米国内のテロ死者数の実態
トランプ大統領は米国内でのイスラム系テロリストによるテロを防止するとして、イスラム圏7カ国からの入国を停止する大統領令に署名し、世界中で混乱を引き起こして各地で抗議行動が多発する事態となっています。
では、さぞ米国内でテロが多発しているのだろうと統計を見てみると、以下はCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の2005年から2014年までの10年間の平均の死者数です。
・イスラム聖戦主義の移民による殺人 2人
・極右テロリストによる殺人 5人
・全てのイスラム聖戦主義者による殺人 9人
・武器を持った幼児による死者 21人
・落雷による死亡 31人
・芝刈り機による事故 69人
・バスによる交通事故死 264人
・ベッドからの転落死 737人
・アメリカ人による銃を使った殺人 11、737人
・肥満が原因の死亡 154、884人 (2000年から2005年の平均)
この統計によれば全てのテロによる死者数は年平均で16人ですが、銃による殺人の犠牲者はその733倍の11737人です。銃を社会に野放しにしている方がはるかに問題だと思いますが、自動車の問題もそうですが、彼のやることはどこかピントがズレています。
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