイの事故原因について発表

オスプレイの不時着事故を受けて、今月14日から飛行停止措置が取られていましたが、本日14時に機体に異常・欠陥はなかったとして飛行が再開されました。また防衛省は米軍から情報提供があったとして、事故原因について公表しました。発表内容全文はこちら ↓

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2016/12/19b.html

事故の直接の原因は、沖縄本島の東の洋上でMC-130からオスプレイに空中給油を行ない、給油が完了してMC-130の給油ドローグとオスプレイの受油プローブを分離したところ乱気流によって給油ホースがオスプレイのローターブレードに接触し、ブレードが破損したと言うものです。当時現場付近は強風が吹いていたとのことですが、風向きと飛行の進路の相対的な位置関係については触れられていません。

またオスプレイの空中給油に関して過去にこのような事故が発生したのは初めてであり、詳細な原因については現在調査中とのことです。発表内容については概ね予想した通りでしたが、アクシデントの発生は給油前だと思っていましたが、給油後の発生だったのは意外でした。

空中給油訓練については当面は行わず、地上での教育、手順の確認、シミュレーションが完了後に再開するとしており、妥当な措置だと考えます。ただし、オスプレイのローターブレードは反力を打ち消すために左右それぞれのローターがそれぞれ反対方向に回転しており、強風下でこのことがホースの動きに影響を与えたのかについては検証が必要ではないかと考えます。

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空中給油中のオスプレイ (出典:在日米軍海兵隊HP)

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SM-6で中距離弾道弾の迎撃に成功

今月14日、米国はFTM-27ステラークロスボウ実験を実施、イージス艦ジョン ポール・ジェーンズからSM-6ミサイル2発を発射して中距離弾道弾に見立てた標的の迎撃に成功しました。

SM-6は海上自衛隊も導入している艦対空ミサイルのSM-2の発展型で、SM-2が母艦からのレーダー電波の誘導を受けて目標を追尾するのに対し、空対空ミサイルの弾頭を転用したレーダーで相手を補足するアクティブ・レーダー・ホーミングタイプのミサイルです。

SM-2は航空機や巡航ミサイルに対処するもので、弾道ミサイルはSM-3が受け持っていましたが、SM-6はそのどちらにも対応できることになります。SM-2の最大射高20Km以上、射程170Km以上に対し、SM-6は最大射高30Km以上、最大射程370Km以上と倍以上の迎撃能力を備えています。

将来的には我が国もSM-6を導入するのではないかと思われますが、現時点ではイージスシステムベースライン9・C1が必要とされ、最新型でベースライン7を搭載している海自のイージス艦のイージスシステムはSM-6に適合していません。今後建造予定の新型イージス艦からSM-6を搭載するのではないかと思われますが、実現すればイージス艦1隻でSM-3とSM-6の2段構えでのミサイル迎撃態勢を取ることも考えられますので、防衛力の向上に寄与するものと思われます。

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向かって左側がイージス艦あしがらで、イージスシステムベースライン7を搭載しています。

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2016年12月18日 (日)

オスプレイは不時着か墜落か

オスプレイの不時着に関し、沖縄県と在沖縄マスコミは墜落と決めつけています。防衛省はパイロットが意思を持って操縦して行うのが不時着で、意思を反映できずに着地・着水するのが墜落としていますが、明確な定義はないとしています。沖縄県は機体が大破しているから不時着ではなく墜落だと言う論法のようです。では辞書ではどうなっているかと言えば「墜落 → 高いところから落ちること」となっています。つまり重力のまま落下するのが墜落と言うことですが、これが一番シンプルで判りやすいような気がします。

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例によって略図を作ってみました。ピンク色のゾーンが米軍の訓練空・海域で、青い✖印が給油訓練の推定位置、赤い✖点が不時着地点です。不時着地点の西側がキャンプシュワブが広がっている区域です。これを見れば普天間に向かうと途中石油の備蓄タンクがあり、リスクが大きいことが判ります。トラブル発生地点から不時着地点に向かうのが一番リスクが少なく、また米軍の管理海域内であったことが判ります。

