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2017年9月23日 (土)

北朝鮮が太平洋で水爆実験を示唆

トランプ大統領と北朝鮮との間で核攻撃をほのめかす舌戦が続いていますが、国連総会に出席するためニューヨークを訪問中の李容浩外相は記者の質問に対し、「どんな措置かは金委員長がされることでよく分からない」としながらも、「おそらく水爆実験を太平洋上で行うことになるのではないか」と答えました。

これについて、国家としての表明ではなく、李外相の個人的意見との見方もありますが、かの国の人間が、個人的な意見を公に披露することは考えにくく、北朝鮮としての方針と考える必要があるのではと、考えます。北朝鮮はこれまで、自国の核実験場の地下で核実験を行って来ましたが、前回の規模の大きな爆発によって周辺に土砂崩れなどが多数発生しており、新たな地下核実験を行うのは難しいのではないかと思われます。

このため実際に弾道ミサイルに搭載し、太平洋まで飛翔させた上で爆発させることができれば、ミサイル、核弾頭双方の完成度を見せつけることができると考えたのではないでしょうか。もちろん、その場合は我が国上空を核ミサイルが通過することになり、万一のことがあれば、頭上に核弾頭が落下することになります。

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佐世保港に停泊中の海上自衛隊のイージス艦。(左側)今のところ弾道ミサイルを迎撃できるのはイージス艦だけです。

かつて米国やフランスは、領有する太平洋上のサンゴ礁の島々で大気中の核実験を行い、放射能汚染を巻き起こしました。この内、1954年3月に米軍がビキニ環礁で行った水爆実験では、設定された危険区域外にいた日本の第五福竜丸が核爆発による降下物質を浴び、乗組員1名が死亡する事故が起きています。北朝鮮は、これまで全てのミサイル発射、核実験について、事前の周知なしに強行しており、仮に核ミサイルによる実験が行われれば、人的被害、深刻な環境汚染は避けられないのではないかと思われます。

今のところ北朝鮮は、「慎重に検討している」と言った言い回しをしたグアム島近海へのミサイル発射をしていませんので、直ちに実行に移されることはないのではないかと思われますが、もし実行した場合には、他国の危険を顧みずに多くの実験の成果を手にすることになりますので、断じて容認できません。恐らく米国は自国への核攻撃に準じるものと受け止め、軍事行動を伴う報復行動に出るものと考えられます。

北の暴走をどう食い止めるか、各国の強い圧力が求められます。

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