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2017年2月16日 (木)

ニコンが予定していたカメラの発売を中止

ニコンがカメラショーで発表し、当初昨年6月に発売を予定していた高級コンパクトデジカメ「DL」3機種の発売を中止すると13日に発表し、ファンの間に波紋が広がっています。ニコンDLは1型の撮像素子を使用した高級コンデジで、高画質の写真を撮りたいマニア層を狙った商品でしたが、発売直前になって画像処理用ICに不具合が見つかったとして発売を延期していました。その間、開発費がかさんだことや当初見込んだ販売数が見込めないと判断し、今回の発表となったものと思われます。予定価格は10万円前後と予想されていました。

スマートフォンの普及により、低価格帯のカメラの販売台数が大幅に落ち込んでいることから、各社は特色を持った製品に力を入れていますが、その一つが高級コンデジ路線です。通常1/2.3型の撮像素子を使うところに大型の撮像素子と大型のレンズを使って、高画質を実現するものですが、結果として高価格となります。一方で一眼レフはこうした高画質カメラの追撃を受けて、より高機能な商品と低価格の2極化が進んでいます。また、ミラーレス一眼もじわじわとシェアを増やして来ており、そうした中で高級コンデジが独自の地位を築くのは厳しい状況下にあったとも言えます。

Xz1

高級コンデジの先駆けとなったオリンパスのXZ-1です。1/1.63型のCCDを使い、当時としては画期的なF1.8の大型レンズを搭載し、ボディはマグネシウム合金製で一般的なコンデジとは明らかに一線を画したカメラでした。価格も入門用一眼レフがキットレンズ付きで5万円以下で買えるところ、破格の5万9800円程でした。

Xz

XZ-1は胸ポケットに入る高級機との触れ込みでしたので、ファインダーはありませんでしたが、別売りの電子ファインダーを付けると明るい所でも難なく撮影することができるようになります。

Xz1_2

XZ-1は2011年2月の発売でしたので、あれから6年が経っていますが今でも少しも色褪せるところはありません。今回のニコンDLの発売中止は大変残念ですが、使い捨てでなく末永く愛用できるカメラが、これからも世に出続けることを望みたいと思います。

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