オスプレイは火災を起こす可能性のある陸上を避け、米軍の訓練海域内の浅瀬に「不時着」させたと見るのが自然です。これがパイロットの判断なのか、地上からの指示だったのかは判りませんが、冷静な判断だった思われます。オスプレイは通常飛行時はローターを前方に向けて飛行しますが、着陸時にはこれをヘリコプターのように上に向けて着陸します。しかし、事故で片方のローターが損傷した場合、水平飛行は可能ですが、着陸することは困難です。したがって、最終的に水平姿勢のまま不時着せざるを得なかったと思われます。

不時着後に機体が損傷するのは良くあることで、大破したことをもって墜落したとするのは無理があります。1959年に起きた「雲仙号」不時着事故ではエンジントラブルで飛行場近くの畑に不時着したところ、左側の主翼が電柱に衝突し、大破して炎上しました。仮に本当に墜落したのであれば、現場が浅瀬で岩礁があったことからもっとひどい被害となったと思われます。

現段階では事故の細部が伝わっていませんので、感情的な思い込みによって関係者をなじることは建設的ではありません。

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2016年12月17日 (土)

明日浜松で不発弾処理

第二次大戦の終戦から今年で76年が過ぎ、世の中からはすっかり戦争の傷跡は消えてしまったかのようですが、今なお地下には当時打ち込まれた砲弾や落とされた爆弾が眠っています。浜松市にあるJR東海の浜松工場は、大戦中には軍需工場として使われたため、米軍から激しい攻撃を受けました。これまでも工場内での建設工事などで地下から不発弾が見つかっていましたが、今年の8月に不発弾1発が見つかりました。不発弾は米軍の16インチ砲弾で、口径40.6cm、重量およそ1トンと見られています。

JR浜松工場は東海道線、東海道新幹線の線路脇にあるため、明日18日の午前8時30分から9時30分にかけて列車の運行を止めて掘り出し、約3Km離れた遠州灘海岸で爆破処理を行ないます。途中国道1号線を横切るため一時国道も通行止めにし、周囲の住民に避難勧告をして万一の事故に備えることになっています。

先頃、安倍首相が日米開戦の火ぶたが切って落とされたハワイの真珠湾を来訪することが伝えられましたが、地元浜松にも76年を経てまだ戦争の爪跡が残っていたことに深い感慨を覚えます。

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2016年12月16日 (金)

オスプレイの不時着について

事故についての続報はあまり出て来ませんが、政治家たちの思い込みによる決めつけ発言が渦巻いています。翁長知事は例によって「欠陥機」発言と「配備撤回」を要求していますが、オスプレイに致命的な欠陥は見つかっていませんし、旧式になった輸送ヘリを代替した機体なので、今更旧型機に戻すことこそ危険です。

今回の不時着は空中給油訓練の際に発生したものですが、軍用機が空中給油するのはヘリコプターを含めて世界中の軍隊で行なわれており、沖縄の米軍だけが特別に行なっている運用方法でないことをまず理解する必要があります。

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オスプレイの空中給油のイメージ図です。給油機から伸びたホースの先端のドローグをオスプレイ先端のプローブでキャッチして給油を行ないます。今回は位置取りのミスでホースがローター(プロペラ)に接触して破損したものです。

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こちらはヘリコプターへの空中給油のイメージ図です。ヘリコプターはローターが機体よりも前方に張り出しているので、オスプレイよりもはるかに給油時の接近がデリケートです。もしこの状態で機体が降下してしまえば即ローターがホースに接触してしまいます。

しかし、この一見困難なヘリコプターへの空中給油は通常一般的に行われています。これに比べればオスプレイへの給油について特段の危険性があるとの指摘は的外れです。

昨日の記事にも書きましたが、残念ながら航空機には一定の割合で事故が発生しています。思い込みの強い政治家たちはオスプレイは危険だと決めつけていますが、実は市街地上空を日常的に飛行しているヘリコプターも随分墜落事故を起こしています。

