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2017年4月 4日 (火)

嘉手納基地のF-15戦闘機の無償貸与の検討を

先月27日の記事で、米軍が経費削減のためにF-15C/D戦闘機の早期退役を検討していることを取り上げましたが、私が予測したF-35Aへの切り替えではなくF-16Cへの切り替えであるようです。わが国には沖縄の嘉手納基地に約50機のF-15C戦闘機が配備されており、これがF-16Cに置き換えられれば年間の飛行時間を200時間とした場合に、年間223億円の節約になります。

米国は退役した航空機はアリゾナ州にあるデビスモンサン基地にモスボール(再使用できる状態で保管すること)していますので、こちらで保管されることになると思われますが、実際には現役に復帰することはまず考えられません。いわゆる無用の長物と化す訳です。

であれば、その50機をわが国で無料で借りたらどうかと言うのが、私の提言です。F-15なら、そんなことをしなくても自衛隊で200機も持っているではないか、と言う声がどこからか聞こえそうですが、実はちょっと訳があります。

空自が保有しているF-15J戦闘機には大きく分けて2種類あるのです。見た目はほぼ変わりませんが、前期型のPre-MSIP機と後期型のMSIP機です。後期型のMISP機については近代化改修が行われ、能力が向上していますが、Pre-MSIP機については設計が古過ぎて、内部の配線からやり直す必要があり、大掛かりな工事が必要となるため、ほとんど手が付けられていません。つまり第一線で活躍できるMISP機が100機ありますが、旧式になってしまったPre-MSIP機が同じく100機ほどです。

Pre-MSIP機については何とか改修する案とF-35Aと更新する案がありますが、財源の問題をクリアするのに時間がかかります。そこで、F-35Aが導入されるまでの間、不要になったF-15Cを無償で借りて時間稼ぎをすれば良いではないかと言うのが提案の趣旨です。もっとも、当の米軍からF-16Cでは能力が足らないとする声が上がっていると言うことですから、すんなり退役するかは未定です。

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航空自衛隊のF-15J戦闘機。まだまだ我が国の主力戦闘機です。米軍の早期退役問題がどうなるのか、決着の行方が注目されます。

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