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2017年7月26日 (水)

対艦ミサイルXASM-3実射試験の謎その2

標的艦「元しらね」の再入港について前回考察してみましたが、どうもしっくりしません。改めて再入港時の写真を見直しましたが、後部甲板で何事かが起きたのは間違いなさそうですが、右舷舷側のシート周辺を拡大してみても船体の歪みは確認できません。先月の米国イージス艦の衝突事故では船体が大きく損傷しましたので、衝突時のエネルギーについて調べてみました。

物体が持つ運動エネルギーは、物理の運動エネルギーの公式で表すことができるので、エネルギーを計算してみます。

運動エネルギーをK、 物体の質量(重量)をm、 速度をvとすれば

K=1/2mv2   となります。

XASM-3の突入時の重量を600Kg、速度をマッハ1.5

イージス艦と衝突したコンテナ船ACXクリスタルの重量を5万トン、速度を28Km/h(15ノット)とした場合

XASM-3の運動エネルギーは K=1/2 X 0.6 X (1830)2                                                 

                     =1004670 ※単位は省略

一方ACXクリスタルの運動エネルギーは K=1/2 X 50000 X(28)2

                            =19600000

となります。XASM-3の運動エネルギーとACXクリスタルを比較すると

1004670÷19600000X100%≒5.1% となります。

 

つまりXASM-3が爆発せずに「元しらね」に突入した場合のエネルギーは計算上、ACXクリスタルがイージス艦に衝突した事故の1/20ほどとなります。であれば、損傷はかなり限定的になることも有り得るかもと思えますが、やはり小さなシートで覆い切れるかと言えば、ちょっと微妙ですが、設定の数値自体、正式に入手した数字ではありませんので、ほどほどに考えた方が良いかも知れません。

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