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ここ10年ほどの死亡事故を起こしたヘリコプターの墜落事故を国交省の資料から抜き出したもので、死者の出なかった墜落事故は除外しています。ピンクに色付けしたのが市街地での事故です。注目すべきは12件中4件が市街地上空で発生しています。幸い地上での二次被害は発生していませんが、これだけの死亡墜落事故が発生していることを認識した上で、航空機の安全運航について論議すべきだと考えます。

また防災ヘリや自衛隊ヘリは災害時には悪条件でも飛行しますが、これも日常的に厳しい訓練を積み重ねているからこそで、事故そのものを肯定する訳ではありませんが、オスプレイの事故もこうした訓練の中で起きたものであることを認識しなければなりません。

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2016年12月15日 (木)

オスプレイ事故はローターブレードの損傷が原因

名護市沖にオスプレイが不時着した事故の発生当時の様子が明らかになってきました。事故は他のオスプレイと共に、空中給油訓練中に発生したものです。オスプレイは機首右側に設置された受油用プローブに、空中給油機から伸びたホースに取り付けられたドローグをセットして空中給油を行ないます。

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先端に長く伸びているのがプローブです。 (在日米軍海兵隊HPより)

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空中給油の様子 (在日米軍海兵隊HPより)

オスプレイはローターブレードの直径が大きいので給油ホースを切断してしまいそうに見えますが、上の写真のようにプローブがローターブレードよりも前方にあるので特に空中給油が危険な機体ではありません。これまで給油時にこのような事故は発生していなかった筈です。今回は何らかの事情によってドローグが所定の位置よりもローターブレードに接近してホースを切断、ブレードが破損して正常な飛行ができなくなったもので、なんとか基地に戻ろうとしましたが、市街地に墜落する恐れがあったことから止むを得ず海上に着水する方法を選んだようです。

尚、防衛省は今回の事故を不時着としていますが、これは当初米軍からそのような連絡(「landing in shallow water」 浅瀬への着陸)が入ったことや、自衛隊ではパイロットの意思によって着地・着水させるのが不時着、機体がコントロール不能になって着地・着水したのが墜落との判断をしており、今回機体が大破しながら死者がでなかったことからもコントロールされた着水との判断をしていることによるものです。

この事故に関し、各地自治体の首長などがオスプレイを極めて危険な機体などとコメントしていますが、発生の状況を見る限り機体特性との関連性は考えられません。また、空中給油は海上で行ないますので、万一事故が起きても陸上に被害が及ぶことはありません。正式な事故報告が出るまで、感情論で事故を語るのは避けた方が賢明かと思います。

参考までに2010年以降に国内で発生したヘリコプターの墜落事故は5件で合わせて12名が死亡しています。オスプレイを危険だと言うのなら、事故件数・死亡者数から見ても日常的に市街地上空を飛行しているヘリコプターの方がはるかに危険だと言うことになってしまいますが、何故かその手の主張は聞いたことがありません。不思議なものです。

・追記 上記墜落事故は民間機(自治体保有機を含む)だけのもので、2012年に海上自衛隊のSH-60J哨戒ヘリコプターが護衛艦に接触して着水、水没してパイロット1名が死亡しています。

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2016年12月14日 (水)

名護市沖でオスプレイが不時着水

昨夜午後9時30分頃、沖縄県名護市安部沖に米軍キャンプシュワブ所属のオスプレイ1機が不時着し、大破しました。この事故で乗員5名の内2名が負傷しましたが、全員米軍の救難ヘリに収容されました。現時点まで事故の詳細は明らかにされていませんが、通常は搭載していないゴムボートが搭載されていたとの情報があることから、夜間のヒーローキャスト訓練を行なっていたものと見られます。

ヒーローキャストとは敵地潜入などのため、海面近くを飛行するヘリコプターから兵士が海面めがけて飛び降りることで、陸上自衛隊の西部方面隊でも実施されています。ヒーローキャスト訓練そのものは夜間に限って行なうものではありませんが、有事の際に行うには、相手に発見されないように夜間に行なう方が成功の確率が高まります。

