観測ロケットSS-520で衛星打ち上げに再チャレンジ
13日にJAXAが発表したところによれば、観測ロケットSS-520による超小型衛星の打ち上げ実験が2017年12月25日に決定したようです。SS-520は2段式の固体燃料エンジンを搭載した観測ロケットですが、3段目に超小型衛星を搭載して衛星打ち上げの実証事件を行うことになり、今年の1月15日に4号機の打ち上げを決行しましたが、配線のショートによるトラブルが発生し、発射後に指令爆破して打ち上げは失敗しました。
ランチャーに据えられたSS-520 4号機です。 (出典:JAXA)
当初打ち上げは1回限りの方針でしたが、失敗の原因が機体の仕様上の問題でなかったことから、再チャレンジすることが表明されていました。
再打ち上げの予定日は12月25日の10:00から14:15の間ですが、予備日として2018年1月31日までを予定しています。搭載する衛星は東京大学が開発したTRICOM-1Rで重量が3Kg、大きさは116mmX116mmX346mmと小さな段ボール箱程度ですが、カメラを搭載しており地上を撮影して送信することが可能となっています。
前回は大変悔しい思いをしましたが、今回は是非成功させて欲しいものだと思います。
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