« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »

2017年12月31日 (日)

今年もご愛読ありがとうございました。

今年も残り5時間を切りました。様々なことがあった1年でしたが、何とかこうして大晦日を迎えることができました。私も残された年月が気になる年齢となりましたが、年代別のアクセス数を見ると、多い順から30代、40代、20代と私よりはるかに若い世代の方々にアクセスして頂いており、驚いています。

若い頃と比べると記憶力は減退し、感受性は衰え、思考の柔軟性は失われてしまいました。そのような中で日々更新を続けるのには、常に新しいエネルギーを必要としますが、皆様のアクセス数に力づけられ、こうして今日までやって来られました。今年一年のご愛読に感謝すると共に、明年も変わらぬご愛顧を頂けますようお願い致します。

Photo

何故か、後半からはアクセス数が急増して戸惑うばかりでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月30日 (土)

平昌五輪が視界不良

平昌五輪まで残りひと月余りとなりましたが、どうも取り巻く環境が芳しくありません。開会式を行うメイン会場は、予算不足のあおりで屋根なし施設となり、観客やゲストは体感温度マイナス20℃とも言われる寒空の中、外気に曝されることになりますが、その対策がVIPには厚手の毛布を支給するのみと言った時点で悪い予感しかしませんが、どうやらそれだけではないようです。

元々雪が少なく、高い山が無い韓国でアルペン競技を開くのが無謀だとの声がありましたが、現時点で会場周辺にはほとんど雪がなく、本番までにどれだけの積雪になるか、天に祈るしかない状況です。

また韓国政府は平昌五輪に合わせて首相の訪韓を要請していますが、慰安婦問題での日韓合意に反し、文在寅大統領が「日韓合意では慰安婦問題が解決できない」と表明し、再交渉を示唆していることに態度を硬化させた政府高官は「安倍晋三首相が平昌冬期五輪に行くのは難しい」とコメントしています。隣国のスポーツの祭典が迫る中、政治問題を悪化させる政治センスのなさは自業自得ですが、日本の首相の欠席は韓国にとって大きな痛手となります。

また、北朝鮮は年明け早々にも弾道ミサイルを発射する兆候があるとの報道があります。韓国政府は、例年2月に行われている米韓合同演習について延期して欲しいと米国に要請していますが、発射されるミサイルの形態によっては延期どころか更なる軍事的圧力を強めるこことになり、それに対して北朝鮮が一段と反発を強める可能性があります。仮に韓国に対する攻撃を公言すれば、オリンピック開催が中止される事態となることも十分考えられます。

何れも、この先どう推移するのか事態を見守るしかありませんが、順風満帆の状態ではないことは確かなようです。

P1150024r17

浜松は雪が積もることがほとんど無く、たまに積もってもこの程度です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月29日 (金)

W杯ジャンプ女子第5、6戦が雪不足で中止

SS-520ロケット5号機の打ち上げが中止になったばかりですが、今度は来年1月の6、7日にルーマニアのシュノブで開催予定だったジャンプ女子のW杯第5、6戦が雪不足で中止となりました。代替の競技は今のところ来年3月に予定されています。

今度の大会では、高梨沙羅選手が男女を通じて最高のW杯54勝を目指していましたので、肩透かしをくらった状態です。W杯の次戦は札幌で1月13、14日開かれますが、自国での競技となりますので、高梨選手にとっては有利な状況かも知れません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月28日 (木)

SS‐520ロケットの打ち上げが再度延期

世界最小ロケットによる衛星打ち上げを目指し、本日に予定されていたJAXAのSS‐520ロケット5号機は機体に異常が発見されたため、点検のため来月半ば以降に打ち上げが延期になりました。

トラブルは、姿勢制御に使用する窒素タンクの圧力センサーで、打ち上げ前の点検時に異常値を示したことによるもので、部品を群馬県の工場に送り点検を行うことになっています。

SS‐520ロケットは2段式の固体燃料を使った観測用ロケットですが、3段目を追加して超小型の衛星の打ち上げを目指しています。今年1月の打ち上げでは、機体の振動で飛行情報を地上に送信するテレメトリーへの電源ケーブルが損傷して打ち上げは失敗しており、今回は再チャレンジとなっていました。