海兵隊は常に実戦に備えた訓練を行なっていますので、今回もそれに準じた訓練だったと思います。この訓練では兵士の安全のため低速、低高度で行なう必要がありますが、夜間目標物の無い海上を飛行するのはそれなりの練度が必要です。にもかかわらず事故を起こしてしまったのは機体の異常か、パイロットの操縦ミスと思われますが、現時点での原因は不明です。

今回の事故に関して、「市街地での事故が心配」との声が上がっていますが、この種の訓練は海上で行なわないと意味がなく、市街地では当然行いません。また、稲田防衛大臣が米軍に飛行停止を要請しましたが、米軍自身が事故の詳細を把握するまで飛行を再開することはなく、却ってこのような申し入れをすることで国民の不安を煽ってしまうことになってしまうので、かなり拙い対応と言わざるを得ません。申し入れは早期の原因究明と再発防止で十分でした。

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事故を起こしたのと同型のMV-22オスプレイ  防衛省の資料より

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2016年12月13日 (火)

すわ一大事?

数日前からちょっと体調を崩していましたが、本日未明から突然猛烈な下痢に見舞われ、何度かトイレを往復する羽目になりました。幸い嘔吐や発熱はなかったのですが、このところノロウィルス流行のニュースを聞いていましたので、症状が出ないかハラハラしていました。

朝起きても状況が改善しなかったので、私にしては珍しく朝食を絶食して内科を受診しました。やはり発熱や嘔吐がないことから、風邪が胃腸に入ったのではないかとの見立てで、漢方薬の胃腸薬を処方されました。とりあえず重大な病気ではないことが分かったので安心して帰宅、胃腸薬を服用しましました。すると・・・・・。

あんなにひどかった下痢が1回の服用でピタリと止まってしまいました。元々あまり胃腸が丈夫ではないので、良く市販の胃腸薬のお世話になっているのですが、これほど劇的に整腸の効果が表れたのは初めてです。漢方薬も馬鹿にできません。何にしても、これで今夜はぐっすり安眠できそうです。

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2016年12月12日 (月)

高梨沙羅がW杯47勝目を上げ歴代2位に

ジャンプ女子ワールドカップ第4戦で高梨沙羅が今季3勝目を上げ、通算優勝回数を47回として鳥人ニッカネンを抜き、男女通産歴代単独2位となりました。優勝回数1位はオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアーの53回ですが、このままいけば更新するのは時間の問題と思われます。女子のワールドカップがスタートしたのが2011年ですから、わずか5年余りでこれだけの優勝回数を達成したことになります。

ただ驚いているのは大変な快挙なのに、マスコミでそれほど大きく取り上げられていないことです。日本の女子で優勝しているのは高梨のみ、優勝回数2位がサラ・ヘンドリクソンの13回なので、いかに高梨の成績が群を抜いているかが判ります。恐らくこのような選手は2度と出現することはないと思われます。現時点でも十分国民栄誉賞に値すると思いますが、通算54回達成の暁には授与されるのが当然だと考えます。いやあ、とにかく本当にすごい。

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2016年12月11日 (日)

宮古海峡上空で日中がひと悶着

防衛省の発表によれば10日午前、宮古海峡を中国軍の航空機6機が太平洋に向けて通過し、その後Su-30 2機が反転して中国方面に向かいました。空自はF-15戦闘機をスクランブル発進させ対応しました。

ちょうど那覇基地では航空祭が開催されており、来訪者の情報によればこの時F-15J戦闘機が合計10機、E-2C早期警戒機1機がスクランブルで発進して行ったと言うことです。通常のスクランブルであれば、ここまでの対応はしないので、おかしいなと思っていたら、実はどうもひと悶着あったようです。

昨夜になって中国国防省が「宮古海峡から西太平洋に向かう定例の遠洋訓練をしていた中国空軍機に対し、日本の航空自衛隊のF-15戦闘機2機が接近し、「妨害弾」を発射し中国側の安全を危うくした」と発表しました。

