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2017年6月30日 (金)

顎の下のしこり その3

昨日は手術前の説明と言うことで、カミさん同伴で病院に行って来ました。主治医から手術について淡々と説明がありましたが、これまでの認識をひっくり返す重大なポイントが二つありました。

一つ目は石だけを摘出すると思っていましたが、左の顎下腺(顎のところの唾液腺)に腫瘍があり、顎下腺そのものを摘出して病理検査をすること。
二つ目は左の顎下腺は委縮しており、以前から機能していなかったと思われるとのこと。

いやあ、ぶったまげました。そもそもが唾液量が減少したと思い込んでいたのに、以前から減少していたこと。それによって引き起こされたと思っていた不快感は手術をしても回復しないし、唾液の量も変わらないと言うことです。

結石は痛みの元ですし、腫瘍も手遅れにならないうちに取り除くのは同意ですが、これって今聞く話ですかぁ?と言うのが率直な感想です。

手術を受けて元の健康体に戻れると思っていただけに、これはショックです。でも事実が変わる訳ではないので、次のことを考えるしかありません。

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2017年6月29日 (木)

大丈夫?

我が家の門脇にヒイラギが植わっています。ヒイラギの尖った葉は鬼も嫌がったと言うことで、災いを防ぐように縁起を担いで植えたものです。最近では他に高い木がなくなったこともあって、セミが良く止まるようになりました。

ところで今朝、窓の外を見ているとキジバトがこのヒイラギの木に良く止まっていることに気が付きました。なんだろうと思って見ると・・・・。

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なんと道路のすぐそばのヒイラギの木に巣を作っていました。

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道路からは丸見えで、しかも地面から2mあまり。これでは天敵のカラスや猫から巣が守れるようには思えません。あまりに無謀な巣作りです。できる限り見守りたいと思いますが、果たしてこの先、どうなりますことやら。

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2017年6月28日 (水)

動かぬ証拠

阿部首相が獣医学部新設を全国的に認めようと言い出すなど、加計問題で政権をじわじわと追いつめているような気がします。そもそも許認可の問題で、政治家の周辺の人物への特別待遇が疑われること自体が、政治の公平性の観点からアウトではないかと思います。獣医学部の新設も、1校のみに認めるそれまでの方針を突然無視したのでは、政権が好き勝手をしていると思われても仕方ありません。

首相は自分はそのようなことは指示していないと言っていますが、指示を受けた側近が官僚などに働きかけた疑いは濃厚です。今までは会話を記録したとされるメールや書面でしたが、ここに来て違う見方が出てきました。

それは例の豊田議員の暴言問題です。あの滅茶苦茶な暴言がICレコーダーに録音されていたのが致命的になりました。多分録音が公開されなければ、そんなことは言っていないと白を切っていたことでしょう。

これを見たら、もしかしたら、同じことを文科省が行っていたかも知れないと考えるのは当然です。事実週刊誌(週刊ポスト今週号)には内閣府の官僚が「政治家や秘書に働きかけを受けた場合は、身を守るためにICレコーダーで録音を取って証拠を残しておくケースが多い」と証言しています。

萩生田官房副長官や藤原審議官は、そのような働きかけは一切していないと否定していますが、もし録音記録が出てくれば、全てが明るみになってしまいます。ただ文科省も官邸に人事権を握られていますので、闇雲に公表しても報復を受けるだけなので、しかるべき時まで隠し玉で持っている可能性があります。

単なる憶測なのか、文科省の身を守るお守りなのか、録音の存在が気になります。

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やっと梅雨空へ

今年は異例に早く梅雨入りが宣言されましたが、皮肉なもので、こうした年は空梅雨になるのが常となっています。案の定、梅雨とは思えない天気が続き、県内の河川はどこも取水制限に追い込まれ、特に流路の短い安倍川では流れが消えてしまう「瀬切れ」が発生する事態となりました。

幸い21日のまとまった雨で、水不足は一息ついた状況になりましたが、その後も雨が少ない状況になっていました。当地では月曜日に雨があった後は、雨のない状態でしたが週末に向けて雨が続きそうな気配です。

主婦は洗濯に頭を悩ましているかと思いますが、農家はこの時期稲の生育に雨が欠かせませんので、この梅雨空は大歓迎していると思います。

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2017年6月27日 (火)

空自のF-35に射程300Kmのミサイル導入を検討

昨日の読売新聞によれば、政府がステルス戦闘機のF-35Aに、現在ノルウェーのメーカーが開発中の射程300キロKmの空対艦・空対地ミサイル「ジョイント・ストライク・ミサイル(JSM)」の導入を検討していると言うことです。

ノルウェーはF-35の共同開発に参加しており、コングスベルク・ディフェンス&エアロスペース社が、搭載する空対艦・空対地ミサイルの開発を任されています。F-35はステルス性を確保するため、ミサイルなどを機体の中に収納する方式を取っていますが、ウェポンベイと呼ばれる区画には寸法的な制約があるため、従来よりも小型の専用のミサイルが必要となっています。

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ASM-2対艦ミサイルと外部燃料タンクを搭載したF-2戦闘機。  (出典:防衛省)

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正面からのF-35Aです。機外には何も積んでいません。

F-2戦闘機は、たいへん強力なASM-2対艦ミサイルを4発積むことができますが、空気抵抗によって燃料の消費が増すので、増槽タンクを必要とします。また、こうした搭載物はレーダーを反射しやすくなるため相手に発見される確率が高くなります。

一方のF-35の場合は、内装式のため搭載できる兵器は少なくなりますが、外部に何も余分なものが出っ張っていないので、燃費が良くなり機内燃料だけで長距離の飛行が可能です。

記事では空対地ミサイルとしての使用を重視していますが、JSMは長い射程を可能とするためにターボファンエンジンを使用しており、速度は時速900Kmほどです。仮に300Km先の相手を狙った場合、命中までに20分ほどかかりますので、弾道ミサイルの移動発射機などの動く相手を狙うことはできません。対艦ミサイルとしての用途が主体になるものと考えられます。JSMは今のところ2025年に実戦配備に移行する予定、その頃には現在空自への導入が始まっているF-35A 42機の配備は完了しています。

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2017年6月26日 (月)

米軍が陸自の12式地対艦ミサイルに興味

昨日の産経新聞が、太平洋地域を担当する太平洋統合軍が、陸自が保有している12式地対艦ミサイル(SSM)の運用に興味を持っており、来夏に合同訓練を行う計画があると伝えています。太平洋統合軍は司令部をハワイに置き、太平洋陸軍、太平洋海兵隊、海軍太平洋艦隊、太平洋空軍を擁しています。

