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2017年5月 4日 (木)

攻撃ヘリに女性パイロットが進出

先月、自衛隊はこれまで女性隊員の配置を制限していた配置制限を撤廃し、これまで受け入れていなかった陸上自衛隊の普通科への配置(いわゆる歩兵です)や戦車への乗務が解禁されましたが、攻撃ヘリのパイロットに転身中の隊員がいることが明らかになりました。

Ah64d

AH64Dアパッチ攻撃ヘリです。攻撃ヘリは対戦車ミサイルや可動式の機関銃を搭載し、機動力を生かして地上の敵を撃破する兵器です。かつては無敵の存在でしたが、携帯式対空ミサイルの発達により、地上からの攻撃に気を配ることが欠かせないようになりましたが、機動力で敵を圧倒できる強みは今も変わっていません。

自衛隊では長らく対戦車へりとしてAH-1Sを配備してきましたが、老朽化が進んだため、より高性能のAH-64Dに更新する計画を立てましたが、当初予定した性能を発揮できず、価格に見合わないことから、わずか13機で調達打ち切りとなってしまいました。その後、後継機については諸事情によって中断したままになっています。

Ah1s

初の女性パイロットになるべく訓練中のAH-1Sコブラ対戦車ヘリ。この女性は陸上自衛隊明野駐屯地(三重県伊勢市)の航空学校教育支援飛行隊に所属する半浴(はんさこ)仁美3佐で、これまで輸送ヘリのパイロットとして15年の経験を持っています。

Pa162549

真後ろから見たAH-1Sです。被弾を避けるため大変スリムに作られていることが判ります。大変優れた機体で陸自では90機を導入しましたが、老朽化によって既に30機ほどが退役しています。新たに女性パイロットが誕生しても、将来的に搭乗する機体が残っているのかが心配になりますが、陸自には何かプランがあるのでしょうか。

一つ考えられるのは、AH-64Dと次期攻撃ヘリの座を争ったAH-1Zの評価が高いことです。AH-1Zは米国海兵隊向けの機体ですが、AH-1Sの改良型で単発だったエンジンを双発にし、海上での運用に耐えられる仕様となっています。

離島防衛などで、ヘリコプター搭載護衛艦での運用も考えられる攻撃ヘリとしてAH-1Zはまさに打ってつけの機体ではないかと思われます。果たして妄想に過ぎないのか、女性パイロットの誕生と共に、次期攻撃ヘリの行方が気になります。

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