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2017年12月 1日 (金)

F-35排熱問題

北朝鮮の火星15号の発射によって軍事的緊張が一段と高まっていますが、今日から師走です。今年は今のところ例年になく寒い冬となっていますが、そんな寒い中で今日は高温の排熱のお話です。

F-35はステルス機なので、極力電波を反射しないように機体表面に突起物や開口部を設けないようにしています。一方で高性能な様々な電子機器を搭載しているため、内部での発熱は相当な量に達することは容易に想像できます。このため、一般の戦闘機では大型のエアコンで内部を冷却していますが、F-35の場合はそうは簡単にいかないようで、搭載した燃料をエアコンの冷媒のように使って冷却システムを構築している模様です。

実際のところ、これで実戦の運用上問題がないのか気になりますが、各種ミサイルを機内に搭載するウェポンベイが相当高温になるとも言われており、一説には7500m以下を飛行する場合、冷却のために10分間に1回ウェポンベイを開く必要があるとされています。

ちょっと信じがたい話ですが、防衛省が研究を進めている将来型戦闘機でもこの問題は取り上げられており、ステルス機には特有の問題となっているようです。

Photo

熱移送システムの研究イメージ(出典:防衛省)

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こちらは着陸直後のT-4練習機。搭載機器はF-35とは比べるべくもありませんが、それでも機首のハッチを開いているのは放熱のためだと思われます。

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