« 文芸春秋社長が新潮社に謝罪文 | トップページ | トランプ政権がトマホークの売却を容認か »

2017年9月 8日 (金)

弾道ミサイル防衛強化案

明日の北朝鮮建国記念日を控え、今日にもICBMの発射実験が行われるのではないかと見られていましたが、今のところ発射されたと言う情報は入っていません。ちょうど太陽のフレア爆発が発生し、地球に爆発による微粒子が向かっており、午後3時頃から強力な磁気嵐の発生が心配されていますので、もしかしたら今のタイミングでの発射は見送られたのかも知れません。

さて先日気が付いた、高高度高速目標対処ミサイル(長ったらしいので以後新型SAMとします)ですが、今のところ具体的な形にはなっていないようですが、いろいろ調べてみると、サイズ的にも、どうもTHAADとSM-6の良いところを取り入れたミサイルになるような気がします。

Photo

平成27年度の概算要求に載っていたポンチ絵はこんな形状になっており、まさにTHAADとSM-6を足して2で割った形をしています。THAADが高度150Kmでの迎撃が可能となっていますので、最低でも100Km位はいけるのではないかと推測します。ではこの新型SAMを現在の配備場所に配置すると、どこまでをカバーできるか図にしてみました。

Photo_2

青い小円がPAC-3、緑の円がイージス・アショアの配備予想位置にSM-6を配備し、弾道ミサイル防衛の場合の射程を300Kmと仮定した場合のカバーエリア、点線は東北沖にイージス艦を展開した場合のカバーエリアです。赤の小円が陸自の高射特科群の配備基地で、赤の円が射程を200Kmとした場合のカバーエリアです。

こうして見ると、弾道ミサイルの終末段階の迎撃にについては、新型SAMとSM-6で全国をほぼカバーできることが判ります。中SAM改の場合、1個中隊(1セット)が170億円なので、新型SAMはもう少し高くなりそうですが、仮に200億円としても最小で1200億円程度で全国をカバーできそうなのは魅力です。

弾道実ミサイル探知用レーダーとしては、現在高性能のJ/FPS-5が佐渡島、大湊、下甑島に設置されており、来年度中に新型のJ/FPS-7が山口県沖の見島に設置されますので、そのデーターとイージス艦からのデーターをリンクすれば、地上に新たに長距離レーダーを設置する必要はありません。

終末防衛についてはイージス・アショアよりもTHAADを推す意見もありますが、THAADは40Km未満での迎撃ができない制約がありますので、巡航ミサイルや航空機には別のミサイルが必要になりますが、新型SAMはどちらも一つのミサイルで対応できますので、重複して配備する必要がありません。

今のところ目に見える形になっていないようですが、北の挑発が続く限り、弾道ミサイル防衛を強化しない訳には行きません」ので、早期に開発を進めて欲しいものと期待しています。

|

« 文芸春秋社長が新潮社に謝罪文 | トップページ | トランプ政権がトマホークの売却を容認か »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/171584/65764772

この記事へのトラックバック一覧です: 弾道ミサイル防衛強化案:

« 文芸春秋社長が新潮社に謝罪文 | トップページ | トランプ政権がトマホークの売却を容認か »