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2017年8月31日 (木)

SM-6が2回目の弾道ミサイルの迎撃に成功

北朝鮮が立て続けに弾道ミサイルを発射していますので、不安に感じている方も多いと思いますが、これを迎撃するミサイル防衛の方も着々と成果を上げています。

米国国防総省ミサイル防衛局は30日、8月29日にハワイ、カウアイ島から発射したMRBM(準中距離弾道ミサイル)標的をイージス艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」からSM-6で迎撃に成功したと発表しました。SM-6でのMRBMの迎撃は昨年12月に、同じイージス艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」が成功しており、今回が2回目の成功となります。

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SM-6の外観です。SM-6は航空機用の対空ミサイルSM-2にブースターを付けて大幅に射程を改善したもので、最大射程は370Kmとなっています。

自衛隊も配備しているSM-3はIRBM(中距離弾道ミサイル)への対応が可能と言われていますが、北朝鮮が大量に保有しているノドンはMRBMに分類されます。別にMRBMでもIRBMでもグズグズ言わずに、撃たれたら落とせばいいだろうと思われるかも知れませんが、実は懐具合に関係する話となります。

迎撃ミサイルのお値段ですが、PAC-3が1発3億円、SM-6が1発4.5億円、SM-3のブロック1Aで15億円、ブロック2Aが約24億円と言われています。ですからノドンをSM-6で迎撃できれば4.5億円の出費で済みますが、SM-3を使えば3~5倍の費用がかかることになります。緊急時には、そんなことには構っていられませんが、何しろノドンは数が多いので、安く済めば、それだけたくさんのミサイルを用意できますので、我が国にとっては助かる話です。

但し、SM-6はイージスシステムでしか運用できませんので、イージス艦かイージス・アショアからしか発射できません。そこで、類似のミサイルがないだろうかと見渡すと、よく似たミサイルがありました。陸上自衛隊が運用している03式対空ミサイル、通称中SAMです。

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SM-6と中SAMを比べると重量や射程が大きく違っています。しかし、SM-6の元になったSM-2MRと比べると、そんなに大きさ・性能が違っていないことに気が付きます。つまりMk72ブースターをくっ付けることによって、射程が300Kmも伸びているのです。

SM-6は先端のレーダーを空対空ミサイルのものに変えて、命中率を向上させていますが、中SAMも同様に空対空ミサイルのものに変えて性能を向上させた、「中SAM改」に今後移行します。この「中SAM改」にMk72ブースターを取り付けた「新中SAM」を作れば、PAC-3の穴を埋める迎撃体制が組めるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

※8月31日追記 このアイディアは全くの思い付きだったのですが、既に防衛省が研究に着手していたようです。

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高高度迎撃用飛翔体技術の研究  (出典:防衛省)

TVCやサイドスラスターを備えていますが、外観は中SAM改にそっくりで、弾道ミサイルの迎撃も想定しています。

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2017年8月30日 (水)

火星12型の飛翔について

北朝鮮が、今日になって昨日発射したミサイルが火星12型だったと公表しましたので、昨日の火星12型の発射について検証してみました。すると、前回よりも大幅に燃焼時間が短く、搭載燃料をかなり減らして発射したのではないかと思われます。また、経過時間と高度、飛距離から計算すると速度はいずれも秒速3Km台で、液体式の1段式ミサイルだったと考えられます。

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公表された時刻と距離、高度を図にしてみました。発射時間については5時57分説もありますが、58分説を取っています。襟裳岬の通過時刻についても7分説がありますが、落下時間から考え6分説を取っています。いずれにしても分の単位なので、秒にすれば相当な誤差を含んでいるのは確かです。

飛行距離(水平移動距離)を所要時間で割ると平均速度が出ます。

2690Km÷14分÷60秒=3.2Km/秒      平均速度は秒速3.2Kmです。

また、襟裳岬上空で最大高度550Kmに達したとのことなので、ここまでの平均速度は

1510Km÷8分÷60秒=3.15Km/秒  最高高度までの平均速度は秒速3.15Kmです。

550Kmの高さから自由落下した場合、海面に到達するまでにかかる時間は

h=1/2gt2  h=落下距離 g=9.8m/s2  から  t=√2h/g なので

t=√110000/9.8≒335秒  5.58分 となります。この場合の平均速度は

1180Km÷335秒=3.52Km/秒         平均速度は秒速3.52Kmです。

尚、これらは水平移動距離での数値なので、三角関数を使って疑似的に弾道距離に換算すると

総飛翔距離約2908Km、最高高度まで約1607Km、最高高度から約1301Kmとなりそれぞれの平均速度は

3.35Km/秒、 3.88Km/秒、 3.57Km/秒 となります。

弾頭部分についてはMIRV(複数弾頭)ではなかったのかとの見方がありますが、完全には否定できないものの、現段階では核弾頭の小型化がそこまで進んでいるとは思われず、単弾頭方式であったと考えます。

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中日新聞がまたまたトンデモ記事

驚くべきことですが、中日新聞には我が国が法治国家であることが全く理解できていないようで、こんな記事を掲載しています。以下引用です。

<防衛局が暴言「日本語分かるか」 辺野古反対派に、沖縄反発>

米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市辺野古の米軍基地前の抗議活動で、基地ゲートをふさいでいた市民らに、移動を求める防衛省沖縄防衛局の職員が「日本語分かりますか」と発言していたことが29日、防衛局などへの取材で分かった。反対派は「方言差別があった沖縄の歴史を理解していない暴言だ」と反発している。

記事ではあっさりとゲート前と表記していますが、反対派が座り込んでいるのは、れっきとした公道です。公道に勝手に座り込んで通行を阻害するのは道路交通法違反です。また、座り込んでトラックの通行を妨害するのは、運転手に対する威力業務に当たります。これらの「違法行為」に対し、幾度となく移動を求めたのにもかかわらず、座り込みを解こうとしない輩に対し、警備陣が日本語が理解できない外国人か?と問いかけるのはごく自然の行為で、何の問題もありません。仮に日本語が理解できない外国人だとしても、我が国の領土において違法行為を働けば、法による処罰を受けるのは当然で、沖縄県民に対する方言差別でもなんでもありません。

警察もこのような暴徒は積極的に排除すべきですし、警告に従わない輩に対しては速やかに違法行為として検挙すべきです。政治的主張をすれば、何もかも許容されると考えるのは、中国や韓国ではあり得ることかも知れませんが、法治国家の我が国においては許されることではありません。

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2017年8月29日 (火)

北の弾道ミサイルが北海道上空を通過

本日午前5時58分頃、北朝鮮西側のピョンヤン周辺から弾道ミサイル1発が発射されました。発射を探知した日本政府は、6時2分にJアラートで国民に注意を呼び掛け、各テレビ放送は定時番組を中断して、この内容を伝えました。

ミサイルは北海道襟裳岬上空を通過し、襟裳岬東方1180Kmの海上に着弾した模様です。飛翔距離は2690Km、最高高度はおよそ550Kmと見られています。ミサイルは液体燃料式の火星12型と見られています。日本海上空で1段目と2段目、弾頭部分を切り離したと思われ、三つに分離されたことが確認されています。

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今回のミサイルの飛行コースです。恐らく能登半島沖には海自のイージス艦が展開していたことと思われますが、探知した弾道から国内への落下の可能性はないと判断し、迎撃の措置は取られませんでした。今回、発射時刻が午前5時58分とすれば、発射後約4分でJアラートが発令されたことになります。東海岸から発射された場合、石川県に差し掛かるのがおよそ4分30秒後となりますので、避難行動を取る時間が少なくとも30秒程度は確保できることになります。

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政府が呼び掛けているミサイル落下時の避難方法です。 (出典:内閣官房)

現在北朝鮮が行っているのは、ミサイル開発のための実証実験で、弾頭には何も積んでいないと考えられますが、実際の弾頭を積んだミサイルを撃ち込む可能性がない訳ではありません。どうせ自分には関係ないと思わず、万一飛来の対象地域になった場合を考え、日頃から取るべき行動について考えておくことが大切です。

※ 昨日、防衛省はミサイルが日本海上空で三つに分かれたと発表しましたが、その後分離したとするには更なる検証が必要と、発表内容を変更しましたので、当該部分を抹消しました。また、火星12型について、北朝鮮から機体構成について公式発表がなく、前回の到達高度や飛翔時間から液体2段式ミサイルと推定していましたが、平均速度から1段式ミサイルとしか考えられないので、この部分も合わせて抹消致しました。

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高校野球の指導でまたも事故

最近の日本のスポーツ界の躍進は頼もしい限りですが、その一方で学校におけるスポーツ指導での事故が後を絶たないのはどうしたことでしょう。

先月も新潟県加茂市の加茂暁星高校野球部の女子マネジャーが、練習先のグラウンドから走って帰ることを指示され、学校まで帰った直後に低酸素脳症で倒れ、死亡した事故があったばかりなのに、またしても無謀な指示で部員が熱中症で1週間も入院する事故が起きて、正直スポーツ指導者の不勉強ぶりには呆れるばかりです。

野球部の女子マネージャーが、突然ランニングを指示された結果、体調不良で死亡する事故があったばかりなのに、昼過ぎの32℃の屋外で100mを130本も走らせるのは、無知を通り越して犯罪行為です。