米国は、太平洋や大西洋で各大陸から距離的に離れていることから、これまで地対艦ミサイルを必要としていませんでした。また、強力な空母打撃軍を保有しており、艦載する航空機から相手の艦船を攻撃するのが基本的な戦略でした。しかし、中国が南シナ海の岩礁を埋め立て、人工島を造成して自国の基地化を進めたことから、この地域で中国艦艇への抑止力と対処力を強化する必要に迫られることになりました。

そこで目を付けたのが12式SSMです。12式SSMは88式SSMの改良型で、元々は旧ソ連の北海道侵攻を阻止する目的で開発されたものですが、現在はロシアの脅威は低下しており、最近は南西地域での中国軍の動きに備える体制に代わっています。

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12式SSMの発射機です。(出典:防衛省)  12式SSMは直径35cm、全長5m、重量は700kgのミサイルで射程は200km弱と言われており、1発射機に6発が搭載されています。垂直に発射されると、あらかじめ設定されたコースを巡航ミサイルのように地表に沿って飛行し、その後海面すれすれを飛んでレーダーで敵艦を捉え命中します。

1個中隊は捜索標定レーダー2基、中継装置1基、指揮統制装置1基、射撃管制装置1基、発射機4両、弾薬運搬車4両の合計13両の車両で構成されています。

記事ではSSMを保有していない米軍は装備・運用のノウハウを陸自から習得し、南シナ海に援用することを視野に入れているとしていますが、そうなると12式SSMを米陸軍が採用することを意味します。

米軍は艦対艦ミサイルとしてハープーンを装備していますので、これを陸上の車両に搭載することは技術的には何の問題もないと考えられますが、評価試験などを考えると手間であることは確かです。あくまで自国開発にするのか、手っ取り早く我が国から購入するのかは米国次第ですが、仮に我が国からの購入となれば、画期的な出来事となりますので、今後の推移が注目されます。

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2017年6月25日 (日)

安倍首相は大丈夫か

今朝7時過ぎ、長野県南部を震源とする震度5強の地震がありました。幸い現在のところ、人的被害は報告されていないようですが、王滝村は御嶽山の噴火で大きな被害を受けましたので、更なる被害が出ないことを祈って止みません。

ところで、本日は静岡知事選の投票日です。緊急地震予報が出た時は選挙に影響が出ることを考えましたが、こちらもどうやら影響は無いようです。ただ、開票結果で激震が走るかも知れませんので、陣営関係者は今頃必死になって天に祈っているかも知れません。

さて本題です。選挙と言えば日本の首都、東京都議会議員選挙が昨日公示され、選挙戦に突入しています。先日の首相会見では、記者から選挙について質問が出ましたが、安倍首相は地方選挙なので、と言及を避けました。

しかし加計問題についての政府の説明が十分でないとして、野党が国会閉会中に審議を行う「閉会中審査」の開催を要求したのに対し、竹下国対委員長は「東京都議会選挙の結果を見て考えたい」と国政にからめる発言をして与党に政策の一貫性が見られません。

また、憲法53条で、国会議員の1/4の要求によって臨時国会を招集することが定められているにもかかわらず、日程の規定がないことを根拠としてこれを無視する態度を取っています。しかし、自民党は党の憲法改正草案に臨時国会については20日以内に招集するとしており、重大なダブルスタンダードです。
安倍首相の会見での国民に対して丁寧に説明する責任を果たすとの公約が、口先だけだったことは明白です。

更に昨日になって安倍首相は、加計問題の鎮静化を狙ったのか、戦略特区制度を使った獣医学部の開設を全国的に展開しても良いと言い出しました。これは大変おかしな話で、そもそも加計学園が問題視されているのは、京都産業大学が開設を目指していたのに、これを断念させるために突然新たな条件が追加され、加計学園に一本化された過程が不明瞭だと言うことです。

強引に新たな指針を設けて京都産業大学を脱落させ、加計学園に一本化させておきながら、この過程について追及されたら、突然方針転換をして獣医学部の複数開設を認めることは、何の定見も見られません。

安倍内閣は衆議院で327議席、参議院で151議席と与党で過半数はおろか、憲法改正に必要な2/3の勢力を有しています。(参議院は日本維新の会の12議席を加えた163議席で2/3をクリア)無茶な政権運営をしなくとも、正々堂々と必要な手続きを踏めば、何ら問題なく政策を実現できるのに、どうも必要な手順を省く傾向が見られます。

森友問題、加計問題のいずれもが、世間の常識では考えられない形で首相のの周辺人物の意向に沿った形で許認可が行われたことに、国民は敏感に不正の臭いを感じ取っています。川勝静岡知事を自民党が徹底的にこきおろしながら、知事選に独自候補を立てられなかったのは、川勝知事が後ろ指をさされない公平な行政を貫いたからです。

おそらく都議選は自民党の驕りによって与党の座から転落することになり、国政に跳ね返るのは必至だと思いますが、そうなる前にあらかじめ首相が襟を正すことを期待したいと思います。

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2017年6月24日 (土)

扇風機を買いました

思い病の床にあって、最後の最後までブログを更新し続けた小林真央さんがついに力尽きて逝去されました。大変な逆境にもかかわらず、最後まで弱音を吐かなかった精神力の強さに同じブロガーとして、お尻を強く叩かれた思いです。

国民の多くがこの悲劇に対して涙している中で、毎度の中身の薄い更新記事をアップするのは汗顔の至りですが、いつも通りと言うことでご容赦ください。

さて、話題はガラッと変わりますが、本日久しぶりに扇風機を購入しました。前回は単身赴任をした時だったので、今から13年前と言うことになります。当時はとにかく安いものを、と言うことで中国製の3000円前後のものを購入しましたが、実際に使ってみると弱の風量が強すぎて、就寝時にはとても使い難く、次回購入する時は弱の風量が弱くて静かなものにしようと心に決めていました。

扇風機も、最近は高額商品が主流になっているといると聞いていましたので、それなりに心積もりをして量販店に行ってみると、驚きました。1万円以下と以上でしっかりと商品構成が分かれており、1万円以上が主流となっています。思えば、以前は扇風機も重要な家電製品で、家電メーカーがエアコンとは違った観点で商品化していました。消費者が勝手に値段に目が眩んで、安い海外製品に心を奪われていただけで、国内の家電メーカーはしっかりした製品作りを続けていたのです。

