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2017年2月24日 (金)

F-35は高いのか

航空自衛隊は老朽化したF-4ファントム戦闘機を更新するため、ステルス戦闘機のF-35Aを42機導入することを決め、複数年度に分けて米国と購入契約を結んでいます。F-35は米国の空軍・海軍・海兵隊が使う航空機を同一の機体として、開発コストを抑える目的で開発が開始されましたが、それぞれの運用の要求が異なったことから開発費が高騰し、機体価格も当初の想定を上回っています。

我が国が最初に完成機で輸入する4機は一機96億円でしたが、それ以降の機体は国内で組み立てを行なうこともあり、平成25年度の契約で140億円、26年が159億円、27年が172億円、28年が181億円と上昇し、割高だとか、米国に足元を見られて吹っ掛けられているのでは、と批判されています。しかし、最近になって29年度の納入費が158億円から148億円に引き下げられました。

これでもまだ高いと感じる人がいるかもしれませんが、F-35がステルス機であることやその最新のセンサー技術を考えれば決して高いとは言えません。また、我が国は武器輸出三原則の問題で、F-35の国際共同開発に参加していません。一説には現時点の開発費は551億ドル(約63兆円)とも言われており、参加国は応分の開発費を負担しています。仮に5000機が製造されるとして一機当たりの開発費は126億円にも上ります。更に国内生産分の部品の一部は国内で生産され、一旦米国に買い上げられる形になります。これを考えれば、開発費の負担なしに購入できる点と合わせ、大変お買い得な機体と言えるのです。

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飛行中のF-35A。 (出典:防衛省)

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