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2017年6月 5日 (月)

大豆の含有量による豆腐の区分化の動き

これから夏に向かい、冷や奴の美味しい季節ですが、最近は一口に豆腐と言っても味も値段も様々です。理由は凝固剤の使用により、従来よりも薄い豆乳からも豆腐が作れるようになったからです。豆乳の成分が多い豆腐が、成分の少ない製品よりも高くなるのは当然ですし、成分の少ない製品の旨味が少なくなるのも道理です。

現在安い商品では一丁30円前後、高いものは何百円もしますが、どれも豆腐と言う名前で一括りにされています。事情の良く判らない消費者は、同じ豆腐と判断して安い製品を選択しますが、実は安い分だけ大豆の量は少ないと言う訳です。これでは具合が悪いと、豆腐事業者の全国団体でつくる豆腐公正競争規約設定委員会が大豆の量によって製品を区分しようと言うものです。

これまでもアイスクリームやチョコレートで、成分の含有量に製品の名称を区分して、消費者が購入する際の判断材料になっていますが、メーカー間の公正な競争の為にも早期の制度化が望ましいと考えます。

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