« 北朝鮮がICBMの発射実験 | トップページ | 蝉が初鳴き »

2017年7月 6日 (木)

九州北部で豪雨災害

九州北部地方が大変な豪雨災害に見舞われています。福岡県南部の朝倉市や隣接する大分県日田市などで、長時間の豪雨で広い範囲が冠水し、多くの地区が孤立しています。日田市では久大線の花月川鉄橋(長さ約80m)が増水によって流失しています。

昨夕からテレビでは繰り返し現地の情報を伝えていますが、未だ救援の手が届いていない状況のようです。道路網が寸断され、自衛隊さえ容易に孤立地域に近づけない場所もあるようです。空からの救援も準備はされているのですが、悪天候のためヘリの離陸は見送りとなっています。

今回の災害は、線上降雨帯と呼ばれる長時間同じ場所に雨雲が留まり続ける現象によって発生したものです。線上降雨帯は最近になって注目された降雨現象で、これまでも大規模な豪雨災害で観測されており、気象庁も昨夜の段階で大雨特別警報を出して警戒を呼び掛けています。

これだけの規模の災害となると大量の救援部隊が必要になりますが、肝心の交通路が確保されていません。自衛隊からは土木用の重機も投入されていますが、数が全く足りていません。また、冠水した中では大変危険が伴いますので、できれば無人の水中作業車も早急に装備に加える必要があるように感じています。

このような事態では水をものともせずに走行できる車両が求められますが、最近導入されたAAV-7水陸両用車を是非投入すべきだと思います。

Aav7

Aav7


上:上陸中のAAV-7、下:航行中のAAV-7水陸両用車です。(出典:防衛省)

本来は兵員を載せ、沖合の艦艇から海上を航行して岸に上陸するための車両ですが、水浸しの不整地を走行することはお手の物です。被災者の救出や状況把握の用途に打って付けの機材なので、早期に投入されることが望ましいと思います。

|

« 北朝鮮がICBMの発射実験 | トップページ | 蝉が初鳴き »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 九州北部で豪雨災害:

« 北朝鮮がICBMの発射実験 | トップページ | 蝉が初鳴き »