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2017年10月21日 (土)

墜落救難ヘリの機影を探知か

空自救難ヘリUH-60Jについては新たな情報が出て来ませんでしたが、小野寺五典防衛相が20日、閣議後の記者会見で、海上自衛隊の掃海艦に備えたソナーで現場周辺の海底を調べた結果、「何らかの物体が複数個確認された」と明らかにしました。ソナーでは機体かどうか判別できないため、無人探索機を搭載する民間船による海底の捜索を検討しているとしていますが、これは疑問です。

ソナーには船体に固定しているものと船体から曳航して探索するものがありますが、相手の潜水艦を探知するのが目的です。その能力については秘中の秘ですが、私の知る限り、高機能のタイプでは海底の様子を映像的に見ることができるようです。掃海艦は相手が敷設した機雷を探索するのが任務ですから、海中の物体が何であるかを解析する能力がなければ話になりません。ただ、現場の水深が解りませんので、仮に水深がかなり深い場合、形状が特定できないと言うことはあるのかも知れません。掃海艦にも探査用の無人潜水器具がある筈ですが、わざわざ民間船に委託する検討していると言うことはそんな事情がある可能性があります。

何にしましても、4人の乗員が行方不明になっており、再発防止のための原因究明のためにも機体の発見と回収が必要となりますので、早期の着手が望まれます。

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アクロバティックな機動もこなすUH-60Jが簡単に墜落してしまうことは考えられませんでした。

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