今回の事故は岐阜県美濃加茂市の私立美濃加茂高校で、硬式野球部の2年生の男子生徒(16)が長時間の走り込みをさせられ、重度の熱中症で救急搬送されたもので、直接指示を出した26歳の当該野球部出身のコーチが無期限の指導停止となりましたが、このコーチは非常勤の講師で保健体育を担当していたと言うことですが、スポーツ医学を全く理解しておらず、人選ミスとしか言いようがありません。また練習試合の結果について全員を叱責し、特にピッチャーだったこの生徒に怒りの矛先を向けたと言う監督の責任は更に重大です。

この監督は厳重注意処分とのことですが、このような根性論のみの認識の人間に監督を任せている学校の責任は更に重大です。真夏の炎天下では、何が起きても不思議はありません。夏場には特にきめ細かな体調管理が求められますが、生徒の体調よりも勝負の結果を重視しているようでは、学生スポーツ指導者としては全くの不適格者だと言わざるを得ません。

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2017年8月28日 (月)

富士総合火力演習にAAVと16式機動戦闘車がデビュー

昨日、東富士演習場で隊員約2300人が参加し、本年度の総合火力演習が行われました。総合火力演習は昭和36年に隊員教育を目的に始まりましたが、41年から一般公開されるようになり、最近は非常に人気のあるイベントとしてすっかり定着しています。今年は入場券の当選倍率が29・3倍に達する超人気ぶりとなっており、近年は入場券の確保が大変難しくなっています。今年の入場者数は約2万4千人でした。

各国の駐在武官達が招待される中、小野寺防衛相も出席し、弾薬約36トンを使用して日頃の訓練の成果を披露しました。自衛隊の場合、実弾を使う機会が限られており、総合火力演習は格好の機会となっているようです。

ここ6年間は離島防衛がテーマとなっており、占拠された離島を奪還するシナリオが展開されています。これに伴い、新たに導入されたAAV水陸両用車と16式機動戦闘車が初めて観客に披露されました。

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AAV水陸両用車です。 (出典:防衛省) AAV水陸両用車は米軍のAAV-7を輸入したものですが、自衛隊での呼称はAAV水陸両用車となるようです。

AAV水陸両用車はキャタピラ式で沖合の輸送艦から発進して、自力で海岸に上陸することが可能な装甲車で、乗員3名の他に25名の武装した隊員の乗車が可能です。

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16式機動戦闘車です。 (出典:防衛省) こちらはAAVとは違って8輪のタイヤを装備し、最高時速100Kmで走行可能な装輪式の装甲車で、105ミリ砲を装備しており、装甲車両を撃破することが可能となっています。装輪式の場合、発射の反動で車体が揺れて照準が狂ってしまうことがありますが、電子式の車体制御で走行中でも正確な射撃ができるようになっています。

これまで離島防衛が叫ばれながら、現地に適した有効な装備はあまり配備されて来ませんでした。AAV水陸両用車や16式機動戦闘車にしても、現地までの運搬手段や、敵の侵攻能力に見合っているのかと言った問題はありますが、何もなかったこれまでの状況に対し、ひとまず一歩前進と言えるのではないかと思います。

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2017年8月27日 (日)

蝙蝠が乱舞

子供の頃は、自宅が農村部だったこともあって、夕暮れには沢山の蝙蝠が空を舞っていました。腕白小僧だったので、青竹を切り出して飛んでいる蝙蝠をはたき落として喜んでいました。最近になってふと夕空を見上げると蝙蝠の姿はほとんどありません。たまに1、2匹が申し訳なさそうに飛んでいるだけです。

ところが、今日の夕暮れのことです。暑さを避けてワンコの散歩に出たところ、何時になく多くの蝙蝠が飛び交っていました。ぱっと見ですが、15~20匹はいたでしょうか。何故今日は蝙蝠が多かったのかは判りません。もしかしたら、季節的な移動の途中だったのかも知れませんが、久々に沢山の蝙蝠を見ることができました。できれば、何時までもこの辺りを飛んでいて欲しいと願わずにはいられませんでした。

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海自SH-60J哨戒ヘリが墜落

先日、CH-101輸送ヘリとAH-1攻撃ヘリと連続して事故があったばかりですが、今度は海自のSH-60J哨戒ヘリが墜落しました。事故が起きたのは昨夜午後10時50分頃、竜飛崎の西南西、約90Kmの日本海で訓練中のSH-60J哨戒ヘリが墜落しました。同ヘリは護衛艦「せとぎり」搭載機で、当時はパイロット以下4名が搭乗していました。

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護衛艦「ひゅうが」の飛行甲板で展示中のSH-60J哨戒ヘリコプターです。

海自は2016年3月末現在で、SH-60Jを42機、SH-60Jの後継であるSH-60Kを49機保有していますが、何故か事故を起こしているのはSH-60Jの方ばかりです。

最近では2012年4月に出港する護衛艦を見送り中に護衛艦「まつゆき」に接触して着水、水没しており機長が亡くなっています。同年2月には、大湊航空基地で操縦士の空間識失調失調により横転する事故がありました。また2009年12月には長崎県の沖合で副操縦士要請訓練中に操縦ミスによって墜落、2名が亡くなる事故を起こしています。

一方のSH-60Kは2005年から配備が始まった機体ですが、これまで大きな事故は起こしていません。SH-60KはSH-60Jの改良型ですが、ホバリング性能向上のため、ローターブレードを独特の形状にしたり、エンジン出力を345馬力アップしています。これらの措置が功を奏したのかは判りませんが、もしSH-60Jに何か問題があるのであれば、早急に対策を打つ必要がありますので、詳しい事故原因の究明が待たれます。

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2017年8月26日 (土)

スズキジムニーが20年振りにモデルチェンジ

昨日当たりから、ネットに次期ジムニーのスクープ写真が上がっていましたが、今朝の中日新聞にスズキ幹部の話として、ジムニーがモデルチェンジをすると伝えていました。

釣り人に圧倒的な人気のスズキのジムニーですが、販売台数がおよそ1000台/月と絶対的な台数が限られているせいか、発売以来20年間モデルチェンジがありませんでした。モデルチェンジのサイクルが短い我が国の自動車業界で、これだけモデルチェンジの感覚が開くのは大変珍しいことです。ホンダのバモスもモデルチェンジ間近と言われていますが、こちらは発売から現時点で19年となっています。

ジムニーが人気なのは抜群の走破性と低い価格です。オフロードタイプの車両として河原や軟弱な不整地での走行にかなう車両はありません。発売間もない頃、鳥取砂丘で斜面を走行している場面を目撃したことがありますが、普通車の4WDが斜面の途中で行き詰ってしまったのに対し、軽量なジムニー(当時の排気量は360cc)は一気に斜面を登り切っていました。  

※多分現在は砂丘内の車両の走行は禁止されていると思いますが、当時は禁止前だったと思います。

ジムニーTX5MTは64馬力、車両重量は980Kgなので1馬力当たりの重量は15.3Kgです。トヨタのランクル・プラドTXは130馬力、2160Kgで1馬力当たりの重量は16.6Kgでジムニーが馬力当たりの重量で優っています。またジムニーXG 5MT の車両価格は1,296,000円と高額な最近の軽自動車の中でかなり手ごろな価格設定になっています。

このようなリーズナブルで高い走破性が釣り人に高く支持された理由ですが、果たしてモデルチェンジによって更に人気に火が付くのか注目です。

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2017年8月25日 (金)

今日の浜松基地

今日は浜松エアパークの展示格納庫北側のエプロンで、T-4練習機の離発着訓練展示のイベントがありましたので、カメラを提げて行って来ました。

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T-4練習機のコックピット。航空祭でT-4も地上展示されますが、ここまで寄って移す機会はありません。

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浜松基地には航空救難隊がありますが、救難隊所属のUH-60J救難ヘリです。

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ギャラリーが多いせいではないと思いますが、かなりの急角度で降下しました。救難救助では様々な場面が予想されますので、どんな現場に遭遇しても慌てないように、このようなアクロバティックな飛行も訓練しています。

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航空祭では滑走路北側からの撮影になるため、いつも逆行で黒くつぶれてしまいますが、これだけの順光で撮れたのは初めてです。

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T-4練習機の着陸場面。2機並んでの着陸はタイミングを取るのが大変だろうと思います。

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着陸した2機がタキシングでエアパークのエプロンに戻って来ました。

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T-4とUH-60Jのコラボです。

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T-4はこの角度が一番だと思います。

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エプロンに到着。ギャラリーの視線を浴びています。

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F-15上がりの教官のパイロットが見学者の質疑応答に答えてくれました。T-4の機体寿命について質問したところ、まだまだ当分は大丈夫ですとの回答でした。

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静浜基地所属のT-7練習機が突然降りて来ました。

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何かアクシデントかなと思いましたが、何事もなかったように再び離陸して行きました。

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中国爆撃機が紀伊半島沖に接近

昨日、中国空軍のH-6爆撃機、6機が宮古水道を抜けた後北東に飛行を続け、紀伊半島沖に達しました。これまで宮古水道上空を飛行することはありましたが、太平洋に抜けた後は反転して東シナ海方面に引き返しており、紀伊半島に接近するほど本州に近づいたのは初めてです。

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H-6爆撃機です。  (出典:防衛省)

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H-6の飛行コースです。 (出典:防衛省)