「妨害弾」とは、赤外線追尾ミサイルの攻撃をかわすため機体の周囲に放出する燃焼体で、通常フレアと呼ばれています。相手機に接近して発射する短距離対空ミサイルは、ほとんどがこの方式です。また、地上発射の短距離対空ミサイルも概ねこの方式なので、敵対勢力が潜んでいる可能性のある空港に着陸する輸送機などは、着陸寸前に盛大にフレアを放出しています。

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         平成28年度防衛白書より

写真を見てわかる通り、放出されたフレアは重力で自然落下して行くので、もしこれで安全が脅かされたとしたら中国軍機がよほど自衛隊機に接近して来たことになり、そちらの方が危険です。中国軍機の異常接近はたびたび問題となっていますが、防衛省も証拠映像を積極的に公開すべきだと考えます。

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2016年12月 9日 (金)

日産ノートが11月新車販売でトップに

日産ノートが11月新車販売台数の1位になったそうです。販売台数は15784台で、2位はトヨタのプリウスで13333台でした。ノートが好調だったのは新たにラインナップされたEVモデルのe-POWERが大きく寄与したからで、販売台数の内、7割以上がe-POWERとなっています。

e-POWERはエンジンを搭載したハイブリッドタイプですが、エンジンは充電にしか使用されず、走行は全てモーターで行ないます。また、充電用のバッテリーは大変小型で、必要分だけを充電する仕組みなので、搭載のスペースは最小限で済むようになっています。気になる走行性能ですが、モーターの特性として始動時に最大トルクが発生するため、モーターだけでも力強い走行が可能だと言うことです。

日産はこれまでHVの分野で遅れを取っており、EVに注力していましたが走行距離や充電スポットの問題で販売台数は限定的でした。e-POWERは外部からの充電の必要はなく、これまでの問題点が払拭されたことがユーザーに受け入れられたと思われます。今後は他社のHV車両との販売競争が激化することが予想されますが、製品の性能が向上することは消費者の利益となりますので、今後の展開が楽しみです。

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2016年12月 8日 (木)

高知沖に米軍F/A-18が墜落

昨日午後6時44分頃、航空自衛隊が墜落時にパイロットが航空機から脱出する際に発信されるベイルアウト信号を受信しました。墜落したのは米軍岩国基地所属の海兵隊F/A-18で、岩国を離陸した後、2機で高知沖で戦闘訓練を行なっていたと言うことです。事故後直ちに自衛隊機7機、艦船4隻を派遣して懸命の救難活動を行なっていますが、8日午前9時現在、パイロットは発見されていません。

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F/A-18の派生型である電子戦機EA-18Gです。

艦載機の事故と言えば、4月に中国のJ-15戦闘機が「飛行操縦制御装置の故障」が原因で墜落パイロットが死亡する事故があったことが、8月に公表されていますが、11月にはロシアの空母アドミラル・クズネツォフに着艦しようとしていたMig-29Kが、先に着艦した機体が拘束用のアレスティングワイヤーを切断したことから、空中待機を強いられ、燃料切れで墜落していましたが、今月4日には今度はSu-33がやはり着艦時にアレスティングワイヤーを切断してしまい墜落する事故を起こしています。幸い二つの事故ではパイロットは無事救出されていますが、海上で航空機を運用することには多くの危険が伴います。

ところで強制的に機体を停止させるアレスティングワイヤーをひっかけるアレスティングフックは陸上運用機であるF-15やF-2戦闘機にも装備されています。これは緊急時に期待を確実に停止させるためで、実際に機体トラブルを起こしたF-15が小松基地に緊急着陸した際に使われたようです。

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戦後初の国産ジェット戦闘機F-1のアレスティングフックです。

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2016年12月 7日 (水)

我が国の空母保有について

空母とは航空母艦の略で、飛行甲板を備え航空機運用能力を持った艦船のことです。第二次大戦前、航空機による艦船への攻撃の有効性を認識した各国はやがて来るであろう次の大戦に備えて空母の建造を行ないました。但し、艦載する航空機も合わせて開発しなければならなかったことから、第二次大戦で空母を運用したのは日本・米国・英国・仏国の4か国だけでした。特に日本海軍の真珠湾攻撃が大きな成果を収めたため、各国は空母の有用性について認識を新たにし、空母保有は非保有国の悲願ともなりました。