で、購入したのはナショナルブランドの有名家電メーカー製ではなく、国内中堅メーカーの中国生産の製品です。DCモーターを使用し、リモコン付きで風量は4段階切り替え、弱の風量は大変弱く、風切り音もほとんどしません。以前なら軽く1万円を超えていましたが、中国生産と言うこともあって、税抜き6000円以下でした。今までは風量が強すぎて扇風機の使用をためらいがちでしたが、今夏からは思う存分使うことができそうです。

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2017年6月23日 (金)

弾道ミサイル防衛に明暗

いずれも米国発の報道ですが、核実験場付近で不審な動きがあったり、新たなミサイル用エンジンの燃焼実験を行なったりと相変わらず北朝鮮の軍事挑発が止まりません。

我が国として、このような北のミサイルに対抗する手段は現在のところSM-3で迎撃することですが、昨日から大きな動きが二つありました。

一つ目は能力向上型のSM-3ブロック2Aミサイルの迎撃試験です。ブロック2Aについては2月にも迎撃試験が行われ、この時は成功していました。2回目の試験は当初5月中に行われるとされていましたが、なぜか見送りとなっていました。この間、5月14日には新型ミサイルを高度2000Kmnのロフテッド軌道で打ち上げがありましたので、これを踏まえて試験内容を見直したのかも知れません。

今回は、現地時間6月21日午後7時20分、ハワイのカウアイ島ミサイル試験場から準中距離弾道ミサイル(MRBM)標的が発射され、イージス駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」がイージス・ベースライン9C、BMD5.1を用いてAN/SPY-1レーダーにて標的を探知、SM-3ブロック2Aを発射しましたが迎撃に失敗しました。現時点で詳しい状況は判っていません。

今回の失敗を悲観的に捉える向きがありますが、ブロック2Aは開発段階であり、ミサイル、艦載システムの双方に改善すべき問題が残っていた可能性があります。結果をしっかり検証し、次につなげれば良い話なので深刻に捉える必要はありません。

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ミサイル防衛能力の改修工事を行なう予定となっているイージス艦あたご (出典:防衛省)

二つ目が最近話題になっているイージスアショア(陸上設置型イージスシステム)です。マスコミ報道では、導入検討の結果、THAADよりもイージスアショアの採用に傾いているとのことでしたが、本日の朝日新聞が2018年度の防衛予算にイージスアショアの予算を計上する方針を固めたと伝えています。

これは北の発射能力が増強の一途を辿っていることや、これに対応できる我が国のイージス艦は現状4隻しかなく、日本海への展開に対応しきれない場合があり、在日米海軍のイージス艦に応援を依頼することがあることや、その米軍のイージス艦フィッツジェラルドが衝突事故で長期離脱を余儀なくされたことなどの結果ではないかと思われます。

イージスシステムは随時能力が更新されており、現在は大気圏外で迎撃するSM-3での対応ですが、今後大気圏内で迎撃可能なSM-6の能力向上型の配備が予定されており、課題となっている重層防御の仕組みがより向上することになる可能性を秘めています。

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2017年6月22日 (木)

早合点にご注意

人間誰しも思い込みで失敗してしまうことがありますが、同名や似通った名前の場合は特に注意が必要です。企業の場合、あまり間違い電話が多いので社名を変更してしまった話もあるようです。

通信販売の株式会社ディノス・セシール(合併によりセシールから社名変更)は元は東洋物産と言う社名でしたが、同名の全国組織の住友電工系列の商社があったことが解り、セシールに社名変更しましたが、商社の方の東洋物産もその後テクノアソシエに社名変更しています。

さて本題です。和歌山市に本社がある山本化学工業(株)は、風邪薬の主成分である解熱鎮痛剤アセトアミノフェンの国内80%を占めるトップメーカーですが、受注に製造が追いつかないとして、同社の中国製の製品を無断で混入させて販売していました。これが医薬品医療機器法違反に当たるとして和歌山県は近く同社に対して行政処分を出す方針です。

この件が報道されたことにより、とばっちりを受けたのが大阪市に本社を置く、スポーツ用品素材を生産する「山本化学工業(株)」で、たまりかねた同社が「報道についてお間違えの無いようお願いします。」とのコメントを出す騒ぎになってしまいました。コメントはこちら ↓

http://www.yamamoto-bio.com/news/news170622.html

最近はインターネットで調べごとをすることが良くありますが、企業名に限らず同姓同名が多数存在しますので、くれぐれも早合点には注意したいものです。

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2017年6月21日 (水)

C-2輸送機の路外逸脱事故は操作ミスが原因

今月9日、鳥取県の米子空港で訓練中の航空自衛隊美保基地所属のC-2輸送機がステアリングやブレーキが利かない状態となり、誘導路を外れて草むらに突っ込んだ事故がありました。この事故により空港は3時間にわたって滑走路が閉鎖され、一部の便が欠航になるなどの影響が出ました。

この事故について同基地は20日、地元の境港市に対し、事故は「パイロットの人的ミスに起因するものだった」と明らかにしました。北村基地司令によれば、C-2のパイロットが発進時、機体の位置や速度を機体のシステムに認識させる「慣性基準装置」のスイッチを入れ忘れたまま機体を発進させ、滑走路への移動途中で気がついて装置を作動させたことで誤った数値が入力され、「高速移動中」と誤認識され、ステアリングやブレーキ操作に制限がかかる安全装置が作動したためと言うことです。

同機の手順書には、「装置が起動する前に機体を動かしてはならない」と書かれているだけで、確認が必要な項目に、「装置の起動」が明記されていませんでした。航空自衛隊は、操作手順書の記述を見直すとともに、操縦士への教育を徹底するとしています。

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離陸上昇中のC-2輸送機です。

事故の一報を聞いた時は、どうしてこんな事故が起きたのか全く判りませんでしたが、原因を聞いて納得です。しかし、こんなことは「慣性基準装置」が作動していない状態で機体を動かせばアラームが出る仕組みにすれば簡単に防げる話で、なぜ誤操作を防ぐ機構が組み込まれなかったのかが、不思議です。操縦に当たって、パイロットは多くの操作を要求されますので、つい勘違いをしてしまうことが起こらないとは言えません。パイロットの教育をやり直すのは勿論ですが、もしパイロットがミスをしても自動的に防ぐ仕組みを設けることが強く望まれます。

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2017年6月20日 (火)

浜松城公園東側への多目的ホール建設に大反対

今朝の中日新聞が、この3月に閉校した元城小学校跡地を含む現在の市役所区域に、収容数1500人規模の旧市民会館(市教育文化ホール)の後継施設を作る計画があると伝えています。元城小学校跡地については今年度中に建物を取り壊し、その後に二の丸部分の発掘調査を行う計画となっています。