H-6は領空外を飛行しており、これ自体は国際法上問題ありません。しかし、飛行の意図を考えれば、我が国のレーダーサイトの電波情報の収集や空自基地からのスクランブルの反応時間を確認するのが目的と思われます。過去旧ソ連も同様の飛行を繰り返しており、これは東京急行と呼ばれていましたが、中国は東シナ海を自国の勢力下に治める野望を持っており、大変危険な兆候と考えます。

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これは中国空軍・海軍の東シナ海に面した航空基地と航空自衛隊の西日本地区の基地です。中国軍が9の基地を持っているのに対し、日本は石川県の小松基地を入れても4基地しかありません。もし、中国がこの4基地に対して巡航ミサイルによる攻撃を行った場合、西日本の防空体制に大きな穴が開く可能性があります。

もちろん、那覇には米空軍の嘉手納基地、岩国には海兵隊の航空基地がありますが、我が国の空の守りを考えた場合、十分とは言えないのではないでしょうか。

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2017年8月24日 (木)

第七艦隊司令官を解任

米国海軍は第7艦隊のアーコイン司令官を「指揮能力に対する信頼の喪失」を理由として解任しました。アーコイン司令官は元々、近く退役する予定でしたが、6月のイージス艦「フィッツジェラルド」に続いて今回、同型艦の「ジョン・S・マケイン」が再び民間船と衝突した事態を重く見た海軍が、司令官の解任と言う思い切った措置に出たものです。

「フィッツジェラルド」の事故では見張りの役割が全く機能しておらず、このような状況を放置した責任により、艦長以下幹部3名を解任しており、3名は今後軍法会議にかけられる可能性があります。

今回の事故原因については現段階で詳しいことは明らかになっていませんが、双方の位置関係から衝突したタンカーの側に回避の責任があったと見られています。しかし、マラッカ海峡と言う世界有数の難所を航行する船舶として、周囲の見張りを十分に行っていれば、事前に衝突の危険性は把握できた筈で、今回も「ジョン・S・マケイン」の側の見張りが不十分だった可能性があります。

第七艦隊は、これらの事故で弾道ミサイル防衛能力を持ったイージス艦2隻の戦力を失うことになり、北朝鮮のミサイル発射の挑発で、東アジアの緊張が高まる中、艦船のやり繰りに頭を悩ますことになりそうです。

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2017年8月23日 (水)

防衛省来年度概算要求でSM-3ブロック2Aに472億円

防衛省は来年度予算案の概算要求で、過去最高額となる5兆2551億円を計上することが明らかになりました。弾道ミサイルに対応するため、地上配備型イージスシステムの「イージス・アショア」の導入予算を織り込みますが、金額については米国との折衝が済んでいないため、金額を明示しない形での要求となります。また、これ以外のミサイル防衛関連ではイージス艦に搭載する新型迎撃ミサイル「SM-3ブロック2A」の取得費用472億円を含む1791億円を計上することになっています。

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上昇中のSM-3ブロック2Aです。  (出典:防衛省)

「SM-3ブロック2A」については今年度の予算で147億円を計上しています。ブロック1Aは1発15億円と言われていますが、ブロック2Aは大型化して、標的を捉えるシーカーの性能を向上させており、1発が2000~2500万ドルと言われています。

1ドル=113円として2150万ドルが24億2950万円となります。

147÷24.295≒6.05  なので、6発分の金額と考えられます。

同様に 472÷24.925≒19.4  なのでちょっと修正して

472÷23.5≒20   となりますので、20発分の金額ではないでしょうか。

となれば、6+20=で26発分の「SM-3ブロック2A」を確保することになりますが、最初の6発分の納入は当初見通しで2021年の予定です。

ところで、イージスシステムは常にバージョンが更新されており、現在「SM-3ブロック1A」を搭載している4隻の「こんごう型」イージス艦には最新型の「SM-3ブロック2A」は搭載できません。搭載できるのは現在改修中の「あたご型」イージス艦の2隻と、現在建造中で2020年、2021年に就役予定の新型イージス艦の2隻と「イージス・アショア」ですが、恐らく現時点では「イージス・アショア」は計算に入っていないと思われます。

海上自衛隊のイージス艦は、弾道ミサイル運用能力を付与されると、迎撃試験を行うため各1発を行ってきました。今回もそれにならえば、4発は試験用となり、残りは22発です。
これを4隻で分ければ1隻当たり5発となる計算ですが、現行の「こんごう型」が「SM-3ブロック1A」をそれぞれ8発搭載しているのと比べれば、数の不足は明らかです。従って、「イージス・アショア」搭載分と不足分については来年度予算で調達することになるのではないかと思われます。

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2017年8月22日 (火)

誤って酒として提供の洗剤で客が入院

冷蔵庫にあったボトルを麦茶だと思って飲んだら麺つゆだったと言う話を聞いたことがありますが、笑いごとで済まない事故が起こってしまいました。

秋田市の飲食店が洗剤の入った酒瓶を誤って客に提供し、酒と信じて飲んだ女性客2人が口の中のただれや嘔吐などの症状を訴え、うち1人が入院したと言うことです。店では業務用の大型の容器に入った液体洗剤を使いやすいように小型の日本酒の空き瓶に分けていましたが、これを誤って冷蔵庫に保管し、事情を知らない店員が酒と間違えて提供してしまったものです。

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似たような話はいくらでもあります。容器がなかったので、灯油用の容器にガソリンを入れておいたところ、知らずにストーブに給油されて火事になったり、缶酎ハイを子供が清涼飲料水と間違えて飲んだりと、外観と中身が違っているとこの種の事故が起きてしまいます。

できれば容器は本来の用途以外に使わないのが一番ですが、違う中身を入れた時は中身が判るようにしっかり表示をすることです。特に食品の容器に危険物を入れる時は絶対に間違えられないように二重・三重の気配りが必要です。

塩と砂糖でも間違えないように容器や置き場に配慮するのが当然ですが、口に入れてはいけない洗剤を、商品の酒の空き瓶に入れて保管するのは飲食店としては致命的な失態です。この店はチェーン店のようですが、もし他の店でもこのようなことが常態化していたのなら、食品管理についても落第だと考えて間違いないと思います。

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アクセス数が急増

昨夜、アクセス数が急増し、897アクセスと過去最高を記録しました。以前にも記事に取り上げましたが、7月以降これまでより2倍ほどのアクセスとなる日々が続いており、今月の平均アクセス数は、一昨日の時点で200アクセスを越えていました。

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これまでの最高は、niftyに記事を取り上げてもらった時に記録した700弱で、後にも先にもこれ以外に500アクセスを超えたことはありませんでした。昨日は午後8時頃に一気にアクセスが集中したようですが、正直全く訳が判りません。昨日は新しくタブレットを導入した記事と、米軍のイージス艦の衝突の記事の2本をUPしましたが、更新時に特に変化はありませんでした
一体何故、このようにアクセスが増えたのか、全く訳が判りませんが、これまで同様当ブログをご愛読頂けますよう、お願い致します。
尚、この記事は新しいタブレットを使って作成・更新いたしました。

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2017年8月21日 (月)

第七艦隊のイージス艦ジョン・S・マケインがタンカーと衝突事故

日本時間の本日午前6時25分、米国海軍第七艦隊で横須賀基地所属のアーレイ・バーク級イージス駆逐艦の「ジョン・S・マケイン」満載排水量8362トンが、マラッカ海峡東方の海上でタンカー「アルニックMC」排水量3万トンと衝突し、負傷者5名、行方不明10名を出す大事故となりました。

「ジョン・S・マケイン」はシンガポールへの定期訪問の途中、「アルニックMC」は台湾から原油を積んでシンガポールに向かう途中でした。事故は「ジョン・S・マケイン」の左舷後方に、「アルニックMC」が横から突っ込む形で発生しており、位置関係からは「アルニックMC」の側に回避義務があったように見受けられます。

米軍の艦船と民間船の事故と言えば、6月に同じアーレイ・バーク級の「フィッツジェラルド」が夜間にコンテナ船の「ACXクリスタル」と衝突し、就寝中のフィッツジェラルド乗員7名が死亡する事故があったばかりです。この事故では「フィッツジェラルド」側の見張り体制が全く機能していなかったことが明らかになり、館長以下3名が解任の処分を受けています。

今回の事故は「フィッツジェラルド」のケースとは違いますが、わずか2か月余りの間に2回も乗員の死亡事故を起きるとは異常事態ではないかと思われます。事故直後で、事故原因が明確になっていない時点で、断定的なことは言えませんが、米軍艦艇の航行体制について早急な見直しが必要ではないかと思われます。

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新型タブレット導入

新型タブレットを導入しました。機種はHUAWEIのMediaPadT1 7.0、7インチのSIMフリータイプです。これまでは、5インチのSIMフリータイプのスマホとWifi接続の2in1タイプの9インチタブレットを使っていました。

9インチタブレットはキーボード付きなので、出先でブログの記事をUPするのに使っています。スマホはこのタブレットをテザリングで接続するのに必要なのですが、外出時にネットのニュースをチェックするのにも使っています。ところが、テザリングにはそんなに電力を消費しないのですが、スマホでネットに接続するとバッテリーの消費が早く、見る見るうちに残量が減ってしまいます。バッテリーの消費を抑えるためにはスマホでテザリングして9インチのタブレットでネットの接続すれば良いのですが、接続に若干の時間を要しますので、面倒に感じていました。