我が国は第二次大戦で焦土と化し、陸・海軍は武装解除されて解体されました。戦後しばらくは占領下におかれ、米国の意向もあって非武装の状態が続きましたが、朝鮮戦争の勃発により準軍事組織の警察予備隊が組織され、いくつかの改変を経て自衛隊の創設となりました。

海上自衛隊は創成期から空母の保有を目指していました。当時は東西冷戦の最中で、旧ソ連の潜水艦を探知する哨戒ヘリの母艦としてヘリ空母を運用する構想を考えましたが、当時の政治状況ではそれも適わず、護衛艦の後部甲板にヘリを搭載するヘリコプター搭載型護衛艦となりました。

その後、長い年月を経て全通甲板を持ったおおすみ型輸送艦、ヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが型を経て、より大型のいずも型ヘリコプター搭載護衛艦を保有するに至りました。この間、空母保有については「攻撃型空母の保有は憲法上許されない」との政府による国会答弁があり、専守防衛の我が国では、陸上基地からの航空機運用で事足りるので空母は不要とされて来ました。

ところが軍事技術が進歩し、米国・英国・仏国が独占していた空母保有国にロシアや中国が加わるようになりました。また、ミサイル技術の発達により、自国領土・領空から我が国の空自基地を攻撃できるようになりました。これによって、いかに最新鋭の戦闘機を備えていても地上にいる間に攻撃されれば、基地そのものが無力化されてしまうこととなりました。

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航空自衛隊の戦闘機が配備されている7つの基地ですが、千歳、那覇の両基地は周辺国に近い位置にあるのが判ります。

そこで思い起こされるのが空母です。空母は海上を自由に航行できますので、陸上の基地と違ってGPSを使ったミサイル攻撃の心配がありません。例え、ある地域の空自基地が使用不能となっても、それをカバーして航空機を運用することができます。

ここで問題になるのが「攻撃型空母は保有できない」との政府見解です。見解では「攻撃型空母」としていますので、攻撃型でなければ良いとの解釈も成り立ちますが、そもそも空母でなければ問題はないとの理屈が思い浮かびます。政府は離島防衛の構想の中で、米国に倣って強襲揚陸艦の保有を検討しています。米国の強襲揚陸艦は最大で20機の航空機を搭載可能ですが、戦闘機20機は空自の1飛行隊に匹敵する規模です。つまり、強襲揚陸艦に艦載すれば実質空母と同様の航空機の運用が可能になると言う訳です。

強襲揚陸艦と言うと他国に侵攻するイメージがありますが、航空機運用能力を持つ揚陸艦を指す言葉で、必ずしも他国に侵攻する装備と言うことではありません。これまで米国海兵隊は強襲揚陸艦に垂直離着陸機のハリアー攻撃機を搭載していましたが、ハリアーは設計が古く、現在の戦闘機相手では荷が重くなっています。そこで、今後は最新型のF-35Bに更新することになっています。

自衛隊には様々な制約がありますが、我が国の安全保障を考えた時、戦闘機搭載能力を備えた揚陸艦の保有も選択肢の一つと考えます。果たして実現する日は来るのでしょうか。

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ヘリコプター運用のため、空母のような姿をしている護衛艦「ひゅうが」です。

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2016年12月 6日 (火)

安倍首相がハワイ真珠湾を訪問

昨夕、NHKのローカル番組を見ていたら54分からは東京からの放送ですとアナウンサーが言ったので、てっきり天気予報だと思っていたら、安倍首相の会見でした。例の国会審議の関係かと見てたら、今月26、27日にハワイを訪問してオバマ大統領と会談、その後真珠湾を慰霊に訪れるとの内容でびっくりしました。

