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2017年5月 6日 (土)

巡航ミサイル導入を本格検討と報道

北朝鮮の弾道ミサイル発射や核開発に対処するため、政府が巡航ミサイルの導入について本格検討に入ったと共同通信が伝えました。巡航ミサイルについては、湾岸戦争でイラクに向けて数百発の巡航ミサイルが発射された映像のインパクトが余程強かったのか、北朝鮮が弾道ミサイルによる挑発を繰り返すたびに、策源地攻撃の手段を持つべきだとの意見が噴出し、決まって巡航ミサイルの保有が取り沙汰されています。

この場合の巡航ミサイルは米軍のトマホークを念頭に置いているようですが、トマホークは454Kgの通常弾頭で1、650Kmの航続距離がありますが、速度は880Km/hしかないので、レーダーで捕捉されれば、簡単に撃墜されてしまうと言われていますが、先日の米軍によるシリアの空軍基地への攻撃の際は59発全弾が命中したとされており、シリア軍は撃墜できなかったようです。

我が国は憲法によって、攻撃的な兵器の保有はできないことになっています。巡航ミサイルは主に相手基地を攻撃するのに使用する兵器なので、我が国は保有できないのではないかとされて来ました。これに対し、相手に一方的攻撃された場合に、相手の基地を攻撃して相手の攻撃力を奪うことが防御につながるのであれば、積極的防御として認められるのではないかとの考えがあります。実は、これこそが多くの国が自国防衛のために相手国の基地を攻撃する手段を持つことを容認する一般的な考え方です。

我が国では国民の安全よりもイデオロギーを優先して射程の長い兵器を持つべきでないとの考えがありますが、巡行ミサイルについては中国軍も多数保有しており、韓国軍も射程1000Kmとされる玄武3巡航ミサイルを保有していますので、北朝鮮のミサイルによる恫喝を受けている我が国が保有することに何ら問題はないものと思われます。

ちなみに発射に関しては日本海方面からを考えているようなので、艦船からの発射、又は哨戒機からの空中発射を想定しているものと考えられます。

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