エベレスト最高齢チャレンジ登山者が急死
エベレスト(8848メートル)の史上最高齢の登頂記録に挑戦していたネパール人男性登山家ミン・バハドゥール・シェルチャンさん(85歳)が6日、エベレストのベースキャンプで死亡しました。医師によれば、心臓発作の可能性があるということです。
シェルチャンさんは2008年に76歳で登頂に成功、2013年に80歳の三浦雄一郎氏に塗り替えられるまで最高齢記録を保持しており、再度記録を塗り替えそうとチャレンジを続けていました。エベレストは高所のため、滑落などの行動中の事故だけでなく、健康な登山者でも肺水腫や脳浮腫などの高山病で命を落とすことがあります。まして高齢者ともなれば、それだけリスクが高まるので、こうした事故が起きても不思議はありません。
個人の意思で行なわれたことで、いわゆる自己責任の世界ですから誰を責めることもできませんが、先日の女子大生による7大陸と南北の局地の踏破、「エクスプローラーズ・グランドスラム」の最年少記録達成など最年少や最高齢を競う傾向は好ましいとは思われませんので、自身の技量や体調に合わせた行動に徹することが望ましいのではないでしょうか。
かく言う私は3000mでアップアップですが・・・。
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