Ss

打ち上げ直後のSS-520ロケット (出典:JAXA)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月27日 (水)

浜松で初雪

第一級の寒波が列島各地を襲っており、各地で雪となっています。当地浜松でも午前8時30分頃に、白いものが舞っているのが見られました。頭上に雲がなかったので、遠くから運ばれた風花だったのではないかと思われます。気温が4℃を超えていますので、地面が白くなることもありませんでした。

北部の山間地では積雪になっているかも知れませんが、めったに雪の降らない市中心部の束の間の初雪でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月26日 (火)

F-35Bについての情報が錯綜

昨日は共同通信が、自衛隊がF-35B戦闘機の導入を検討していると言った記事を伝えましたが、本日になって母艦とするためにいずも型護衛艦を改修する検討をしていると読売新聞が続報を伝えています。更に運用するのは米国海兵隊F-35Bだと言うことなので、共同通信の伝えるところとは、全く違う内容です。読売新聞は複数の政府関係者の話としていますので、全くの虚報と言うことではないようです。

Photo_4

空母の外観を備えるいずも型護衛艦 (出典:防衛省)

先の共同通信の記事では政府関係者への取材の結果としており、それぞれの政府関係者が同一人物なのか、別人なのかも気になります。それにしてもF-35Bを我が国が導入するのと、艦船は改修して離着艦を可能にするが、運用するのは米海兵隊機と言うのでは、どこが主体を持っているのかが全く逆になってしまいます。

我が国の防衛力を強化するのに異論はありませんが、他国からの侵略事態に、まず対応するのは自衛隊です。いかに米軍と共同歩調を取ると言っても、米軍が先頭を切って介入することは主権の上でもあり得ません。恐らくは取材の過程で齟齬が生じた結果だと思いますが、もし、それぞれの記事がその通りだとしたら、F-35Bを運用できるよう、いずも型の護衛艦を改修し、別途F-35Bを導入すると言うことになります。

何にしても政府関係者が公式に発表した訳ではなく、報道しているメディアも限られますので、他からの情報が出そろうまで、事態を静観するのが良さそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月25日 (月)

共同通信が、防衛省がF-35Bの導入を検討中との記事

25日付の共同通信が、短距離離陸・垂直着陸(STOVL)の機能を持つF-35Bの導入を防衛省が検討中であると報じました。F-35Bは米国の海兵隊が運用しており、海外への配備としては初めてとなる岩国訓基地に16機の配備が予定され、11月9日時点で13機が配備されています。

F-35は複数の航空機の後継として、空軍仕様のA型、海兵隊仕様のB型、海軍仕様のC型が開発されています。本来は機体を共通化することで開発費を圧縮する目的でしたが、三軍それぞれに運用思想が違いますので、それに合わせるために開発が難航することとなりました。中でもB型は、垂直離着陸をするためにエンジンに直結するリフトファンを搭載する複雑な機構となっており、開発は難航するものと思われていました。しかし、実際はC型が開発が難航しましたが、B型は思いの他スムーズに開発出来ました。

今回の導入の目論見は、そのSTOVL性能と優れたなセンサー機能を生かし、南西諸島に派遣して中国軍の動向を監視したいと言うものです。海自は創設以来、空母尾の保有と固定翼機の運用を悲願としてきましたが、新造の揚陸艦か、いずも型DDHに搭載すれば同等の機能を果たすことが可能です。海自の艦艇から戦闘機を運用できれば、我が国に侵攻する相手機をより本土から離れた地点で迎え撃つことが可能となりますので、防衛力の強化に大いに貢献することとなります。

F35b_hp

着陸態勢を取るF-35B戦闘機。 (出典:在日米国海兵隊)

Photo_2

空自那覇基地から尖閣諸島まではおよそ420Kmありますので、緊急時に発進しても上空に到達するまで30分ほどかかります。もし、石垣島に前進配備すれば半分以下の時間で到達可能になります。いずも型護衛艦に搭載すれば、動く航空基地として侵入機に対して早期対処が可能になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラグビー観戦

