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2016年12月27日 (火)

空母「遼寧」は南シナ海に

25日に宮古海峡を通過した中国海軍の空母「遼寧」ですが、太平洋上で飛行訓練を行なうかと思われました。しかし台湾国防部によれば、台湾を周回してバシー海峡に入り、26日午前9時に台湾本島南端から90海里(約167Km)を通過し、そのまま西進して南シナ海に向かって航行していると言うことです。Photo_2

遼寧の航路を青の点線で表してみました。こうして見ると前回、中国軍機が飛行したコースをなぞっているように見えます。恐らく、中国が主張する第一列島線を意識したもので、この内側が自分たちの勢力範囲だと言うことを、国内的にアピールするのが目的と思われますが、国際的に認められるはずもありません。

また、太平洋上で飛行訓練をしなかった理由ですが、「遼寧」の原型となったロシアの空母「アドミラル・クズネツォフ 」で一か月の間にアレスティングワイヤーの切断事故が2回も発生し、これが原因で1機が水没、1機が上空待機中に燃料切れで墜落する事故を起こしています。陸地から離れた洋上で、このような事故が起きた場合に艦載機を安全に着陸させることができなくなるので、自国領土から離れた海域での飛行訓練を自粛したのではないかと思います。ただ、そうであれば、何のための空母かと言う根本的な問題に突き当たってしまいます。

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