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2017年8月29日 (火)

高校野球の指導でまたも事故

最近の日本のスポーツ界の躍進は頼もしい限りですが、その一方で学校におけるスポーツ指導での事故が後を絶たないのはどうしたことでしょう。

先月も新潟県加茂市の加茂暁星高校野球部の女子マネジャーが、練習先のグラウンドから走って帰ることを指示され、学校まで帰った直後に低酸素脳症で倒れ、死亡した事故があったばかりなのに、またしても無謀な指示で部員が熱中症で1週間も入院する事故が起きて、正直スポーツ指導者の不勉強ぶりには呆れるばかりです。

野球部の女子マネージャーが、突然ランニングを指示された結果、体調不良で死亡する事故があったばかりなのに、昼過ぎの32℃の屋外で100mを130本も走らせるのは、無知を通り越して犯罪行為です。

今回の事故は岐阜県美濃加茂市の私立美濃加茂高校で、硬式野球部の2年生の男子生徒(16)が長時間の走り込みをさせられ、重度の熱中症で救急搬送されたもので、直接指示を出した26歳の当該野球部出身のコーチが無期限の指導停止となりましたが、このコーチは非常勤の講師で保健体育を担当していたと言うことですが、スポーツ医学を全く理解しておらず、人選ミスとしか言いようがありません。また練習試合の結果について全員を叱責し、特にピッチャーだったこの生徒に怒りの矛先を向けたと言う監督の責任は更に重大です。

この監督は厳重注意処分とのことですが、このような根性論のみの認識の人間に監督を任せている学校の責任は更に重大です。真夏の炎天下では、何が起きても不思議はありません。夏場には特にきめ細かな体調管理が求められますが、生徒の体調よりも勝負の結果を重視しているようでは、学生スポーツ指導者としては全くの不適格者だと言わざるを得ません。

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コメント

雨辰さん、術後の経過はいかがですか?
ブログを拝見しているとお元気そうに感じていますが、不具合等ありませんか?

この記事について、全くもって
おっしゃるとおりです。
どうもこの国のスポーツ指導は昔ながらの根性論が、まだまだまかり通っていますよね。
私たちが子供のころと比べ、夏場の最高気温はあり得ないぐらい高くなっています。
選手の体調を考えた指導をせずして、勝敗に安定して勝つことはないとないと思います。

雨辰さんが言われるように、無知にしろ、知っていて体調管理の指導をしないにしろ、これはもはや犯罪レベルです。

投稿: zero | 2017年8月29日 (火) 09時20分

zeroさん、コメントありがとうございます。

まず術後の経過ですが、おかげさまで順調に推移しています。顎の痺れや痛みも日を追って回復しています。ただ、舌の付け根周辺の痺れが残っており、酸っぱい味覚を感じる状態です。これも少しずつですが良くなっていますが、会話に違和感を感じなくなるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

さて学校スポーツの事故の件ですが、公になっただけでも新潟県の死亡事故や東京の特別支援学校「都立永福学園」のバスケット部の1年生がやはり32℃の炎天下で20Kmのランニングを指示され、重度の熱中症で倒れ、意識不明になった事故がありますが、いずれも倒れるまで放置していて犯罪レベルです。

美濃加茂の件は幸い生徒に重篤な後遺症が残らなかったようですが、東京都の事故では続報がないので、未だに昏睡状態が続いているのではないかと見られ、大変心配です。

事故は十分注意しても起きてしまう場合もありますが、明らかに異常な「指導」によって起きた場合には警察も積極的に介入し、傷害罪や業務上過失致死傷罪の適用もためらうべきではないと思っています。

チビzero君もテニスで頑張っているようですが、生命に危険が及ぶ指導が行われることがないように気を配ってあげてください。

投稿: 雨辰 | 2017年8月29日 (火) 10時06分

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