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2017年8月24日 (木)

第七艦隊司令官を解任

米国海軍は第7艦隊のアーコイン司令官を「指揮能力に対する信頼の喪失」を理由として解任しました。アーコイン司令官は元々、近く退役する予定でしたが、6月のイージス艦「フィッツジェラルド」に続いて今回、同型艦の「ジョン・S・マケイン」が再び民間船と衝突した事態を重く見た海軍が、司令官の解任と言う思い切った措置に出たものです。

「フィッツジェラルド」の事故では見張りの役割が全く機能しておらず、このような状況を放置した責任により、艦長以下幹部3名を解任しており、3名は今後軍法会議にかけられる可能性があります。

今回の事故原因については現段階で詳しいことは明らかになっていませんが、双方の位置関係から衝突したタンカーの側に回避の責任があったと見られています。しかし、マラッカ海峡と言う世界有数の難所を航行する船舶として、周囲の見張りを十分に行っていれば、事前に衝突の危険性は把握できた筈で、今回も「ジョン・S・マケイン」の側の見張りが不十分だった可能性があります。

第七艦隊は、これらの事故で弾道ミサイル防衛能力を持ったイージス艦2隻の戦力を失うことになり、北朝鮮のミサイル発射の挑発で、東アジアの緊張が高まる中、艦船のやり繰りに頭を悩ますことになりそうです。

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