昨日はラグビーのジュビロ対パナソニック戦を観戦にヤマハスタジアムに行って来ました。これまでJリーグの試合を見たことはあったのですが、ラグビーン試合を生で見るのは初めてでした。サッカーと比べるとラグビーの観戦人口は圧倒的に少ないのでしょうが、地元ヤマハジュビロの試合で、ヤマハに復帰した五郎丸選手の出場とあって8000人を超える観客数となりました。

W杯での日本チームの活躍以来のにわかラグビー観戦者なので、ゲーム進行が判るか心配していましたが、場内アナウンスで随時プレーを解説してくれますので、素直にゲームを楽しむことができました。選手が全力でプレーするため、何回か文字通りの激突が起こり、スタンド中段にいた私のところまでも激突した際の衝撃音が届くほどの迫力でした。

ゲームは攻守にわたって多彩なプレーを見せたパナソニックが44-19で圧勝して、ヤマハはホームでの最終戦を勝利で飾ることができず残念でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月23日 (土)

漂着船窃盗事件で朝鮮総連が弁償について協議の意向

北海道の松前小島で、北朝鮮からの漂着船が漁協の無人小屋から多数の備品を盗み出した問題で、朝鮮総連が弁償について関係者に協議の申し入れをしていることが明らかになりました。漁協側は週明けにも具体的な協議を始めたいとしています。

地元の松前さくら漁業協同組合によれば発電機用のエンジンや漁具、家電製品多数が盗まれたり壊されたとしており、被害額は復旧にかかる清掃や消毒などの費用も含め、800万円近くに上ると言うことです。

漁協によれば、21日に朝鮮総連が代理人の弁護士を通じて、これらの被害の弁償についての協議を行いたいと伝えてきたということで、週明けにも朝鮮総連と弁償額や弁償方法などについて、具体的な協議を始めたいとしています。

Photo_6

竜飛岬から北海道方面を臨んで。松前小島は画面のはるか左側になりますが、このように我が国の近海で堂々と窃盗を働く神経が理解できません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月22日 (金)

緊急告知

日頃当ブログをご愛読頂き、ありがとうございます。さて本日某サイトで、管理人が作成した画像が無断で、出典の表記もないまま使用されているのを発見しました。当ブログでは、記事をより分かりやすくするため写真や画像を使用していますが、他者の著作権を侵害しないように、極力自分で撮影した写真や自分で作成した画像を使用しています。

Photo_5

エクセルで作成したトマホークの画像。写真が持つ著作権をクリアするのが目的です。

私の作品が何らかの評価をされ、結果として転用されることはある意味でうれしいことではありますが、悪意ある利用をされることは困ります。商業目的や誹謗・中傷などの悪意あることに使用されない限り、二次利用は構わないとは思っていますが、あくまでも著作権は私に帰属していますので、ご利用の際はご一報をお願い致します。

転用された画像は、自作の地図(下手くそですが、エクセルで作画してそれなりに時間がかかっています)を使用して、イージスアショアの設置予定位置から1000Kmの範囲を図示したものですが、あまり良い出来とは言えないので、手元を離れて使用されると少々恥ずかしい気がしています。

Photo

元の画像です。

Photo_4

転用されたTwitterの記事です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月21日 (木)

SS-520ロケット5号機の打ち上げ予定が変更

観測用の小型ロケットでを使い、超小型の衛星打ち上げを計画しているSS-520ロケット5号機の打ち上げが変更になっていました。当初11月13日のJAXAの発表では打ち上げ予定期間が12月25日から平成30年1月31日までの間、打ち上げ予定日は12月25日10:00から14:15までの間となっていました。

ところが、再度打ち上げ日の確認をしようとJAXAのホームページを開いたところ、遅まきながら予定が変更になっていることが判った次第です。予定の変更の発表は12月8日付で、新しい予定は以下の通りです。

打ち上げ予定期間が12月28日から平成30年2月13日、打ち上げ予定日が12月28日12:30から14:15となっています。予定が変更になったのは来年1月17日に打ち上げが予定されているイプシロン3号機の作業スケジュールとの調整の結果としていますが、システム的により大型で複雑なイプシロンロケットの作業を優先した結果だと思われます。

個人的な都合ですが、当初の25日では打ち上げをリアルタイムで見ることができませんでしたが、28日の当該時間には在宅しており、ネットでの打ち上げ中継を観覧することができますので大歓迎で、打ち上げ成功をただただ祈っています。

