直虎フィーバー
NHKの大河ドラマの女城主直虎は、これまで歴史の表舞台で取り上げられることが人物が主人公となっているため、ストーリー展開の割に視聴率が思わしくないようで残念です。直虎については、活動の時期が戦国末期の激動期であったことから、あまり資料が残っておらず、脚本を書くについては制約を受けることが少ないので、通史にとらわれない人物像を描いているように感じています。
昨日、所用で出かけたらデパートの外壁にもドラマのPRのシートが張られていました。
井伊氏が本拠とした井伊谷城への登城口です。今回のドラマ化に合わせ、井伊直虎ゆかりの地であることを示す赤い幟が市内のあちこちに建てられています。井伊氏は今川・武田・徳川の勢力の狭間の中で、世継ぎの男子が全て死に絶えると言う不運に見舞われながら、幼少の直政を守り抜き、なんとか苦境を乗り越えて彦根藩の始祖となりました。
断片的な資料しか残されてはいませんが、戦国の激動期を生き抜いた一人の領主がいたことを多くの方に知って欲しいと願って止みません。
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