日産ノートが11月新車販売でトップに
日産ノートが11月新車販売台数の1位になったそうです。販売台数は15784台で、2位はトヨタのプリウスで13333台でした。ノートが好調だったのは新たにラインナップされたEVモデルのe-POWERが大きく寄与したからで、販売台数の内、7割以上がe-POWERとなっています。
e-POWERはエンジンを搭載したハイブリッドタイプですが、エンジンは充電にしか使用されず、走行は全てモーターで行ないます。また、充電用のバッテリーは大変小型で、必要分だけを充電する仕組みなので、搭載のスペースは最小限で済むようになっています。気になる走行性能ですが、モーターの特性として始動時に最大トルクが発生するため、モーターだけでも力強い走行が可能だと言うことです。
日産はこれまでHVの分野で遅れを取っており、EVに注力していましたが走行距離や充電スポットの問題で販売台数は限定的でした。e-POWERは外部からの充電の必要はなく、これまでの問題点が払拭されたことがユーザーに受け入れられたと思われます。今後は他社のHV車両との販売競争が激化することが予想されますが、製品の性能が向上することは消費者の利益となりますので、今後の展開が楽しみです。
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