Ss5204

前回打ち上げのSS-520 4号機の全景です。 (出典:JAXA)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月20日 (水)

のぞみ台車事故、脱線した可能性も

今月11日に走行中に異常が見つかり、名古屋駅で走行が打ち切られた博多発東京行きの「のぞみ34号」の台車の亀裂が、17cmある台車の高さ方向に対して14cmにまで達し、破断寸前だったことが明らかになりました。

台車は前後の車軸2本を固定し、客車を支える役目を果たしています。もし台車が破断した場合、車体が傾いて脱線した可能性があります。時速300Kmで走行するのぞみが脱線すれば、大参事となったことが十分予想されますので、名古屋で運行を打ち切ったことが本当に不幸中の幸いでした。

それにしても発車して間もなく車内で異常が感じられ、岡山駅からJR西の車両点検員が同乗しながら、新大阪でも十分な点検が行われないまま運転が続行され、名古屋まで走らせ続けたのは大問題です。新大阪からはJR東海の乗務員に運転が引き継がれ、名古屋駅でのJR東海による床下点検で運転中止が決定されたとのことですが、JR西の判断の鈍さは異常な感覚で、多数の乗客の輸送に当たっている責任感が感じられません。

国の運輸安全委員会は事態を重視して、新幹線では初となる「重大インシデント」に認定し、再発防止に向けた事故原因の調査に当たっていますが、徹底した調査と再発防止策の構築が求められます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2017年12月18日 (月)

「空自F-15J、約半数はファミコン並み?」の記事

今年も残りあと2週間ほどと押し詰まって来ましたが、個人的にはのんびりとした週明けです。来年度の予算折衝で、霞が関では各省の官僚と財務省の担当者との攻防が繰り広げられているのではないかと思いますが、昨日のYhooニュースに表題の記事が掲載され、もしかしたら情報戦の一旦かもと、一瞬考えてしまいました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010002-norimono-bus_all&p=2

記事の要約は以下の通りです。

空自は主力戦闘機のF-15Jを201機保有しているが、性能向上を果たした「F-15MJ」と、従来型の「F-15SJ」の2タイプがあり、それぞれおよそ100機ずつを占めている。F-15MJは近代化改修を行って大幅な性能向上を果たしているが、「F-15SJ」については1970年代当時の能力からほとんど変わっていない。

特にF-15SJの頭脳となる「セントラルコンピューター」は8ビットCPUで、メモリーもキロバイト単位しかなく、性能的には1983(昭和58)年に発売された家庭用ゲーム機「ファミコン」とほぼ同等、そのうえプログラムのロード用に5インチフロッピーディスクドライブまでも搭載しており、この分野ではもはや「化石」と言っても過言ではない。

最近F-15Jに対し新しい巡航ミサイルAGM-158 JASSM-ERおよびその対艦型LRASMの搭載についての報道があったが、JASSMの照準には標的の赤外線画像を送信しなくてはならないので、ファミコン並みのF-15SJでは情報処理できないので対地・対艦攻撃機とすることも不可能である。F-15SJはもはや第一線の戦力とはいいがたい存在なので、F-15SJを早期退役させてしまいF-35Aの追加調達を行ったほうが得策ではないのか。

これは全くその通りですが、実は以前から「F-15SJ」についてはPre-MSIP機と呼ばれ、その処遇について問題になっていました。つまりMSIP機に改修しようとしても費用が多額となってしまい、性能が上回る新型機を導入した方が費用的にも有利であると言うことで、性能向上が見送られ続けて今日に至っています。

そしてF-15SJが抱える戦闘機にとって一番の致命的な問題が、アクティブレーダーホーミングタイプの空対空ミサイルが使えないと言うことです。

Photo

上図は戦闘機が相手機をロックオンした状態です。アクティブレーダーホーミングミサイルであれば、この状態でミサイルを発射して相手から反撃されない安全な位置に機体を移動させることが可能です。ところがF-15SJはこの状態でレーダー波を相手に照射しつづけないと命中させることができないセミアクティブレーダーホーミングミサイルしか使えないので、相手から反撃されれば、攻撃をあきらめないと撃墜されてしまいます。