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図は浜松城公園内に設置された案内板の写真に現在の施設を書き加えたものです。

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市役所駐車場から見た浜松城天守と天守門ですが、主要な遺構であった鉄門や表門は本来は文化財を守るべき市当局の手によって跡形もなく破壊されてしまいました。

元城小の地下には、二の丸の貴重な遺構や異物が眠っていることが期待され、徳川家康が初めて築いた本格的な戦国の城として、貴重な浜松城の全容を知る上でも極めて貴重な区域です。浜松城は家康が駿府に移った後に、松江城を築城した堀尾吉晴によって石垣の作り替えられましたが、家康築城当時の遺構が残されている可能性もあります。

このように文化財として貴重な区域に、「市民文化創造拠点施設」を建設するなど暴挙以外の何物でもなく、市埋蔵文化財課の存在意義が問われる事案で、絶対に認められるものではありません。

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2017年6月19日 (月)

ル・マン24時間レース トヨタ優勝ならず

フランスの有名な自動車レース、ル・マン24時間レースが行われましたが、昨年残りわずか3分を残してリタイヤを余儀なくされたトヨタは総合9位、クラス別2位と今年も優勝はなりませんでした。

LMP1(ハイブリッド部門)クラスに3台でエントリーしたトヨタは、予選で3分14秒791のコースレコードを記録し、ポールポジション(PP)を獲得してレースに臨みました。ちなみに同クラスはトヨタ勢3台、ポルシェが2台の5台で争われ、予選の順位は1位トヨタ7号車、2位トヨタ8号車、3位ポルシェ1号車、4位ポルシェ2号車、5位トヨタ9号車でした。

ところが、序盤こそ順調に走行を重ねていましたが、時間の経過と共にトラブルが続出、5台すべてをアクシデントが襲い次々と脱落してしまう波乱の展開となりました。念願の初優勝を目指したトヨタはトップを走っていた7号車がクラッチ系の故障で脱落、2位の9号車も後続車の追突を受けて走行不能となりリタイヤに追い込まれました。もう一台の8号車はフロントモーターの故障により3時間近いタイムロスで優勝は絶望的な順位となっていました。

漁夫の利を占めた形となったポルシェ1号車は、後続に追いつめられるプレッシャーを感じることがない有利なレース展開に、無理をしない作戦に切り替えて安全策を取りました。誰しもが1号車の優勝を疑いませんでしたが、その1号車にも容赦なくアクシデントが襲い掛かり無念のリタイヤ、残る2号車が総合2位からトップに躍り出て劇的な優勝を果たしました。

ピット作業に手間取った8号車は54周遅れでレースに復帰しましたが、猛烈な追い上げを見せ、総合9位まで順位を上げましたが、猛追もここまで、念願の初優勝はならず、3台体制で万全を期したトヨタでしたが、レースの女神は今年も微笑んでくれませんでした。

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2017年6月18日 (日)

イージス艦衝突 不明7人艦内から遺体で発見

昨日発生したイージス駆逐艦フィッツジェラルドとコンテナ船の衝突事故で、母港の横須賀に帰港後、艦内の捜索が行われていましたが、本日午前、艦内から7名全員が遺体で発見されました。

衝突後の映像で、大きく押しつぶされた船体が映し出されていましたが、実は海面下の損傷がひどく、7名は船室にいて事故に遭ったものと思われます。

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何故海面下の損傷がひどかったのかと言うと、現在の船は高速を出すために船首部分にできる波を打ち消すよう矢印部分のように船底を丸く尖らせています。このため、上部は上図の青い部分で押しつぶされ、海面下の部分は赤い部分で押しつぶされていたのです。

非公式な見解ですが、イージス艦はレーダー部分だけでなく、心臓部となるイージスシステム本体が損傷したものとみられ、修復には相当の時間を要するものと思われます。今回の事故の責任について、現段階で見通しを述べるのは時期尚早ですが、仮にコンテナ船の責任が重いと言うことになれば損害に対する賠償額は数百億円になる可能性があります。

今回の事故はフィッツジェラルドが通常航海中に発生しているため、日米地位協定によって米国側に調査権があり、仮に米国の協力が得られたとしても最終的な原因の究明には相当な時間がかかることが予想されます。

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2017年6月17日 (土)

石廊崎沖で米イージス艦とコンテナ船が衝突事故

本日午前2時25分頃、伊豆半島石廊崎の南東20Kmの海上を共に東に向かって航行していたフィリピン船籍のコンテナ船「ACX CRYSTAL(エーシーエックス クリスタル)」(2万9060トン)と横須賀基地に配備されている米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルド(8315トン)が衝突し、フィッツジェラルドは浸水して航行不能になりました。

この事故で乗員7名が行方不明となっており、衝突のはずみで海に転落したことも考えられます。アーレイ・バーク級駆逐艦のフィッツジェラルドの定員は323名ですが、当時何名が乗員していたかは判っていません。また、頭部を負傷した1名は自衛隊の救難ヘリによって移送されています。コンテナ船の側には行方不明者、負傷者は出ていません。

損傷した箇所から、フィッツジェラルドの中央より船首寄りの右舷に、コンテナ船の船首が衝突したと見られますが、操船能力の高いフィッツジェラルドがなぜ回避できなかったのか疑問が残ります。行方不明になっている7名の一刻も早い救出が望まれます。

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×印が衝突した地点です。

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2017年6月16日 (金)

加計問題、本日も迷走中

このブログに時々顔を出してくれる山奥さんは獣医ですが、例の偏在の問題で大変な激務を強いられ、現在はブログどころではない生活を送っています。加計学園の獣医学部新設は、既存の獣医学部の定員合計960名に対し、新たに定員160名の学部を新設して、獣医師の不足を解消しようとしたものだと、表向きは言われています。

しかし、ここまでの流れを見ると、新学部の開設で何がどう変わるのかがさっぱり見えて来ません。大学運営で実績のある京都産業大学が退けられ、加計学園に絞られた経緯の透明性が、政治的に歪められたのは昨日のメール問題を廻る文科省、内閣府、官房長官の対応を見ても明らかです。

もし、新学部開設で問題が少しでも解決するのなら良いのですが、見通しは全く見えません。そもそも、仮に新学部がオープンしたとしても最初の獣医師が誕生するのは6年も先のことです。現在獣医師の不足が深刻としながら、6年先までじっと待てると言うのもおかしな話です。

しかも現時点では必要な教員や実習牧場も確保できておらず、大学運営が正常に行われる目途は立っていません。また、獣医師は大学を出れば誰もが資格を得られる訳ではなく、国家試験に合格しなければなりません。従来の試験の合格率が85%ほどですが、新学部の入試ランクは相当低くなると見られますので、新卒業生の合格率はこれよりも大幅に低くなることが予想されます。