会見でも触れていましたが、今年は伊勢志摩サミット終了後にオバマ大統領が、現職大統領として初めて原爆ドームを訪問し、改めて核廃絶に向けての決意を表明しました。その時、米国内から安倍首相も真珠湾を訪問すべきだとの声が多数上がりましたので、これに応える意味合いもあったのではないかと思います。ただ、オバマ大統領としては、強いられた形で訪れるべきではないとの考えをもっているとのことで、慎重にその機会を探っていましたが、オバマ大統領の任期もわずかとなり、最後の機会として訪問を決断したのだと思います。

75年前の1941年12月8日、日本は国力が70倍以上大きな米国を相手に第二次大戦に突入し、真珠湾を空母機動部隊で攻撃しました。戦争に至る過程については双方にそれぞれの事情があり、どちらか一方が正しくて、どちらかが悪いとは一概に言えませんが、結果として双方に多大な犠牲者が出て、我が国は焦土と化して敗戦に追い込まれました。

今日安全保障において、「抑止力」と言う概念がありますが、ABCD包囲網によって、追い詰められた当時の日本は70倍以上の国力を持つ米国に対して全面戦争を仕掛けた訳で、相手を力でねじ伏せようとしても、絶対的な優位は存在しないことを改めて心しなければなりません。

安倍首相のハワイ訪問が成功裏に終わることを期待します。

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第二次大戦で日本軍の主力戦闘機となったゼロ戦、浜松エアパークにて。

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2016年12月 5日 (月)

川内優輝が激走

昨日の福岡国際マラソン、市民ランナーの川内優輝が日本人最高の3位でゴールしましたが、素晴らしい走りでした。

本当は定時放送を見るつもりでしたが、マラソンの特別番組だったので、それほど注目はせずに見ていました。中盤までは第一グループに入っていましたが、ペースメーカーが先頭を走っているので、レース展開が面白くありません。しかも川内が給水に失敗したり、事前のトレーニングで故障していたとの情報もあって、悲観的な気持ちが大きくなるばかりで、いずれ脱落するだろうと思っていました。

予想通り、途中から第二グループに下がってしまい、しかも表情は苦しそうに顔をゆがめています。しかし、ここからが本領発揮で、先頭グループを追走します。そして5位から4位へと順位を上げ、ついには3位にまで上がりました。その間、形相は相当険しくなっていましたが、平和台陸上競技場が近づくにつれ、沿道からの声援が多く飛ぶようになり、表情が和むのが判りました。

あわよくばと思いましたが、結果は3位のまま2時間9分11秒で、自己ベストの更新はなりませんでしたが、日本人トップでゴールしました。マラソンは良く人生に例えられますが、昨日のレースを見ていると、本当に日本人に向いた競技だなあと思えてなりませんでした。

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2016年12月 4日 (日)

高梨沙羅がW杯今季開幕戦で圧勝

いやあ、もう別格としか言いようがありません。女子スキージャンプ・ワールドカップ開幕戦で、高梨沙羅が優勝し45勝目を上げて優勝記録を更新しました。一昨年は距離が伸びずに低迷し、個人総合優勝を逃しましたが、昨年は復活して17戦中14勝し、優勝回数を44勝に伸ばしていました。

高梨は身長152cmと小柄なため、ルール上スキー板が短く規制されて飛距離で不利な立場ですが、それを技術でカバーして大柄な外国人選手を上回る飛距離を出しているのですからあっぱれと言う他はありません。スポーツ選手の場合、成長に伴って骨格と筋肉のバランスが崩れ、フォームが崩れることがありますので二十歳になって今季の成績が心配でしたが、2本とも距離を揃えて初戦で見事優勝しました。

ワールドカップ優勝回数の2位は米国のサラ・ヘンドリクセンの13回、男子ではフィンランドのあのマッチ・ニッカネンが46回ですから、いかに高梨が突出して強いのかが判ります。男子の優勝回数1位はオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアーの53回なので、あと8勝で追いつく計算ですが、高梨の年齢を考えれば十分達成可能と思われます。果たしてどこまで記録を伸ばすのか、頼もしくも末恐ろしい選手です。

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2016年12月 2日 (金)

我が国もTHAAD導入か

1998年、北朝鮮の弾道ミサイルテポドンが日本列島上空を通過して太平洋に落下しました。慌てた日本政府は米国から弾道ミサイル防衛用ミサイル導入を決め。2007年にPAC3を入間基地に配備し、北朝鮮からの弾道防衛に備えました。

