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2017年5月30日 (火)

マダニ感染症予防について

近年西日本を中心にマダニが媒体となるウィルスによる感染症、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」による被害を伝えるニュースが増えています。最近も昨年平戸市で草刈り作業をしていた60歳の男性が9月に感染し、10月に入院先で死亡し公務災害に認定されたことが伝えられました。

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厚労省の資料から年代別の発生数と死亡率をグラフにしてみました。

このグラフから50代以上の患者から死亡者が出ていますが、それ以下の年代では死亡者が出ていないことが判ります。ただ、40代以下の発生数が少ないことから、十分なサンプル数とは言えず、発生数が増えれば死亡する患者が出ないとは言い切れません。

また高齢者の発生数が多くなっていることから、高齢化により免疫力が低下したとも考えられますが、山林に入る作業に従事している年齢が高齢者に偏っていることがありますので、一概に高齢者に感染者が多いとは言い切れないかも知れません。

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こちらは男女別の発生数と死亡率ですが、男女による患者数、死亡率に差は見られません。

ではこのようなマダニによる感染を防ぐにはどうしたら良いでしょうか。一番確実なのはマダニが潜んでいる草むらや山林に近寄らないことですが、私に周辺の過去のマダニに噛まれた事例を見てみると、休憩などで地面に腰を下ろした際にマダニに取りつかれてしまったように思われます。休憩時には地面や切り株に直接触れるのは避け、レジャーシートなどを敷いてその上に腰を下ろすのが良いと思います。また手足を極力露出しないことを心掛けることも大切です。

また、積極策として忌避剤を塗布するのも効果があるようです。私はヒル除けに「ヤマビルファイター」と言う噴霧式の忌避剤を使っていますが、ヒルだけでなくマダニにも効果があるようです。これは「ヤマビルファイター」の主成分のディートがマダニの忌避剤としても有効とされているからです。最近ではSFTS予防のため、ディートの濃度を高めたものが認可されているようですから、それらを使うことをお勧めします。

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