小型ロケットでの衛星打ち上げに再挑戦
JAXAは今年の1月15日に観測ロケットSS-520を使った小型衛星の打ち上げにチャレンジしましたが、電気ケーブルがショートするトラブルが発生し、打ち上げは失敗しました。当初打ち上げは一回のみとされていましたが、基幹システム外の単純なトラブルによる失敗だったことから再度チャレンジしたいとの意向が示されていました。
1月15日の打ち上げ時のSS-520 4号機。 (出典:JAXA)
7日にJAXAが公表したところによれば、再チャレンジは今年度中に行われ、予算は前回同様の5億円になると言うことです。
先日スペースX社のファルコン9ロケットが回収したロケットの再使用による打ち上げと再回収に成功し、将来的に打ち上げコストの大幅な引き下げが現実のものとなって来ており、低コストでの打ち上げについての期待が高まっています。JAXAの小型衛星も民生技術を多用した低コストを売りにしていますので、次回は是非成功して欲しいものです。
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