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PAC3発射機とPAC3の実物大模型です。

現在PAC3は全国6個の高射群、24高射隊に配備されていますが、最大射高15Km、射程20Kmと防御できる範囲が極めて狭いのが泣き所です。そのため来年度予算で性能を拡大したPAC3MSEを導入しようとしています。MSEの性能については公式の数字が明らかではありませんが、最大射高が20Km程度、射程は倍の40Kmとされていますが、それでも迎撃できる範囲は下図の通りです。

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赤い丸が高射隊の配備された場所で、青い丸がPAC3MSEの射程の範囲です。
但し、PAC3は移動させることが可能なので、必要に応じて重要拠点周辺に展開させることが可能なので、この図の範囲しか防御できない訳ではありません。

※高射隊は一つの基地に2つの高射隊が配置されている場合があるので、赤丸の総数は24個になっていません。

現在は海上のイージス艦からSM-3ミサイルで高度500Km付近で迎撃し、撃ちもらしたものを地上のPAC3で迎撃すると言う2段構えですが、いかにも防衛できる範囲が狭すぎます。そこで、以前からもっと上空で迎撃が可能なTHAADミサイルの導入が検討されていましたが、導入コストが多大になることから具体化しませんでした。

ところが、今年になって北朝鮮の弾道ミサイルの発射が常態化したことや、これを受けて韓国がTHAADの配備を認める決定をしたことから我が国も本格的な導入の検討に入り、稲田防衛相が実戦配備中の米軍グアム基地に視察に行く予定でしたが、国会会期の延長によって中止となってしまいました。

ではTHAADの射程はと言いますと射高が70Km~150Km、射程が200Kmとなっています。射高が70Km以上となっているのは弾道ミサイルを捉えるセンサー(シーカーと言います)が赤外線を使用しているため、大気密度が高いと空気の摩擦で高温となってしまい、迎撃できなくなるからです。では、THAADの射程を地図で見てみますと。

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PAC3の射程はほとんど点に近かったのに、THAADは面であることが良く判ります。従来、範囲外だった京阪神地区もカバーでき、広範囲の防衛が可能となり、北朝鮮の動向を受け、あわてて部隊を緊急展開させる必要はなくなります。

THAADの配備が正式に決まった訳ではありませんが、現在のSM-3に頼らざるを得ない状況から、実質的な2段構えの防御態勢が可能となりますので、早期の導入が望ましいと考えます。

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2016年12月 1日 (木)

覚醒剤の恐怖

歌手のASKAこと宮崎容疑者が覚醒剤取締法違反で再び逮捕されましたが、直前の異常行動について連日マスコミガ伝えています。逮捕の直接の原因となったのが、宮崎容疑者自身からの盗聴・盗撮を訴える110番通報でした。覚醒剤を常習的に摂取していると、被害妄想に陥ったり、幻覚に襲われるようになると言うことですが、宮崎容疑者の行動はまさにそれを裏付けるような異常さでした。

そもそも犯罪に手を染めていれば、本能的に警察を避ける筈ですが、あろうことか自ら警察に通報するのですから、覚醒剤に精神が完全に支配されていたことが窺えます。しかも、自らマスコミに接触して自身の潔癖を大真面目で訴えるのですから、その深刻さが判ります。

覚醒剤で罪に問われた人の内、50歳以上では再犯率88%に上るそうですが、宮崎容疑者もその中の一人となってしまいました。前回の逮捕で多くのものを失い、新たなスタートを誓ったはずなのに、わずかの間に再びクスリに手を出してしまったようですが、これこそが薬物乱用のこわさです。

前回の逮捕では初犯と言うこともあって、執行猶予の付いた有罪判決でしたが、かえってそれが仇となった模様です。覚醒剤のこわさは、もう大丈夫だろうと思っても、ひょんなことから再び手を出してしまうことです。今回の事件は、改めて覚醒剤の恐ろしさを教えることとなった訳です。

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