また、定員が増えたことによって誕生した獣医師が、現在求められている産業分野に就職する見通しは今のところ全くありません。新規学部への進学では多額の費用が必要になりますから、仮に全員が収入の良いペット医への道を選んでしまえば偏在の是正の目論見は潰えてしまいます。このような見通しがまるで立っていないのに、政治力を行使して、ただ作れ、作れと蠢いているのは滑稽でしかありませんが、それによって生じる結果は深刻です。

果たして内閣府がどのような調査結果を明らかにするのか判りませんが、日本の獣医師問題の根本的な解決につながる大局的な施策が望まれます。

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産業動物、ペットに限らず獣医の存在は不可欠です。

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2017年6月15日 (木)

ロンドンのタワーマンションで大規模火災

ロンドン西部の24階建て高層公営住宅で14日未明に大規模火災が発生、15日現在で12人の死亡が確認され約80人が病院に収容されました。これ以外にも多数が行方不明になっていると見られ、死者の数は更に増える見込みです。

現場の建物は1974年に建てられた古いもので、昨年外壁等をリフォームしていましたが、その際燃えやすい材料が使われた疑いが持たれています。発生時間が深夜だったこともありますが、極めて短時間の内に最上階まで燃え上がったことで、住民の多くが逃げ遅れたものと見られます。

我が国では耐火基準の場合、最上階への延焼は最低でも1時間持ち応える要求となっており、火元と見られる4階部分の場合は3時間持ち応える大変厳しい要求となっています。このため、火災が発生しても上の階まで延焼することは起こり得ない構造となっていますが、イギリスではこのような耐火基準が求められておらず、大惨事を招く要因となってしまいました。

ロンドンではこのような建物が数多く存在しているようですが、今後ソフトターゲットとしてテロの標的と成り兼ねませんので、早急な対策が望まれます。

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2017年6月14日 (水)

防衛装備庁が研究委託を海外にも広げる方針 

防衛装備庁は、民間が開発した技術を将来的に防衛装備品に応用するために、「安全保障技術研究推進制度」を設けて基礎技術の研究を公募しています。これに対して科学者の代表機関・日本学術会議は「軍事研究に当たり、学術の健全な発展という見地から問題が多い」との声明を出しています。

大学の中には明確に応募への参加を否定するところもありますが、文教予算の削減が続く中、外部からの研究費の援助は研究者にとっては魅力であり、基礎研究に限れば必ずしも軍事目的に利用される訳ではないとの見方もあります。

このように国内での参加に様々な声があることから、現在は国内に限っている委託先を海外の大学や企業に広げることについて検討を始めたと言うものです。防衛装備庁は米軍が海外の研究者に研究資金を出している実態を踏まえて、海外を含めた幅広い参加が可能な制度にしたいとしています。

我が国もやっとここまで来たかと言うのが率直な感想です。学術会議のメンバーがどのような想定をしているのかは判りませんが、研究成果は外部に発表可能となっていますので、兵器に直結するような要素が含まれることはあり得ません。そんなことをすれば相手の為に手の内を全てさらけ出すことになってしまうからです。そうではなく、無線機のアンテナの研究からレーダー技術が生まれたように、新たな技術の可能性を求めるのが狙いだと受け取って間違いないでしょう。

無線技術は軍事目的にも使われますが、現在我々が当たり前のように使っているケータイやスマホ、カーナビなどの技術もすべて無線技術が元となっています。また、有名な話ですが缶詰も軍用の食料として公募された中から発展したものです。現在の軍事技術は様々な技術の融合の上に成り立っており、一つ、一つを取り上げて議論するのは意味がありません。

また、有用な技術に対して、もし我が国が手をこまねいていれば、それを横目に他国が技術開発を進めるだけです。ノーベル賞の産みの親であるノーベルが発明したダイナマイトは鉱山や工事現場において大変役に立ちましたが、反面戦争の道具として使われました。しかし、時代がそれを要求する以上、ノーベルが発明しなくても、いずれ誰かがダイナマイトを発明したはずです。

最終的に技術をどう使うのかを判断するのは人間です。新しい技術について、メリット・デメリットを研究することも人類の発展のために必要なことだと考えます。

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将来戦闘機の技術開発要素 (出典:防衛省)

エンジン技術は旅客機用エンジンにも生かされ、川崎重工はロールス・ロイスやプラット&ホイットニーとの合弁事業に参加しています。

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2017年6月13日 (火)

本日、国内組み立てのF-35が初飛行

航空自衛隊はF-4ファントム戦闘機の後継に、ステルス戦闘機のF-35Aを42機導入する予定です。この内4機は米国で生産し、既に現地で自衛隊に引き渡されてパイロットの訓練に使われています。残る38機は、三菱重工の小牧南工場に作られた最終組み立てを行なうFACOで組み立てられることになっており、最初の2機が今月5日までに完成していました。

F-35はロッキード・マーチン社のパイロットとアメリカ政府が契約しているパイロットで初飛行を行なうことになっていましたが、本日午前、名古屋空港を飛び立った機体をどちらが操縦したのかは判っていません。名古屋を飛び立った後訓練空域でを飛行し、岐阜基地でタッチアンドゴーを行なって2時間あまりの初飛行を終えました。X-2の初飛行では車輪は最後まで出したままでしたが、今日は量産機とあってか、直ぐに機内に収納されました。チェイサーを務めたのはF-2戦闘機でした。

日本で初飛行を終えたF-35は、この後一旦米国に送られて試験や訓練が行われ、その後日本側に引き渡されて訓練に使われ、2018年に日本に帰って来る予定になっています。

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飛行中の米軍のF-35A (出典:防衛省の資料より)

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非常食のわかめご飯で食中毒

東京都は12日、都立小岩高校で5月19~20日にあった防災訓練で、1年生の男女112人が腹痛や下痢などを訴える食中毒があり、具材のわかめからウェルシュ菌が検出されたと発表しました。都によれば、訓練は校内で1泊2日の日程で実施され、生徒358人が参加して行われ、非常用に備蓄したアルファ米のわかめご飯を夕食として食べていたと言うことです。

ウェルシュ菌は最近よく聞く細菌で、作り置きのカレーでの食中毒の事例が多いようですが、今回のように非常食が原因と言うのは大変珍しい事例です。アルファ米は軽量で、長期間保存が利くので登山にはもってこいの食材で、特に日数が長い時は大変に重宝します。それだけに今回の事故はショックでしたので、少し調べてみました。

すると一般的な1食タイプの製品ではなく、数十人分を一度に作るタイプの製品を使用したことが判りました。製品が入っていた段ボールを利用して調理用のポリ袋をかぶせた中に、アルファ米と別封の具材を入れ、熱湯を注いで調理するようになっています。この具材のわかめにウェルシュ菌が付着していたもので、恐らく全部の袋が汚染されていなかったことから、およそ1/3の生徒が感染したものと思われます。

先日も、学校給食のもみ海苔がノロウィルスに汚染されていた事故がありましたが、まさか保存用の食料が汚染していることまでは消費者は判りませんので、メーカーには早急な製造工程の見直しをして欲しいところです。

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2017年6月12日 (月)

上野のパンダにベビー誕生!

