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2017年6月22日 (木)

早合点にご注意

人間誰しも思い込みで失敗してしまうことがありますが、同名や似通った名前の場合は特に注意が必要です。企業の場合、あまり間違い電話が多いので社名を変更してしまった話もあるようです。

通信販売の株式会社ディノス・セシール(合併によりセシールから社名変更)は元は東洋物産と言う社名でしたが、同名の全国組織の住友電工系列の商社があったことが解り、セシールに社名変更しましたが、商社の方の東洋物産もその後テクノアソシエに社名変更しています。

さて本題です。和歌山市に本社がある山本化学工業(株)は、風邪薬の主成分である解熱鎮痛剤アセトアミノフェンの国内80%を占めるトップメーカーですが、受注に製造が追いつかないとして、同社の中国製の製品を無断で混入させて販売していました。これが医薬品医療機器法違反に当たるとして和歌山県は近く同社に対して行政処分を出す方針です。

この件が報道されたことにより、とばっちりを受けたのが大阪市に本社を置く、スポーツ用品素材を生産する「山本化学工業(株)」で、たまりかねた同社が「報道についてお間違えの無いようお願いします。」とのコメントを出す騒ぎになってしまいました。コメントはこちら ↓

http://www.yamamoto-bio.com/news/news170622.html

最近はインターネットで調べごとをすることが良くありますが、企業名に限らず同姓同名が多数存在しますので、くれぐれも早合点には注意したいものです。

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