« 自動ブレーキ義務化見送りか | トップページ | 中電が安倍川に水力発電所 »

2017年3月 3日 (金)

中国軍機が過去最多機数で宮古海峡を通過

民進党が国会で首相夫妻の揚げ足取りに腐心している頃、着々と軍事力の増強を進める中国軍が沖縄南西地域で我が国の防衛識別圏内で軍事行動を行ないました。

防衛省の発表によれば、2日の午前から午後にかけてY-8早期警戒機1機、爆撃機と推定される中国軍機6機、、戦闘機と推定される中国軍機6機の合わせて13機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過しました。中国軍機13機の飛行は過去最大となる機数です。またこの日はミサイル駆逐艦2隻、フリゲート艦1隻の通過も確認されており、対艦攻撃訓練、対空防御訓練が行われた可能性が考えられます。

Photo

緑の枠線が我が国の、赤い枠線が中国が東シナ海に設定した防衛識別圏で、赤の点線が中国軍機の進路です。中国が台湾に侵攻する場合、台湾に近い沖縄以西の離島の存在が邪魔になると考えられるので、有事には武力制圧することを想定しての演習の一環である可能性があります。

今回の発表で大変不思議なことがあります。それは昨年12月10日に今回と同じく中国軍機6機が通過した際は6機全ての機種名を公表し、写真も添付していました。ところが今回は爆撃機・戦闘機と推定される中国軍機と機種名を公表していません。これは極めて異例です。

Su30

中国軍のSu-30戦闘機 (出典:防衛省報道資料)

12月10日に公表された中国軍のSu-30戦闘機です。この時も指摘しましたが、なぜか当日の撮影ではなく、11月25日に撮影したものを改めて発表していて、10日飛行分の写真は公開されませんでした。通常防空識別圏に相手機が接近した場合、空自はスクランブルをかけて領空侵犯をしないよう警戒にあたります。そして、相手機に接近して目視で機体を確認し、撮影をして一定の要件を満たした場合に公表されますが、通常戦闘機について発表されることは極めてまれです。

H6

中国軍のH-6爆撃機 (出典:防衛省報道資料)

しかし、爆撃機については通常公開されるのが常なので、今回に限り写真はおろか機種名まで公開されないのは極めて異例です。

|

« 自動ブレーキ義務化見送りか | トップページ | 中電が安倍川に水力発電所 »

コメント

中国軍機ですが、戦闘機が海軍型のSU-30MK2、爆撃機が同じく海軍型のH-6Gで共に対艦攻撃能力を備えているため、自軍の駆逐艦とフリゲートを相手に対艦攻撃訓練をしたのではないかとの観測が出ています。

特にこの事実を国民に隠す必要など無い筈ですが、防衛省がどうしてこの事を公表しないのか、不思議でなりません。

投稿: 雨辰 | 2017年3月 3日 (金) 23時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/171584/64964304

この記事へのトラックバック一覧です: 中国軍機が過去最多機数で宮古海峡を通過:

« 自動ブレーキ義務化見送りか | トップページ | 中電が安倍川に水力発電所 »