出産の期待が掛かっていた上野動物園の雌のパンダ、シンシンが本日昼前に赤ちゃんを出産しました。シンシンは2012年にも出産していますが、この時は残念ながら生後6日目に母乳を詰まらせて死んでしまいました。その後、妊娠の兆候を見せることはありましたが、パンダ特有の偽妊娠で、今回も兆候があったものの実際に出産するまでは、確定できていませんでした。

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人間の都合で多くの動物が絶滅してしまいましたが、その人間が何とか希少動物の種の保存に役立っているのも、思えば不思議な巡り合わせです。

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2017年6月11日 (日)

安倍奥に故人を偲ぶ

今日は山で逝ってしまった友人を偲んで、静岡市の安倍川上流の山伏(やんぶし、2014m)を登って来ました。山伏は手軽に登れる2000m峰として、静岡県の岳人に愛され、富士山や南アルプスの南部の展望台として、四季を通じてよく登られています。

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登りだして直ぐ目についたのが、フタリシズカです。山伏には数えきれないくらい登っていますが、恥ずかしながらこの山でこの花に気が付いたのは初めてのような気がします。

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山伏へのルートはいくつかありますが、本日は沢沿いに登る西日影沢のルートからです。このルートは行程の下半分が沢沿いなので、水の心配をしなくて良いのと、樹林帯を辿るので、悪天候の時にも安心して行動できるのが人気の秘密です。

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今は新緑がとてもきれいな季節です。あまりに見事すぎて感覚がマヒしてしまいそうになりますが、次々と新たな感動が飛び込んで来ます。

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ウシハコベでしょうか?

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静岡県の山全般に言えることですが、各地で笹が消えかけています。かつては笹が生い茂っていた所でも、次々に笹が消えています。ここもずいぶん背丈が低くなっていました。

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頂上付近に咲いていたツマトリソウ。毎年感心するのですが、例年この時期に追悼登山を行っていますが、既に梅雨入りしているにも関わらず、ほとんど雨に降られたことがありません。もしかしたら、空の上の友人が再会を楽しみにしてくれて、この日だけは雨が降らないように手を回してくれているのかも知れません。

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2017年6月10日 (土)

オリーブの実は順調に生育

庭に植えたオリーブが初めて実を付けました。適当に買ってきた小さな苗木に咲いた数個の花からの花粉で本当に受粉するのか半信半疑でしたが、見事受粉に成功。日々どうなったか覗く毎日ですが、順調に育っています。

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苗木に付いた実です。一つの房に何個も付いていますが、一つの房に1個が正しい育て方と言うことなので、摘果しなければいけないのが残念です。

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こちらは昨年植えた方の実です。1週間でずいぶん大きくなりました。もう3ミリは超えています。

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まだまだ先は長い道のりですが、なんとか収穫まで無事に育って欲しいと、期待を込めて見守る毎日です。

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2017年6月 9日 (金)

北朝鮮の対艦ミサイル発射への対応に二階幹事長が不満

昨日、北朝鮮東海岸の元山から対艦ミサイル数発が発射され、200km飛行して我が国の排他経済水域の日本海の公海に着水しました。発射されたのは今年の軍事パレードに登場した火星3型とされる自走式の発射機の搭載された亜音速の対艦ミサイルと見られます。

ミサイルの飛距離や軌道から、国連安保理が禁止した弾道ミサイルではなく、着弾が我が国の排他的経済水域外であったことから政府は北朝鮮に抗議を行いませんでした。

これに対して自民党の二階幹事長は、北朝鮮による地対艦ミサイルの発射を受けて開かれた党北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の幹部会合で、「だんだんと慣れっこになり、対応がおろそかになる心配もある。今日は政府も十分な対応はしていないように思う」と不満を表明しました。

しかし、先に述べたように禁止された弾道ミサイルの発射ではなく、この類のミサイルの発射実験はどこの国でも事前に海域を公表して行っており、事前の通告がなかったことを除けば抗議するまでの行為には当たりません。

このようなことで、いたずらに国内に波風を立てるより、もし我が国に対して攻撃を行った場合、どのような攻撃を加えるか検討した方が、はるかに有益だと思います。また、排他的経済水域に落下する弾道ミサイルを迎撃できないのか、と言った発言をする人がいますが、下図のような理由で、まずできません。

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弾道ミサイルとイージス艦の位置を図に表したものですが、我が国を狙ったコースを取るミサイルの場合、SM-3を発射してポイントBやCで迎撃可能です。しかし、イージス艦のはるか手前に着水するコースを取った場合、SM-3が目標まで達するのに時間がかかるため、その前にミサイルは海に落ちてしまいます。

では、もっと前進していれば良いのではないかと思われるかも知れませんが、あまり前方に位置してしまうと、先日のようなロフテッド軌道での発射などに対応しずらくなりますので、迎え撃つ位置に相対する必要があります。従って初めから海に撃ち込む想定のミサイルを迎撃することは、意味がないだけではなく、技術的に困難です。

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2017年6月 8日 (木)

顎の下のしこり その2

唾液腺にできた唾石について、本日2回目の診察を受けて来ました。前回、駐車に手間取ったのですが、今日は12時からの視察でしたので、100台ほど駐車可能な駐車場には1発で駐車できました。

前回、エコーとCTの検査を受けましたが、CTについての詳しい説明がないまま、摘出手術をするしかないとの話が確定して行きました。結局手術日は来月半ば、入院期間はおよそ7日間位との説明で納得し、手術の予約を行いました。

手術については首の周辺は、神経が集中しているので、万一の場合は顔の表情に変化が出る可能性があるとのことでしたが、顎を動かすことで石の向きが変わり痛みを感じることがあります。今は症状が落ち着いていますが、この先何が起きるか予想が全く立たないので、早期解決が欠かせないような気がしています。

