自衛隊が女性に戦車隊を解禁
男女平等の立場から安全保障分野への女性の進出が世界的に進んでいますが、自衛隊でも女性自衛官に陸上自衛隊の普通科中隊、戦車中隊などへの配置を開放し、全自衛隊で配置制限を事実上撤廃すると発表しました。
自衛隊ではこれまで海上自衛隊の護衛艦やパイロットへの規制が解かれ、既に女性の護衛艦艦長も誕生していますが、肉体的な負担や直接戦闘に直面する職種からは除かれていました。自衛隊としてはこれによって女性の入隊を促進する狙いがあるものと思われます。
以前ファミレスで隣の席にいた若い女性の一人が陸自の女性隊員で、訓練の厳しさを友人に語るのを素知らぬ顔で聞き耳を立てて聞いたことがありますが、いよいよ女性兵士が誕生するかと思うと感慨深いものがあります。
戦車兵は砲弾の運搬やキャタピラの修理など、力仕事がありますからどのように乗員を割り振るのか心配なこともありますが、米軍では既に女性が進出していますので、体格差はありますが、何とかなるのでしょう。
安全保障における緊張は高まる一方ですから、自衛官の定員は益々増えることになりそうですが、女性隊員が増えることによって男性隊員の応募も増えれば何よりです。
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