現在ではアクティブレーダーホーミングミサイルが空対空ミサイルの主流なので、これが使えない戦闘機では空中戦が戦えないと言うう訳です。このようなことから、以前からPre-MSIP機はF-35に置き換えられるのではないかと言われていましたが、政府部内でもそのような方針が固まりつつあるのかも知れません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月17日 (日)

第三のビール

第三のビールとは何か、と言うと大変判りにくい話になりますが、一言で言えば酒税法上の「ビール」または「発泡酒」に属さないビール風味のアルコール飲料のことです。ただ、世間で発泡酒と言う場合は、圧倒的に第三のビールを指していることが多いようです。

御多分にもれず我が家でも晩酌には第三のビールを飲んでいますが、ビールと比べると製法の違いからか、物足りなさは否めません。家計のためではあるのですが、一日の労をねぎらって喉を潤す至福の時の飲み物としては、いささかの寂しさを感じざるを得ません。どんなに美味い第三のビールも、不味いとは言えビールには敵わないと言うのが私の思うところです。

そんな我が家ですが、久しぶりに第三のビールではなく発泡酒を購入してみました。発泡酒を飲むのは久しぶりでしたが、飲んでみて驚きました。第三のビールとは明らかに風味が違います。1本当たり30円ほどしか違わないのですが、明らかに第三のビールとは違うのです。値段相応との言葉がありますが、ビール・発泡酒・第三のビールには歴然とした壁があるようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月15日 (金)

救難ヘリ墜落事故の捜索が打ち切り

13日、浜松基地所属の救難ヘリUH-60Jの墜落に関し、事故以来続けられてきた行方不明者、及び機体の捜索が打ち切りとなったことが航空幕僚監部から発表されました。これまで事故機の乗員4名中3名の遺体が発見され、収容されており、先日も記事に取り上げた通り、7日に最後の遺体が発見されたばかりなので、少し早すぎるのではないかと思われます。

事故機は10月17日午後5時51分に浜松基地を離陸、救難訓練のため遠州灘に向かって飛行し、5時57分に最終交信をしています。交信内容に特に異常はなかったと言うことです。恐らく、この時点には海岸線上空付近を飛行しており、その後現場海域に向かったのではないかと思われますが午後6時12分にレーダーから機影が消失し、行方不明となりました。

機体は大破し海上に破片が浮遊しているのが発見されましたので、海面に激突する形で墜落し、大破したのではないかと考えられます。飛行時の機体の状況を記録するフライトレコーダーが海底から回収され、保存されていたデーターの転送に成功していますので、今後はこちらの解析が待たれます。

残された遺族にとっては大変残念な結果となってしまいましたが、改めて故人のご冥福をお祈り致します。

Pb160002r15

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月14日 (木)

広島高裁が伊方原発3号機に停止命令

広島高裁は13日、広島市の市民が申し立てた原発運転停止の仮処分の即時抗告審で、運転を差し止める判決を下しました。判決で野々上裁判長は「約9万年前に発生した阿蘇山の大噴火で発生した火砕流が原発に到達した可能性が小さいとは言えず、立地には適さない。」としています。

9万年前の前の大噴火は九州全域に及び、この時に地上にいた全ての動物は全滅したと言われています。雲仙普賢岳の大火砕流の災害跡地を訪れたことがありますが、ものすごい量の土砂が人家を埋めたまま、災害の記念碑として展示保存されていました。一地域だけでもこの状況なので、仮に四国にまで及ぶような災害で、人類が生存できるかのかと考えた時、かつての地球のあちこちが溶岩に包まれていたことと重ね合わせれば、果たしてこの地上に安全な土地があるのか、そして原発を止める意味があるのか全く判りません。

もし、そのような事態を想定するのであれば、九州に人類が居住することを何の制限もせずに容認しておいて、四国の原発稼働を認めないと言うのは、ちょっと私の理解を超えています。

P1291310

稼動停止中の浜岡原発です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月13日 (水)

イージスアショアの価格はいくら?