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新しい7インチタブレットです。以前使っていたNEXUS7よりも若干小さく、重量はNEXUS7の340gに対し278gと62g軽くなっていますので、持ち出すのに便利です。

今はスマホのSIMが1枚しかないので、家の中でWifi接続で使っていますが、タブレットが2台体制になったので、バッテリーの残量を気にせず使えて便利です。近いうちに新しいSIMを追加するつもりですが、追加のSIMは月200円で利用できますので、なるべく早く手続きしたいと思っています。そのうち、こちらのタブレットからブログを更新することがあるかも知れませんので、その節はよろしくお願いします。

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2017年8月20日 (日)

直虎フィーバー

NHKの大河ドラマの女城主直虎は、これまで歴史の表舞台で取り上げられることが人物が主人公となっているため、ストーリー展開の割に視聴率が思わしくないようで残念です。直虎については、活動の時期が戦国末期の激動期であったことから、あまり資料が残っておらず、脚本を書くについては制約を受けることが少ないので、通史にとらわれない人物像を描いているように感じています。

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昨日、所用で出かけたらデパートの外壁にもドラマのPRのシートが張られていました。

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井伊氏が本拠とした井伊谷城への登城口です。今回のドラマ化に合わせ、井伊直虎ゆかりの地であることを示す赤い幟が市内のあちこちに建てられています。井伊氏は今川・武田・徳川の勢力の狭間の中で、世継ぎの男子が全て死に絶えると言う不運に見舞われながら、幼少の直政を守り抜き、なんとか苦境を乗り越えて彦根藩の始祖となりました。

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直虎が命をかけて守り抜いた直政が築いた彦根城の天守です。

断片的な資料しか残されてはいませんが、戦国の激動期を生き抜いた一人の領主がいたことを多くの方に知って欲しいと願って止みません。

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ホンダモンキーが8月で生産終了

排気量50ccの原付バイクながら、発売から50年にわたって多くのファンに愛されて来たホンダのモンキーが今月を持って生産を終了します。50年を経て商品の魅力が無くなった訳ではなく、排ガス規制が強化され28年規制に適合しなくなったのが、その理由です。実はモンキーだけでなく、多くのバイクがこの規制をクリアできずに生産を一旦中止します。

バイクの排ガス規制については達成が困難なことから、これまで規制の強化が見送られていましたが、四輪の規制が年々強化されたために、2000ccの車よりも原付バイクの排ガスのの方が汚染物質の排出量が多いといった逆転現象が起きてしまい、バイクの規制強化も止む無しの事態となりました。

バイクも電子制御の燃料噴射機構を備えたり、点火のタイミングを電子式にするなど、これまでも排ガス対策を取って来ましたが、小型車は対応が難しく、今回多くの機種で生産が終了する事態となったもので、日本のバイクの原点とも言えるホンダスーパーカブも一旦生産が終了すると言われています。スーパーカブについては配達用に大変な台数が使われていることから、新型車が出るのではと言った観測もありますが、これを機にEV化して電動バイクとして生まれ変わると言った話も出ています。

バイク業界もこのような流れを深刻に受け止めており、業界1位のホンダと2位のヤマハが提携してエンジンや車体を共通化する流れとなっています。日本のバイク人口は年々減り続けていますが、通勤や買い物など比較的短距離の移動には、手軽で省エネのバイクの利用が適していますので、何とか規制を乗り切って庶民の足として復活して欲しいと願っています。

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かつての愛車、オフロードバイクXL250から派生した400cc単気筒のFT-400です。加速はそれほどでもありませんでしたが、独特のトルク感と排気音が好きでした。

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2017年8月19日 (土)

みちびき3号が再打ち上げへ

今月12日にH‐ⅡAロケット35号機で打ち上げ予定だった、みちびき3号機は燃料系統のバルブのヘリウムガスの漏れが見つかり打ち上げは中止されました。この原因についてJAXAと三菱重工は本日、ヘリウム漏れはヘリウムガスタンクの金属製のシールに異物が付着し、隙間ができたことが原因だったと発表しました。

まるで「下町ロケット」作中のエピソードのような話ですが、タンクの調達が予定通りに進まず、組み立ての順序を変更したことが異物の混入につながった可能性があるようです。何にしても、事前のチェックで異常を発見でき、打ち上げを中止できたことは幸運だったと言えるでしょう。通常の組み立て手順であったなら、組み立て後の点検で異常を発見できたのでしょうが、組み立ての順序を変えたことによってトラブルを見逃してしまいました。今後は通常の手順を変える場合には、チェックの方法も併せて変更する仕組みに変えるものと思われます。

H‐ⅡAロケット35号機は、19日午後2時29分に打ち上げられる予定です。

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2017年8月18日 (金)

中日新聞がまたしてもオスプレイに難癖

日米、安全より「同盟」優先 オスプレイ飛行常態化も

中日新聞が北海道で行われている陸上自衛隊と米海兵隊との共同訓練に参加した米軍のオスプレイについて伝える18日付の記事の見出しですが、あまりに感情的な表現で感心できません。記事を引用すれば

~オーストラリア沖で起きた死亡事故直後で地元が反発する中、日米両政府は強固な同盟関係のアピールを優先した形だ。今後、陸自が導入するほか、在日米軍基地への追加配備計画もある。安全性への懸念は拭い去れないまま、日本上空での飛行が常態化するのは確実だ。~

と、オスプレイの飛行が安全を無視したかのような口調ですが、オスプレイが危険な航空機だとの指摘は当たりません。オスプレイは飛行機のような固定翼モードとヘリコプターのようなヘリモードを使い分けて、高速で飛行し、垂直着陸が可能な輸送機です。この特徴を生かして、ネパールの大地震の際は沖縄から空中給油を受けながらネパールまで飛行し、現地での救助活動に活躍しました。他の国の救助隊は一旦輸送機にヘリを積み込んで隣国のインドまで輸送し、そこからヘリを飛ばして現地入りしましたが、空港が混雑して到着が大幅に遅れる結果となりました。

固定翼機と比較して、回転翌機に事故が多いのは周知のことです。民間機ですが、今年3月には長野県の防災ヘリが訓練中に墜落し、乗員9人が亡くなる事故を起こしています。昨日も南極観測船に搭載しているCH-101ヘリコプターが、岩国基地で訓練中に着陸に失敗し、横転事故を起こしていますし、陸上自衛隊のAH-1攻撃ヘリが夜間飛行訓練中に不時着し、脚部を損傷しています。

ヘリコプターは回転翼を回転することで揚力を発生させ、機体を浮上させていますが、空中に留まるホバリングは様々な要素の微妙なバランスによって成り立っていますので、どれかの条件が外れれば、機体の安定は失われてしまいます。

中日新聞の記事は、オスプレイを運用することは地上の安全を無視するかのような主張ですが、飛行するに当たり一番安全を気にするのはオスプレイの乗員であり、搭乗者です。なぜなら、当然のことながら、もし事故になれば彼らの生存が真っ先に脅かされることになるからです。その彼らが安全だと判断し、運航することに対して一方的だと決めつけるのは、いかがなものかと思います。

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雲海の上を飛行するオスプレイ。 (出典:在日海兵隊HP)

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小野寺防衛相がイージス・アショア導入を米国に伝達

訪米中の小野寺防衛相は現地時間の17日午後(日本時間18日未明)、マティス米国防長官と会談し、地上配備型ミサイル防衛システムのイージス・アショアの導入に向けた協力を求めました。これに対し、マティス氏は前向きな姿勢を示したと言うことです。

イージス・アショアについては、これまで政府の方針として導入に踏み切る方針が伝えられていましたが、正式に確認されたのはこれが初めてです。現在海上自衛隊のイージス艦に配備されているSM-3ブロック1Aは高度500Kmが迎撃可能な高さの限界と言われていますが、新たに開発中のブロック2Aは高度1000Kmまで迎撃可能となりますので、イージス・アショア導入時にはブロック2Aが配備されるのではないかと考えられます。

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上図はイージス艦とイージス・アショアの配置をシミュレーションしてみたもので、イージス艦の射程を赤い線、イージス・アショアの射程を緑の線で表しています。

今回導入が図られるイージス・アショアの設置場所がどこになるのか、全く明らかにされていませんが、SM-3ブロック2Aの射程は1000Km以上と言われていますので、イージス艦を能登沖に、イージス・アショアを北陸地方と九州北部に設置すれば、沖縄本島を含むほぼ全国をカバーすることが可能となります。

北朝鮮は我が国全域を攻撃可能なノドンミサイルを200基、移動式発射機を50両保有していると言われていますが、国土のほとんどを複数のイージスシステムでカバーできますので、全域で迎撃することが可能となります。

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対馬でカワウソ目撃

二ホンカワウソは1970年代に四国で目撃されたのを最後に生存が確認できず、絶滅したものと考えられています。しかし、今年の2月に琉球大学が、ツシマヤマネコの生態調査用に設置したカメラにカワウソが写っているのが確認されました。

情報を受けた環境省が7月に現地を調査したところカワウソのふんを採取、分析したところオス・メス各1頭のものであることが判明し、カワウソの生存が裏付けられましたが、日数が経過していたためカワウソの種類までは限定できませんでした。

