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2017年11月20日 (月)

アルゼンチン海軍の潜水艦が行方不明

アルゼンチン海軍は乗員44名が乗船しているドイツ製TR1700型潜水艦「サンフアン」が現地時間の15日朝から行方不明になっていると発表しました。「サンフアン」は南米大陸南端のウシュアイアから中部マルデルプラタに帰港途中、南部バルデス半島南東沖432キロで確認されたのを最後に消息を絶った模様です。

現在アルゼンチン軍の他、米国や英国、チリやブラジル、ウルグアイも空から捜索に加わっていますが、現地の天候が悪く、捜索は難航している模様です。また米国は加圧式救難モジュール1つを含む潜水艦救難装備2組を派遣したと言うことです。

潜水艦が事故を起こした場合、潜水艦救難艦が救助に当たり、深海救難艇で乗員の救助にあたりますが、アルゼンチン海軍は保有しておらず、米国が救難装備を派遣したのはこうした事情があるようです。「サンフアン」からは救難信号が7回発進されたとの情報もありますが、位置の特定には至っておらず、救助には位置を特定することが大前提となります。

Photo

海自のそうりゅう型潜水艦(出典:防衛省)

海自の場合、過去18隻の保有潜水艦に対して2隻の救難艦で支援に当たってきましたが、幸いこれまで沈没事故は起こしていません。

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