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2017年10月 5日 (木)

中国ステルス戦闘機J-20が実戦配備?

先月28日、中国国防部報道局の呉謙報道官は、中国が以前から開発していたステルス戦闘機J-20の実戦配備を開始したと国営新華社通信を通じて公表しました。J-20の配備については、今年の3月にも中国国営の中央テレビが伝えていましたが、その後実戦配備を裏付ける映像は公表されておらず、配備について国防部が直接言及したのは今回が初めてです。

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中国国産ステルス機のJ-20戦闘機

J-20は、中国が自国開発したステルス戦闘機で、2011年1月に初飛行が確認されていました。3月の報道の際にも、開発期間があまりに短いことから配備を疑問視されてきましたが、今回の報道についても具体的な画像や映像は公開されていません。ステルス機については米国と並ぶ軍事大国のロシアも開発中で、Su-57を2010年1月に初飛行させていますが、実戦配備は当初の2017年から2年先送りして2019年としています。

中国は航空機の製造に関しては国を挙げて取り組んでおり、諸外国の技術を合法・非合法含めて取得していますが、ロシアを凌駕するには至っていないと言うのが大方の見方となっています。また、J-20は米国のF-22やロシアのSu-57よりも大柄の機体となっていますが、大型の機体はステルス性を損なうことから、ステルス戦闘機としての能力について懐疑的な見方をされています。

このようなことから、J-20は戦闘機としてよりもミサイル運搬機能を持った攻撃機なのではないかとの見方もありますが、対艦攻撃用のミサイル発射母機としての運用は十分考えられるのではないかと思われます。中国は米国の空母打撃群について大変警戒しており、弾道対艦ミサイルを開発したとしていますが、実効性については疑問視されており、実際に攻撃能力を持つステルス機を開発する動機は十分です。

いずれにしても、実際に運用している映像が公開されない以上、全て推測でしかありませんので、我が国としては導入を開始したF-35ステルス戦闘機の運用能力を着々と高めて、脅威に備えることが必要であると考えます。

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