二ホンカワウソは、かつては北海道から九州までの日本各地に生息しており、対馬での生息も確認されていました。しかし絶滅に至った状況や、対馬が韓国に近く、韓国では今もユーラシアカワウソが生息していることから、写真のカワウソもユーラシアカワウソの可能性が高いものと見られています。しかし、対馬は周囲を海に囲まれて複雑な海岸線で囲まれており、ニホンカワウソがひっそり生息していた可能性もない訳ではありません。

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動物園で人気者のコツメカワウソです。名前の由来はそのまんま、爪が小さいことからだそうです。

対馬で見つかったカワウソの種が何であれ、日本の自然界でカワウソが見つかったことは大変うれしいことです。環境省は今月末にも改めて調査に入るようですが、もしニホンカワウソであれば、世紀の大発見となりますのでその結果が待たれます。

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2017年8月17日 (木)

浜松工場での新幹線脱輪事故はくぎの緩みが原因

先週、JR東海の浜松工場で試運転中の新幹線車両が脱輪し、踏切で長時間立ち往生した事故は、レールを枕木に固定する「犬くぎ」と呼ばれるくぎが浮いてレールの間隔が広くなったことが原因だったことが判りました。列車がカーブに差し掛かるとレールが外側に押される形になり、この力が繰り返されることによって「犬くぎ」が浮いてしまったとものと考えられます。

JRでは現場の枕木の固定方法を従来の「犬くぎ」方式から、スプリング状の金具がレールを常時押さえつける形に変更して再発防止策を取ったと言うことです。

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具体的な金具の形状は明らかにされませんでしたが、一般的に新幹線では上図のような固定方法が取られていますので、同様の方式で行われたものと考えられます。それにしても新幹線車両の保守・点検を行う工場への引き込み線で、旧式のレール固定法がずっと使われていたとは、まさに紺屋の白袴を地で行くお粗末な話でした。

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2017年8月16日 (水)

雨音を聞きながら

折角のキャンプでしたが、予想よりも早く雨となってしまい、予定は大きく狂ってしまいました。キャンプ場周辺の撮影は2日目にしようと思っていたのに、初日の夜から雨が降り出し、2日目、3日目の天気予報は終日雨なので、朝食後に撤収を決定しました。

折角信州に来たので、温泉に浸かってのんびりした後、地元産の玄蕎麦を自家製粉した十割蕎麦で腹ごしらえしましたが、盛りも十分あって堪能できました。この頃になると予報が少し変わり、曇りの予報となったので、帰宅の道中でもう一泊する場所をあちらこちら物色しましたが、候補のキャンプ場に行ってみると、残念施設は廃業で閉鎖されてしまっていました。

止む無く、行き止まりの林道脇にある、山中の避難小屋にお世話になることにし、コンクリートの土間にシートを敷いて、眠りに就きましたが、ふと目を覚ましたら相変わらずの雨音です。一旦雨が上がったかと思いましたが、最新の予報を見ると日中はずっと雨の予報です。今年は、どうもすかっとした夏空は望めそうもないようです。

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一夜の宿となった避難小屋。まさに黄金の御殿でした。

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今年はこんな風景を、ゆっくりと楽しむことはできませんでした。



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2017年8月15日 (火)

火星12、14号の1段目エンジンはウクライナ製か

米国情報機関や専門家の話として、北朝鮮が発射した火星12号、14号の1段目エンジンにウクライナが製造したRD-250ロケットエンジンが使われている疑いがあると言うことです。RD-250は旧ソ連のICBM、SS-18に使用された実績あるエンジンなので、これがあれば労せずしてICBMを作ることが可能になります。

最近の北朝鮮のミサイル技術の進歩は予想をはるかに上回るものがありましたが、そう言うことであれば納得が行きます。ウクライナは旧ソ連の兵器工場の役目を担っており、重要なミサイル技術を持っていますので、これらの技術も北朝鮮に渡っていると見る方が間違いないのかも知れません。

とすれば、核を搭載できるICBMが完成するのも時間の問題で、米国による軍事力の行使が現実のものとなる可能性が一段と高まったのではないかと思われます。

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2017年8月14日 (月)

猛暑を逃れて

連日暑い日が続いていますが、どういう訳かお盆のタイミングで天気が微妙な微妙です。我が家は今日から友人夫婦と2泊3日で山間のキャンプ場に来ています。清流のほとりにあるキャンプ場は大入り満員ですが、流石は山のキャンプ場で涼しさ満点です。

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緑の中のこじんまりとしたテントサイトです。どうですか?少しは涼しい雰囲気が伝わりましたでしょうか。

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テスラ モデルS を見ました

自動車産業がざわついています。これまでガソリンエンジンを主流に、大型車ではディーゼルエンジンと二つの燃焼方式で隆盛を極めて来ました。そしてガソリンエンジンの進化型であるハイブリッド車と、日本車が欧州車と共に世界の自動車界をリードして来ました。

ところが、多くのメーカーが多大な開発費を伴うハイブリッド車での覇権を諦め、比較的技術的なハードルが低いEV(電気自動車)へと一足飛びに世代交代を図ろうとする動きが顕著になって来ました。そのような中で英国は2040年にはガソリンエンジン車の販売を禁止する方針を打ち出しました。まだ20年以上も先の話ですから、その頃には現在とはかけ離れた技術の進歩が見られるでしょうが、とても予測がつきません。

国内では日産自動車やその傘下に入った三菱自動車が、一歩先を行く販売戦略を取っていますが、世界的な規模で見れば、米国のテスラモーターズが最も野心的な展開を進めています。そのテスラの野心的なモデルがモデルSです。モデルSは発進後2.7秒で100Kmに達する加速性能で、しかも完全自動運転機能対応のハードウェアが搭載されています。

日曜日、所用で車を走らせていると前を見慣れない車が走っていました。よく見るとマフラーがありません。さてはEVかとエンブレムを確認するとTESLAとなっていました。これが私のファーストステラでした。ただ、完全自動運転機能搭載とは行かないようで、走行ラインをたびたび跨ぎながら、走行しており、とても時代の最先端車とは思えない運転ぶりでした。

日本政府もやっと自動ハンドルについての技術基準を作成し、メーカーに達成を義務付ける方針を固めました。トヨタのプリウスは1997年の新発売に当たって、「21世紀に間に合いました」とのキャッチコピーを使いましたが、近未来車にふさわしい車の登場も間近のようです。

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2017年8月13日 (日)

PAC-3を4県に配置

自衛隊は北朝鮮の火星12号発射に備えて、陸上自衛隊の島根県の出雲駐屯地、広島県の海田市(かいたいち)駐屯地、愛媛県の松山駐屯地、高知県の高知駐屯地にそれぞれ航空自衛隊のPAC-3の部隊を配置しました。これは万一ミサイルが国内に落下し、イージス艦のSM-3での迎撃に失敗した事態に備えたものです。

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PAC-3発射機(訓練用)です。左側がPAC-3で右側が航空機用のPAC-2の発射機となっていますが、実際の発射機はそれぞれ専用の発射機となっており、写真のように混載されることはありません。

ところが、これに対して毎日新聞が「もし迎撃ミサイルを撃てば破片が落ちてくるのではないか」との住民の声があったと報道していますが、報道姿勢に問題があると考えます。政府は既にミサイル発射時の対応方法を公表していますが、地下や頑丈な建物に避難することを勧めています。これは着弾した際に爆風や破片から身を守るためです。

イラン・イラク戦争では双方が530発の弾道ミサイルを撃ち合い、数千人規の死者が出ています。仮に死者数を3500人とすれば1発のミサイルで6.6人の死者が出たことになります。通常弾頭の場合、案外被害が少ないように思うかも知れませんが、ミサイルが米軍の兵舎を直撃したケースでは1発で28人の死者が出ていますので、着弾することを無視することはできません。

PAC-3は最大地上15Kmの高さでミサイルを迎撃します。PAC-3の弾頭は体当たり方式となっていますので、高速で落下してくる弾道ミサイルを粉々に撃破します。もちろん大きな破片が発生する可能性もない訳ではありませんが、逆に大きな破片の場合は落下の途中で空中分解する可能性がありますので、航空機事故の残骸をみても判るように、そのまま地上に落下することは少ないのではないかと思われます。

ミサイルの直撃と、破壊された破片とではどちらが被害が大きくなるかは、考えるまでもありません。正しい知識を持って、冷静に対処することが必要です。

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2017年8月12日 (土)

みちびき3号を打ち上げへ

日本版GPSシステムを構築する位置情報衛星のみちびき3号が、本日午後1時40分に種子島宇宙センターから、H-2Aロケット35号機で打ち上げられます。当初は昨日の予定でしたが、天候不良で本日に順延になりました。

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H-2A31号機の打ち上げの瞬間 (出典:JAXA)

みちびき衛星システムは民生目的とされていますが、安全保障上も大きな役割を果たすことになっているのではないかと推測されます。他のみちびき衛星は日本の上空で8の字を描く順天頂軌道を通りますが、本日打ち上げの3号機は赤道上に位置する静止衛星で、大規模災害時には被災地との衛星通信を担うことが計画されています。今年の九州北部の豪雨災害でも孤立地区との通信が途絶して、安否確認に時間を要しましたが、この衛星によってこの問題も解決されますので、成功が期待されます。