とは言っても、まな板の鯉状態なので、おとなしくその日を待つしかありません。

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2017年6月 7日 (水)

中国がWHOを私物化

WHO(世界保健機関)は新型インフルエンザやエボラ出血熱など、感染力の強い新型の伝染病に対して益々その影響力が期待されていますが、ここに来ておかしな動きが出ています。

WHOの事務局長は選挙によって選ばれ、2007年1月からは中国出身の陳馮富珍(マーガレット・チャン)氏がその職についています。WHOは国連の専門機関で、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立されました。従って国連の主たる目的である、国際平和と安全の維持(安全保障)、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現に沿って活動しなければならないのですが、陳馮富珍事務局長は自国の政治的な立場を優先した行動をを取っており、極めて問題です。

中国は一つの中国の立場を取っており、国連加盟時に台湾は国連を脱退しました。しかし、WHOには中華台北の名義でオブザーバー加盟していました。ところが2011年5月には台湾(中華民国)を「中国台湾省」と呼ぶように内部通達していたことがわかり、中華民国外交部から抗議を受けました。にもかかわらず、2016年には一つの中国を特記したWHO総会の招待状を送り、2017年には中国政府の意向を受けて台湾を招待しませんでした。

これは国連の設立目的にも反する行動ですし、仮に世界的な規模の伝染病が発生した場合に台湾が空白域になる恐れがある、極めて危険な状態を招き兼ねません。陳馮富珍氏がWHOの事務局長の立場より、中国政府の意向を優先したのは国連に及び全世界に対する背信行為で、断じて見過ごすことは出来ません。強く糾弾すると共に、このような指示を出した中国政府を強く非難します。WHOは世界中の平和と健康を達成するための機関であって、中国のおもちゃではありません。

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2017年6月 6日 (火)

ボランティアとは

各種のイベントや災害時などでボランティアの活動が取り上げられますが、先日ボランティアの定義について全く間違っていたことに気が付きました。わが国では無償の労働力を提供するのが、ボランティア活動だと思われていて、私自身もそのような認識をしていましたが、これは定義として正しくないようです。

本来のボランティアとは動員とかの強制力によらず、自身の意思で参加することを指しており、語源は志願兵や義勇兵からと言うことです。活動するのには当然費用その他が発生しますので、「実費」や「報酬」を受け取ることは何ら問題にならないとされています。わが国では、無報酬が当たり前のように受け止められていますが、要は何かを手助けする意思の存在が第一で、人材を確保する手段としての位置づけです。

災害時には人助けの意識が強く働くので、無報酬が当然とされてしまっていますが、それなりの報酬を支払うことによってより多くの参加者を募ることができるのであれば、報酬や実費を支払うことに問題はないと考えられます。ただ、最初に無報酬か報酬ありかを明確にしておくことは大切です。

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各種イベントにボランティアは付き物ですが・・・。

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2017年6月 5日 (月)

週刊文春は反社会的勢力だ

週刊新潮は、かなり前から中吊り広告の内容を週刊文春に盗まれていたと訴えていました。しかし、これに対して文春側は、違法な行為はしていないと真っ向から否定していました。

しかし、中吊り広告を渡していた出版物取次最王手のトーハンは当初から事実を認め、謝罪するとともに、事実関係について内部調査を進めていましたが、本日5日、トーハンは内部調査の結果を公表しました。トーハンの発表によれば、漏洩は6年前から行われており、文春側はトーハンに対し、文春の編集は終わっているので中吊りの中身を盗用することはないと、虚偽の説明をしていたということです。

週刊文春の新谷 学編集長は、先に他社の情報を不正に入手したことはないと抗弁する声明を発表していましたが、これが全くの嘘であったことが改めて明らかになった訳です。週刊文春は、芸能人の不倫などのスクープを連発し、そのすさまじさから文春砲と呼ばれていましたが、何のことは無い、自分の不正を棚に上げて他人の不正を追及していた訳で、盗人猛々しいとはこのことです。

週刊誌は娯楽提供の意味合いも持っていますが、いわば公器の存在でもあります。読者の信頼を裏切ったばかりか、その事実まで厚かましく否定していた訳で、ジャーナリズムの風上にも置けません。自身が糾弾し続けて来た反社会勢力そのものです。

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大豆の含有量による豆腐の区分化の動き

これから夏に向かい、冷や奴の美味しい季節ですが、最近は一口に豆腐と言っても味も値段も様々です。理由は凝固剤の使用により、従来よりも薄い豆乳からも豆腐が作れるようになったからです。豆乳の成分が多い豆腐が、成分の少ない製品よりも高くなるのは当然ですし、成分の少ない製品の旨味が少なくなるのも道理です。

現在安い商品では一丁30円前後、高いものは何百円もしますが、どれも豆腐と言う名前で一括りにされています。事情の良く判らない消費者は、同じ豆腐と判断して安い製品を選択しますが、実は安い分だけ大豆の量は少ないと言う訳です。これでは具合が悪いと、豆腐事業者の全国団体でつくる豆腐公正競争規約設定委員会が大豆の量によって製品を区分しようと言うものです。

これまでもアイスクリームやチョコレートで、成分の含有量に製品の名称を区分して、消費者が購入する際の判断材料になっていますが、メーカー間の公正な競争の為にも早期の制度化が望ましいと考えます。

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オリーブの木に小さな実が

どこの調査結果かは知りませんが、今一番人気のある庭木はオーリーブの木だそうです。オリーブは乾燥に強く、常緑樹なので落ち葉が出ません。手間がかからないのが人気の理由なのかも知れません。

さて実は我が家にもオリーブの木があります。さる知人から昨年もらったのですが、もらって直ぐに花が咲きました。オリーブの花というものを初めて見ましたが、とても小さな花が枝の先にいっぱい咲いて生命力の強さに感動したものでした。うまく行けば、オリーブの実がなるかもと期待しましたが、残念ながら実は付きませんでした。

ネットで調べると、オリーブは自身の花粉では受粉しづらい性質があり、実を付けるにはもう1本別の木が必要だと判りました。そして2年目の今年、木は高さ90cmほどに成長し、昨年以上のたくさんの花を咲かせました。そこで、慌ててDIYの店に行き、鉢に入った蕾の付いている苗木を買って来ました。受粉の仕方が判らないので、苗木を木のそばに置いて自然の力に任せることにしました。

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案ずるより産むが易し。見事受粉してくれました。

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苗木の開花が少し遅れたので、間に合わなかった枝もありますが、それでも直径1ミリから2ミリ位のたくさんの小さな実が付いてくれました。あまりたくさん付いたので、時期を見て摘果が必要になりそうです。