※どうやら推進系に異常なデーターが見つかった模様で、確認作業に時間がかかるため、残念ながら午後3時49分に本日の打ち上げ中止が決定しました。次の打ち上げ予定は未定です。

13日追記

トラブルは、燃料や推進剤の量をコントロールするバルブを駆動させるヘリウムガスが漏れている可能性があったためと判明しました。異常の数値は許容の範囲内でしたが、打ち上げによって更に状況が悪化する可能性が排除できなかったことから中止を決断したとのことです。再打ち上げは、早ければ16日になる見込みですが、現時点では確定していません。

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2017年8月11日 (金)

北朝鮮がグアムに火星12号発射を予告

北朝鮮が米国に対し、グアムから40Km離れた周辺の海域に火星12型ミサイル4発を撃ち込む用意があると通告しました。グアムにはB-52やB-2爆撃機が配備された米国空軍のアンダーセン空軍基地があり、極東における戦略上の要衝です。これに対しトランプ大統領は:「北朝鮮はこれ以上、アメリカに脅威を与えないことがベストだ。彼らは世界が見たことのない炎と怒りに直面するだろう」と強い言葉で牽制しています。

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北朝鮮が主張するミサイルの飛行コースです。今回は半島の東海岸から発射する予定のようです。恐らく自衛隊としては黄色い船マークの位置にイージス艦を出して警戒するのではないかと考えます。

今回は我が国の上空を通過しますので、もしミサイルが正常に飛行しなければ日本列島に落下する可能性も0ではありません。まして4発同時発射ともなれば、全て正常に機能する保証など何もないからです。ミサイルにかけては先進国のロシアでさえ、新型のICBMの開発において、実戦配備前には何回も試射を行っていますが、何回かの失敗を克服した上で、実戦配備しています。北朝鮮はほとんど試射をしないまま、何の許可を得ないにもかかわらず、我が国上空を飛行させるのは到底許されるものではありません。

仮に何かトラブルがあった場合に備えて、イージス艦を配置しますが万一迎撃に失敗した場合に備えて地上配備のPAC-3をコース下の地域に展開する予定です。現在我が国が独自にできることはこれくらいです。しかし、将来に向けてやるべきことはやっておかないと、再びこのような事態に対した時にあわてなければなりません。

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上の表は迎撃ミサイルの主な仕様を表にしたものです。我が国が最初に導入したPAC-3は、元々野戦の拠点防衛用に開発された経緯がありますが、射程がわずか20Kmと大変狭い範囲しかカバーできません。しかし、湾岸戦争でスカッドの攻撃を受けたイスラエルが開発したアロー2ミサイルは半径90KmとPAC-3のおよそ6倍の射程を持っています。

中SAMは我が国がホークミサイルの後継として開発した対空ミサイルで、航空機や巡航ミサイルを迎撃するためのものです。しかし、射程は推定ですが60KmとPAC-3のおよそ3倍となっていますので、これをベースに弾道ミサイルの終末迎撃用のミサイルを開発すべきではないかと考えます。

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DACS(ミサイル迎撃体用スラスター試験機) (出典:防衛省)

現在我が国はSM-3を日米共同で開発していますが、かつては独自の研究もしておりました。イスラエルが米国からのSM-3の導入を拒否し、独自にアローミサイルを開発したのはPAC-2での迎撃が全く成功しなかったからです。当時のスカッドミサイルは技術が不完全で、飛行中に機体が分解して落下したりして、米国が指示するPAC-2の操作方法では全く手に負えなかったからです。この教訓を元にイスラエルはサイドスラスター方式ではなく、ミサイルの挙動を大きく操作できるTVC方式のアローミサイルを開発しました。

既に地上配備型のイージス・アショアの導入をほぼ決めていますが、我が国も自国の運用条件に見合った終末段階迎撃用ミサイルの自主開発を進めておくべきではないでしょうか。

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2017年8月10日 (木)

新型護衛艦は三菱重工が契約企業に選定

最近安全保障関連の記事が続いて恐縮ですが、弾道ミサイル問題など、大きな事案が続いており、例年になく暑い夏となっていますので、今しばらくお付き合いをお願いします。

さて本題ですが、海上自衛隊は冷戦終結以降、艦船の保有数の見直し、削減をして来ました。それは、一番の脅威としていたソ連が崩壊し、新たにロシアとなって以降、ロシア軍は予算不足に悩まされて、急速に海軍力が低下していたからです。

一方、それまで沿岸域海軍だった中国海軍は好調な経済力をバックに装備の近代化と大幅な保有数の増大を同時に押し進め、新たな脅威となって来ました。ところが、我が国は弾道ミサイル防衛などの新たな分野に予算を振り向けねばならず、護衛艦の増加が思うに任せない状況となっていました。

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たくさんのレーダーを備えたあさぎり型護衛艦の「やまぎり」基準排水量3500トンです。

このため、最近の護衛艦がが基準排水量が5000トンを超え建造費も高性能化によって700億円を超えていたものを排水量を3000トンクラスに、価格も400~500億円に抑えた新型艦を年間2隻ずつ建造する計画が持ち上がっていました。新型艦は老朽化した旧型艦を置き換え、多機能な最新の装備を備えつつ、数も揃えて中国海軍に対峙できる陣容を整えるのが目的です。

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これまで将来型護衛艦、30DEXなどと呼ばれていた新型護衛艦です。 (出典:防衛省)

新型護衛艦は以前にも記事に取り上げましたが、この時は対艦ミサイルやVLS(垂直発射装置)は装備されないとの観測がありました。しかし、中国海軍が新型の052型駆逐艦の大量建造を続け、新たに055型大型駆逐艦を建造したことから、これらに十分対抗できる艦船の建造に踏み切ったものと考えられます。

ただし、単に高性能化すれば価格が高騰し、数が揃えられなくなってしまうので、価格を抑えながら高性能化を果たすと言う二律背反的な要求を満たす、意欲的な設計であると評価します。コスト削減のため、8隻分をまとめて契約する方式ですが、最低で3次、設計変更を伴う可能性がありますが、4次計画くらいにまでなるのではないかと推測します。

北朝鮮情勢で、新旧合わせたイージス艦8隻が弾道ミサイル防衛に重心を移さざるを得なくなっていますので、新型護衛艦が今後の海上防衛の中核を担う艦艇になるのではないかと思われます。

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2017年8月 9日 (水)

新幹線N700系が踏切で立ち往生

8日午後4時45分頃、浜松市にあるJR東海浜松工場で、東海道新幹線の車両が時速5Kmで試運転中、9号車から11号車の車両が脱輪し、走行できなくなりました。この事故で車両が踏切をふさいでしまったため、現場の市道がおよそ5時間に亘って通行できなくなりました。JR東海は、9号車より前の8号車から1号車を切り離して工場に戻し、踏切を開放しました。

このニュースを聞いて、新幹線の脱輪にもびっくりしましたが、地元にいながら新幹線に踏切があることをこれまで全く認識していませんでした。新幹線は高架の上を走行しますので、一般的には踏切はありません。山形新幹線や秋田新幹線のように在来線を利用した路線の場合は、踏切が存在しますがフル規格の新幹線は全て高架となっていますので踏切はありません。

では何故JR東海の新幹線整備工場である浜松工場に踏切があるのかと言えば、整備車両の搬入用です。新型車両の場合は、豊川市にある日本車両の工場から、陸送で浜松工場に運ばれますが、整備車両は本線から引き込み線によって工場に運ばれるのです。

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JR東海浜松工場付近の地図です。 (国土地理院 地理院地図を使用)

新幹線を名古屋方面から浜松駅に向かって進行すると、浜松駅の手前の青い矢印の部分に分岐があるのが判ります。JR東海では整備する車両をここから浜松工場に出し入れしています。

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JR東海浜松工場付近の拡大地図です。 (国土地理院 地理院地図を使用)

青い部分が新幹線車両の工場です。その南側は在来線の車両の工場となっています。分岐点で本線から分かれた新幹線車両は北に向かい、工場手前で東に向きを変え、市道にかかる踏切を渡って工場に入り、整備が終わったら逆コースで本線に戻ります。

今回は整備後の試運転中に脱輪をしてしまったと言うことで、本線走行中でなく大事故にはなりませんでしたが、徐行に近い低速で脱輪したのは異常事態です。現場では以前にも同様の事故があったとのことなので、再発防止策が十分ではなかったことが考えられます。新幹線の安全神話は海外にまで知れ渡っていますが、このような気の緩みが大事故につながりかねないので、こんどこそ実効ある再発防止策の確立が求められます。

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2017年8月 8日 (火)

中日新聞が社説でオスプレイ事故を非難

今日の中日新聞は社説でオスプレイの墜落事故を取り上げ、飛行継続は許されないとオスプレイを問題視した論調の記事を掲載しました。昨年12月の着水事故に続き、1年足らずの内に墜落事故を起こしたことを問題視して、飛行停止を訴える内容です。

しかし、夜間の空中給油中に機体操作を誤って給油ホースに接触してローターを損傷した事故と、揚陸艦後部の飛行甲板に夜間着艦しようとして起きた事故を同一に論じることには無理があります。

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揚陸艦グリーン・ベイにオスプレイが着艦するところを図にしたものです。オスプレイはヘリモードでグリーン・ベイ後方から接近し、飛行甲板上で速度を合わせ、徐々に高度を下げて着艦します。しかし、この時速度が出過ぎていると奥の格納庫(左側の色の濃い部分)にぶつかってしまいます。

当時、オスプレイがどのようにアプローチしたのかは明らかになっていませんが、甲板が損傷したことから見て、ある程度の高度からハードランディングした可能性があります。
オスプレイが飛び立ったボノムリシャールは空母のような広い甲板ですが、グリーン・ベイの甲板は奥行きに限りがありますので、それだけ降りるのには技術が必要となります。空中給油の事故のパイロットは若い兵士でしたが、今回のパイロットも同様に経験の浅いパイロットだったのかも知れません。

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損傷は左舷のようですから機体はバランスを崩して左舷側の海に転落したのではないかと思われます。バランスを崩したのはローターが甲板に接触したのかも知れません。

8日、沖縄駐留海兵隊は行方不明になっていた海兵隊員3名の死亡を確認したと発表しました。3人の階級と年齢は公表されましたが、氏名は明らかにされていません。

航空機事故の場合、事故の報告書がまとまるまでに1年くらいかかっていますので、この事故の原因が明らかになるのもかなり先になると思われます。その間輸送機としての任務やパイロットとしての技量の維持も欠かせませんので、それまで飛行を停止しろと言う中日新聞の要求は、逆に危険を増大しかねない無理な要求だと言えるでしょう。

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2017年8月 7日 (月)

オスプレイ墜落、翁長知事が「とんでもない飛行機」と批判

案の定の反応です。航空機の事故が起きた場合、機体に問題があると判断されれば直ちに飛行停止の措置が取られますが、そうでなければ飛行停止になることはありません。前回の海上への不時着水事故の際も、危険だから飛行停止にしろと口にする政治家が多数いましたが、事故の原因が夜間の空中給油時の機体位置の操縦ミスでしたので、飛行停止にする意味がありませんでした。

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空中給油中のオスプレイ (出典:在日米海兵隊)

当初の記事にも書きましたが、航空機である以上、墜落事故は0にはなりません。もちろん事故を肯定するものではありませんが、飛行中には安全に飛行を継続するか、飛行を継続できずに墜落するかの二択しかありません。今回の事故が深夜に起きていることから、パイロットが目測を誤って機体を船体に接触させてしまった可能性があります。

通常航行中の艦船に着艦するには、艦の後方から徐々に追いつき、飛行甲板上に達したところで速度を合わせて着艦するか、艦と並走する形で速度を合わせ、横から甲板上に達するやり方がありますが、今回はどのようにアプローチしたのかは今時点では判っていません。

艦船への着艦については、パイロットの技量や搭載重量、気象条件によって現場の難易度は大きく異なります。しかも今回は深夜の時間帯で、着艦の条件として良いとは言えない状況でした。自衛隊では着艦時の事故は最近起きていませんが、2012年には海上自衛隊のSH-60J哨戒ヘリコプターが、陸奥基地を出港した護衛艦「まつゆき」ら3隻を見送り中に「まつゆき」の後部格納庫左に接触して着水する事故を起こしており、機長が殉職しています。

オスプレイはヘリコプターとプロペラ機の両方の特徴を備えた航空機ですが、開発時のトラブルは全て解決されており、翁長氏が批判する「とんでもない飛行機で、原因究明も全く当てにならない。日本政府は当事者能力を持って何も言えていない」の指摘は全く当たりません。航空機の事故は世界の各地で起きていますが、オスプレイについてこのようなトンチンカンな反応を示すのは日本のみで、各国の市街地上空を日常的に飛行しています。いい加減、冷静な対応を取る時期にきているのではないでしょうか。

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スポーツ指導者に救命講習受講の義務化を

新潟県の加茂暁星高校で、7月21日にランニング後に低酸素脳症で倒れ、救急車で病院に運ばれた2年生の野球部女子マネージャーが5日に亡くなったことがわかりました。

同校野球部は学校から3.5Km離れた球場で練習を行っており、女子マネージャーはいつもはマイクロバスに同乗して往復していましたが、当日はケガをした選手が乗ることになったため、監督の指示で他の男子部員と共にランニングで学校に戻り、直後に倒れたと言うことです。

監督は直後に駆け付けましたが、口が動いていたことから自発呼吸が出来ていると判断し、AEDは使用しませんでした。救急車で運ばれた病院で低酸素脳症と診断されましたが、意識が戻ることはありませんでした。

女子マネージャーは急激な運動によって心臓が停止し、死戦期呼吸の状態に陥っていたものと考えられます。死戦期呼吸は正常の呼吸とは違って顎が動いているだけで胸が動いていないので、肺での酸素化ができておらず、脳に酸素が送られていませんので直ちにAEDや人工呼吸が必要になりますが、誤った判断によってこのような処置は取られませんでした。

大変残念に思うのは、同校には衛生看護科や看護専攻科があり、医学面での知見が豊富な環境だったのに、スポーツ医学や救命医療の面で全く生かされていないことです。AEDを備え医療関係の知識を持った教員がいながら、平素の訓練が全くできていなかったのか、目の前で倒れた生徒の命を救うことができなかったのは大失態です。今回の事故は全国的に報道はされましたが、具体的な再発防止策については、どこからも聞こえてきません。

今回の不幸な事故を繰り返さないためにも、スポーツ指導者には救命講習を義務付ける必要があるのではないでしょうか。

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2017年8月 6日 (日)

オーストラリアでオスプレイが墜落、3名が行方不明

オーストラリアの地元メディアが報道するところによれば、現地時間の5日、オーストラリア東部のクイーンズランドの沖合で、空母ロナルド・レーガンに着艦しようとしていた沖縄駐留の海兵隊所属のV-22オスプレイが海面に着水、搭乗者26名の内3名が行方不明になっていると言うことです。

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ヘリコプターモードで飛行中のV-22オスプレイです。 (出典:防衛省)

米国とオーストラリアは7月末まで合同軍事演習「タリスマン・セイバー」が行われており、墜落したオスプレイもこれに参加していました。

沖縄海兵隊のオスプレイは今月には陸上自衛隊と合同で北海道の演習場に参加する予定になっていました。今のところ事故に関するこれ以上の情報が出ていませんが、飛行停止の措置が出たとは伝えられていませんので、機体トラブルではないと思われますが、今後の情報を待ちたいと思います。

尚、我が国では何故かオスプレイを大変危険な航空機だと決めつける動きがありますが、米軍のUH-60ブラックホークヘリコプターは今年になって既に4機の墜落事故を起こしており、確率的には事故は一定の割合で発生してしまうものなので、この事故についても冷静に受け止めることが必要です。

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2017年8月 5日 (土)

今日の浜松基地

今日は時折雨がぱらつく生憎の天気でしたが、エアパークで、浜松基地第一術科学校が保有しているF-15戦闘機とF-2戦闘機の地上展示の催しがありましたので、カメラを持って出かけて来ました。

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清水みなとまつりに飛行展示するブルーインパルスが給油と休憩のため、松島基地から飛来しましたので、大勢のファンが出迎えました。

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来場者はこんな具合です。みんな、展示機ではなく、滑走路のブルーインパルスに気を取られていました。

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見学者の前をゆっくりと通過する、隊長の1番機です

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小雨模様の中、ブルーインパルスの隊員たちの荷物や資材を積んだKC-767が少し遅れてやって来ました。

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エアパーク北側のエプロンに駐機しているF-15とF-2です。普段は第一術科学校の生徒が授業で整備の訓練を行いますが、実際に飛行が可能で、年に数回試験飛行で浜松の空を飛んでいるそうです。但し、浜松基地には操縦資格を持つパイロットがいないので、その時は他の基地から応援のパイロットが来ているのだそうです。

整理の隊員の方に、今後F-35が42機導入されることになっているが、第一術科学校にも配属されるのかと聞きましたら、今のところその予定はないとのことでした。もし、浜松に配備されれば、エアフェスタには地上展示されるのではと思っていましたので、ちょっと残念でした。

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束の間の日差しです。やはり太陽の下がよく似合います。

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ちょうど人波が掃けた一瞬です。

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いつもは見過ごしてしまっていた20ミリバルカン砲の発射口です。今日は細部までじっくり見学することができました。

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2017年8月 4日 (金)

防衛省が防衛大綱の見直しに着手

我が国の防衛については原則として10年ごとに制定される防衛大綱に基づき、5年ごとに中期防衛力整備計画を作成して防衛力の整備をしています。現在は平成25年に制定された25大綱に基づいて作成された平成30年までの中期防衛力整備計画の4年目に当たります。

今回の北朝鮮のICBMの発射試験に伴い、安倍首相は小野寺新防衛大臣に予定を前倒しにして大綱の見直しを指示したと伝えられています。小野寺防衛大臣はかねてより敵基地攻撃として「敵のミサイル発射台などを叩く能力を保有すべき」と主張していましたので、恐らく、巡航ミサイルの保有について言及することになるのではないかと思われます。

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現在開発中の超音速対艦ミサイルXASM-3です。XASM-3は射程が300Kmを超えるのではないかと言われていますが、これを元にして開発すれば、我が国の防衛目的に合った巡航ミサイルを作り上げることができるのではないかと思われます。