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こちらは苗木に付いた実です。ちゃんと実が育つか判りませんが、こちらも受粉してくれました。苗木は50cmほどなので、今年は花粉提供用と思っていたのですが、植物のたくましさには脱帽です。

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2017年6月 4日 (日)

ロンドン中心部でまたしてもテロ

ロンドン中心部のロンドンブリッジと近くの市場で現地時間の3日深夜、ワゴン車が歩道に突っ込んで歩行者をなぎ倒した後、車を降りた3人のテロリストがナイフで市民を襲撃し合わせて7人が死亡し、3人の男性容疑者は警官によって射殺されました。

ロンドンでは先日もコンサートが終了した直後にリビアからの難民の家族による爆発物を使ったテロがあり、22人が死亡したばかりで、相次ぐテロの発生はイギリス国民に大きなショックを与えました。

ヨーロッパ各国は、かつて中東やアフリカ大陸を植民地としていた関係で、移民を多数受け入れていますが、移民の受け入れと言う恩を仇で返す行為は、最終的には移民の締め出しの結果を招くだけなので、最終的には彼らの不利益となるだけです。憎しみが憎しみを呼ぶ連鎖だけは、避けたいものです。

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2017年6月 3日 (土)

酒税法改正でビール類が値上げ?

酒類の極端な安売りを防止するためとして、6月1日から改正酒税法が施行されました。今回の改正は販売原価を下回る安売りを禁止して、小規模の小売店を保護するのが目的とされています。

仕入れ原価と販管費の合計額を下回る小売価格で販売した場合や、周辺の販売事業者の売り上げ減などにつながった場合に罰することができ、繰り返して基準を守らなければ罰金を科したり酒類の製造・販売免許を取り消すことができるとなっています。

しかし、私たちの周りでは、多くの小売店が大型店の出店によって廃業を迫られている中、一人種類販売店のみが手厚く保護されることには疑問を感じられずにはいられません。政府は規制緩和と言いながら、自由競争を損ねかねない利権保護は如何なものかと思います。

とは言っても悪法も法である以上は販売店は従う他はありません。特に、これまでビール類を安く販売してきた大型店では値上げをせざるを得ないのではと言う見方がされています。そこで昨日、実売価格がどうなったのか、いつも行く安売り店を覗いてみました。

結果として、私が見た範囲では値上がりはありませんでした。元々無理のない価格設定だったのか、それとも現在店にあるのは旧価格で、今後蔵出しする商品から値上げするのかは判りませんが、とりあえずは大きな影響はなさそうです。

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庶民のささやかな楽しみが値上げされれば、多くの恨みを買うことになると思いますが、裕福な国会議員には理解されないようです。

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2017年6月 2日 (金)

弾道ミサイル防衛は愚行なのか?

現地時間の5月30日に、米国がICBMに見立てた標的にめがけてGBIを発射し、迎撃に成功したことは記事にしたばかりですが、このような防衛力の整備の姿勢を疑問視する動きがありましたので、これについて取り上げます。

6月1日付の中日・東京新聞が社説で、「北ミサイル防衛」「費用対効果を考えたい」との記事を掲載しましたが、言っていることがサッパリ理解できません。ミサイル防衛は大変高度な技術が必要であり、開発や導入するのに多額の費用がかかるのはその通りです。

しかし、だからと言って費用がかさむので、迎撃せずに着弾して死者が出ても仕方がないと言うのに等しい物言いはどう見ても異常です。社説は常套区の「軍事的圧力ばかりでは偶発的衝突の危険性が増す」「外交によって危機を鎮静化する努力を続けたい」と結んでいます。

しかし、北朝鮮は日本は北に対して意地悪な態度を取るので、これまでは在日米軍基地をミサイルの標的にしてきたが、それ以外も標的にするぞと恫喝しています。ミサイル防衛の努力以外に道はありません。

また、ネット配信のJBpressが「イージス・アショア」は百害あって一利なし 「THAAD」導入こそ実行すべき とのタイトルの記事を掲載していますが、同意できません。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50173

イージス・アショアはイージス艦に搭載したイージスシステムを陸上に設置したもので、イージス艦のように補給や定期検査のために帰港する必要がなく、中日・東京新聞が問題視した費用対効果に優れているとされており、使用するSM-3ブロック2Aミサイルは射程が2000Km、最大射高は2000Kmとも言われ、ノドンミサイルを迎撃可能とされています。

一方のTHAADは高度70 40Kmから150Kmの終末段階を迎撃するミサイルで、射程は最大200Kmとされています。

この二つの射程を日本列島に配置してみたのが下の図です。但しイ-ジス・アショアの方は半径1000Kmの円で表しています。これは例え2000Kmの射程があったとしても、遠方の高速のミサイルを追いかけて迎え撃つのには時間が掛かりますので、真正面から来る以外のケースではあまり役に立たないのと、そもそも北朝鮮との距離がそんないないからです。

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記事はイージス・アショアは海自の負担を増すから問題としていますが、百害と言えるでしょうか?一方のTHAADは陸自が担当するとしても人員を捻出する負担は変わりません。

THAADはSM-3が迎撃に失敗した場合に有効ですが、図の通り守備範囲が狭いので、最低でも6か所への配備が必要です。イージス・アショアが1システムが、およそ800億円、THAADが1セット約1000億円と言われていますので、費用の点では断然イージス・アショアに軍配が上がります。

イージス・アショアもTHAADもそれぞれ開発の経緯が違いますので、それぞれの特性を生かした活用が求められますが、この記事は最初に結論ありきで、公正な評価をしていないので記事として評価に値しません。

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2017年6月 1日 (木)

みちびき2号打ち上げ成功

GPSの精度を飛躍的に向上させることが期待されている、準天頂衛星システムのみちびき2号を載せたH-IIAロケット34号機が、本日9時17分種子島宇宙センターから打ち上げられ、予定軌道にみちびき2号を投入し、打ち上げは成功しました。H-IIAロケットの打ち上げ成功率は97.06%(33/34回)、H-IIBを加えた成功率は97.5%(39/40回)となりました。

準天頂衛星は日本とオーストラリアの上空を8の字を描いて飛行しますが、名前の通り頭の上の軌道を通ることから、都会でもビルなどの陰になり難い特徴があります。1基の衛星が日本上空に滞空するのは8時間ほどなので、今後残り2基を打ち上げて4基で24時間の運用を確立します。

みちびきのシステムによって、従来のGPSでは最大で10mあった位置の誤差が、最小で6cmまで向上させることが可能となりますので、農業機械や輸送機器の自動運転など幅広い応用が期待されています。

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