巡航ミサイルについては飛行速度が遅いことや、座標を位置目標として飛行する形態なので移動発射機を使った弾道ミサイルに対して有効ではないとする意見があります。しかし、通常弾頭の場合、弾道ミサイルが1発15億円以上するのに搭載する弾頭は0.5~1トンなので、仮に15億円で1トンの弾頭を打ち込むとすれば費用対効果は15億円/トンとなります。

これに対し、巡航ミサイルの代表的な機種であるトマホークは弾頭重量0.45トンですが1発およそ1億円と言われていますので、1トン当たりの費用は2.2億円/トンとなり1/7の費用で済むことになります。移動発射機を使って弾道ミサイルを発射しようとした場合、発射地点までは幹線道路を移動する必要がありますので、主要な橋やトンネルを破壊することで、間接的に発射を阻止することにつながります。

巡航ミサイルについては7月8日の記事にも取り上げましたが、本格的に検討する時期に来ているのではないかと考えます。

http://himajin.cocolog-enshu.com/club/2017/07/post-79b8.html

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ついに解禁

昨日のアクセス数は237で、これで6日間連続200アクセスオーバーとなりました。これも皆様のご愛読の結果です。改めて御礼申し上げます。

さて体調の件ですが、昨日昼で手術後ずっと服用してきた「痛み止め&腫れの抑制」の服用を終了しました。手元にはまだ10日分ほど残っていますが、今後ひどい痛みが出ない限り、服用は控えるつもりです。患部周辺の腫れや痺れも順調に軽減していますが、最終的にどこまで回復するのは現時点でははっきりしないようです。後は運を天に任せるしかないようです。

さて薬の服用が一段落しましたので、入院以来断っていたアル―コールを昨晩解禁しました。退院時にドクターからは特に控えるようにとの指示はなかったのですが、傷口のことを考えると流石に手が伸びませんでしたが、一応一区切りついたので、自己判断でOKを出しました。

最初は焼酎のオンザロックです。本当はとりあえずビールで、ビールで喉を潤したかったのですが、アルコールの影響がどう出るかの判断ができなかったので、量の加減のできる焼酎を少量を口に含みました。久しぶりのアルコールなのでやっとここまで回復したかと感無量でしたが、舌に痺れが残っているせいか、ちょっと味が変わって感じられました。少し時間を置いて様子を見ましたが、特に傷に影響はなさそうです。ただ、久しぶりの飲酒なので、簡単にアルコールが回ってしまったような気がします。その後、時間を置いてビールを1缶空けましたが、やはり味が変わってしまい、酸味を強く感じてしまいました。

とりあえず試運転と言ったところでしたが、結果は全く問題なかったので、これから徐々に平常運転に戻して行こうと思います。

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2017年8月 3日 (木)

アクセス数が急増!どうなってるの?

当ブログは平均すると1日100人前後のアクセスがあります。アクセス数が1桁と言うこともなければ、2000、3000と言うこともありません。ちなみに7月1日から15日までの半月間では合計で1370アクセスで、一日平均では91アクセスでした。ところが、16日から31日までの間では2409アクセス、一日平均が151アクセスと約5割以上アクセス数が増えています。

特に29日以降は29日205アクセス、30日220アクセス、31日220アクセス、8月1日218アクセス、2日271アクセスと5日連続で200アクセスオーバーとなりました。記憶ベースですが、これまで連続して200アクセスオーバーとなったことはありません。
今までと特に変わったことは無い筈なのに、どうしてこうなったのか、まるで狐につままれたみたいです。

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庭に遊びに来たヒヨドリの幼鳥。干からびたビワの実をついばんでいきました。

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2017年8月 2日 (水)

対艦ミサイルXASM-3実射試験の謎その3

前回、2回にわたって実射試験についての疑問点を記事に取り上げました。その後お二人からコメントをいただきましたので、その点を踏まえて再度考えをまとめてみました。

まず、標的艦「元しらね」のターゲットマーキングです。XASM-3はレーダーホーミングミサイルですが、アクティブモードとパッシブモードを備えています。アクティブレーダーホーミングのミサイルではASM-1やSSM-1が実績としてありますが、XASM-3の場合は個艦識別が可能と言われています。つまり、一般的なアクティブレーダーホーミングミサイルの場合は、レーダー反射波の一番強い所目掛けて突っ込む訳ですが、これでは周辺に輸送艦などの大型艦がいた場合、目的とするフリゲート艦ではなく大型目標をターゲットにしてしまいます。

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標的艦「元しらね」のイメージはこんな具合です。マーキングを見ると、船の全長の半分より前の位置が中心となっています。つまり、レーダーで捉えた画像で艦形を識別し、戦闘艦と判断される目標の重心の位置を狙う設計になっているのではないかと思われます。ちょうどマーキングの左右上部にはレーダーリフレクターが取り付けられており、従来のミサイルであれば、リフレクターからの反射波に反応して舷側ではなく、上部構造物に命中するのではないかと考えられます。

舞鶴に再度帰港した「元しらね」はマーキングの中心をビニールシートで覆っていました。私は、これは何か不都合があったので、それを隠す目的で覆ったものと考えました。しかし、標的艦の役務仕様書に以下の一文が載っていました。

標的艦損傷時

b) 艦型標的に誘導弾の着弾跡がある場合は、速やかに統制官に報告するものとし、官側による安全確認後、ビニールシート等で遮蔽する。

つまり、シートの下はXASM-3が当たった跡であり、シートの位置からそれはマーキングのほぼ中央であると言うことです。標的艦の準備には費用と時間がかかっていますので、いきなり命中させて沈ませてしまっては、もったいないと言うことのようです。

そこで、命中した場合のダメージをどうやって緩和したのか、改めて考えてみました。運動エネルギーは K=1/2mv2 です。
つまり速度を1/3にすればダメージは1/9となります。XASM-3は固体ロケット・ラムジェット統合推進システム(インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR)と言う複合推進機構を使っており、後半はラムジェット推進となります。ジェット推進は液体燃料なので、燃料を絞るかカットしてやれば速度は低下します。なので、標的艦に接近した段階で、速度を絞り、船体に大きなダメージを与えないよう操作したのではないかと思われます。

これなら命中位置を明確に残しながら、船体を再使用する試験が行えます。前回の試験はこのようにして行われたのではないかと推測しました。

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退院後初めての外来診察

今日は退院後、初めての外来診察でした。術後の経過観察と、摘出した顎下腺の病理検査の結果の通知を受けました。術後の経過は順調に回復していると言うことで、まずは一安心。病理検査の結果も異状なしだったので、やれやれでした。顎下腺腫瘍の場合、ごくわずかですが、悪性の場合があるようなので、異常なしの結果に大安堵です。これで、診療は終了かと思っていたら、一か月後に再度診察を受けるように言われてしまいました。

手術前のやり取りでは、手術後1回の診察ありとのことでしたので、ちょっと意外な展開です。ひょっとすると、もう何回か経過観察で診察を受けることになるかも知れません。

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2017年8月 1日 (火)

Yahoo検索で当ブログが第2位に

世の中には時として信じられないことが起こります。防衛省が開発を進めている新型超音速対艦ミサイルのXASM-3については情報がほとんど明かされていませんので、軍事関係のブログやネットの検索から情報を入手していますが、どうしても疑問点が明らかにできないことが多々あります。

先日もそのことを記事に取り上げましたが、今もってそれ以上の情報が明らかにされておりません。従って折あるごとに情報が更新されていないか検索をかけるのですが、その結果驚くべきことが起こりました。

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Yhaooで「XASM-3 実射試験」のキーワードで検索をかけたところ、なんとウィキペディアよりも上位にこのブログ記事が表示されていました。記事の出来はさて置き、これも多くの人に読んでもらった結果だと思うと、なんだか、うれしいやら恥ずかしいやらですが、悪い気はしません。

いつまでこのような状況が続くか判りませんが、より多くの皆さんに読んで頂けるような記事をこれからも書き続けて行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。

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ワイヤレスマウスが2台壊れました

ノートパソコンを購入した時にセットで付いてきた光学式のワイヤレスマウスが、4年半ほどで壊れてしまいました。これまでマウスが壊れたことがなかったので、初めての経験です。仕方がないので、以前NEXUS7の時に購入して使っていなかった光学式のワイヤレスマウスを後継にして様子をみることにしました。

するとほとんど日を置かずに、今度はタブレットで使っていたBluethooth接続のマウスも動かなくなってしまいました。タブレットの場合、光学式のマウスではレシーバーを1個しかないUSB端子に接続しなければならず、使い勝手が悪いので、マウスはBluethooth式のものに限っています。Bluethoothのものは他に手持ちがなく、仕方がないので新しいものに買い替えることにしました。

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右側が今まで使っていたELECOMのマウス、左側がBUFFALOのマウスですが、どちらもほぼ同じような一番安い価格帯です。B社の方が大きさ、高さ共にE社のものより一まわり大きくなっています。

実はE社のマウスですが、使っていると直ぐにスリープしてポインターが動かなくなってしまい、大変使いづらい思いをしていました。ある時、スリープ時の独自の復帰方法を発見してからは、その方法を駆使して使っていました。新しいマウスもスリープしたらどうしようかと思っていましたが、実際使ってみると快適に使え、今まで我慢して使っていたのがウソのようです。

こんなことならもっと早く買い替えれば良かったと、少し後悔しています。

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