北朝鮮の弾道ミサイル対策として、政府は19日にイージスアショアの導入について閣議決定する予定です。ところで、小野寺防衛相が12日に明らかにしたところでは、これまで1基当たり約800億円とされていた導入価格が約1000億円と200億円増額である見通しであることを明らかににしました。

Photo

イージスアショアの全景です。 (出典:防衛省)

これについて、現在のイージスシステムが使用するSPY-1レーダーに変わり、現在開発中の新型レーダーのSPY-6を搭載するからではとの声がありますが、ちょっと納得できません。と言うのはSPY-6ではこれまでのガリウム砒素を使った半導体素子から窒化ガリウムの素子に変更されますが、これは同等の能力であれば価格が34%低減し、送信出力は2倍の電力で30倍になると言われているからです。計算上はこれで探知距離が2.4倍になるのではと試算されます。

現在のSPY-1は4.3mx4.3mの八角形ですが、SPY-6はモジュールで構成され、大きさは0.6mx0.6mの正方形で、モジュール9個でSPY-1と同等の能力となり、同じ面積であれば37個のモジュールを設置できますが、実際のSPY-6にいくつのモジュールが搭載されるのかは判っていません。

更に現在は航空機用のSM-2の誘導にはSPY-1とは別にAN/SPG-62と言うミサイル誘導用のイルミネーターと呼ばれる装置が必要ですが、SPY-6ではイルミネーターは不要と言われています。これはSM-2の後継のSM-6になっても同様です。

となると、なぜ従来の800億円が1000億円に増額になったのかの説明がつきません。安全保障に必要な費用をかけることに異論はありませんが、その根拠をうやむやにすることは許されません。国民に対してきちんとした説明が求められます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月12日 (火)

遭難ヘリ行方不明者の年内発見を

航空自衛隊浜松基地所属の救難ヘリUH-60Jが海上に墜落して間もなく3ヶ月になろうとしていますが、昨日は搭乗員の副操縦士(46歳)の遺体が引き揚げられ、残る行方不明者は救難員の32歳の男性のみとなりました。

行方不明者について機体の捜索と併せて行われていましたが、11月29日に機上整備員、12月4日に機長が、7日に今回の副操縦士が発見されました。具体的な位置関係は発表されていませんが、恐らくは比較的近い位置に散在していたのではないかと推測します。

現場の海底の状況は判りませんが、何とか年内での発見、収容をして頂ければと祈る次第です。

P8250048r17

UH-60J救難ヘリコプターです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月11日 (月)

弾道ミサイルはどこまで探知可能か

昨日の記事を書きながら、これまで疑問に思いながら事実関係がはっきりせず、もやもやしていることがあったので、今日はそれを取り上げます。

先日の北朝鮮による火星15号の発射に関し、日米韓はどこまで探知できたのかと言った問題です。当初韓国軍は高度4500Km、水平距離960Kmと発表し、北朝鮮政府は高度4475Km、水平距離960Kmと発表しています。これに対し、日本政府は4000Kmを大きく超える高度として具体的な数字を明らかにしていません。また米国も具体的な数値を明らかにしていません。

ではこれらの数字はどこから出たのでしょうか。北朝鮮は独自の観測網を持っておらず、着弾点や最高高度については観測能力がないと考えられることからミサイルに搭載したテレメトリが送信した速度や加速度の情報から現在位置を割り出して算出した数字を使っていると思われます。計器の精度がありますから、完全に正確とは言えませんが概ねこのような数字であると考えて良いと思われます。

では韓国はと言えば、実際に観測可能なのは保有するイージス艦と米国のイージス艦からの情報に基づいたものですが、果たして到達高度まで観測可能か疑問です。と言うのは同じイージス艦を持つ日本政府が4000Km以上と言葉を濁しており、実測値ではないことを言外に匂わせているからです。恐らくですが、イージスシステムではミサイルの高度や速度、加速度を計算しますので、計算上の到達高度が割り出せるので、その数字を公表したのではないかと思われます。

では日本の自衛隊はどのように観測したのかと言えば日本海のイージス艦と佐渡島、大湊に設置した通称ガメラレーダーことJ/FPS-5レーダーで捕捉したのではないかと考えます。J/FPS-5レーダーは弾道ミサイル監視用に開発された直径18mのアンテナを持つ高性能レーダーで、長距離の探知が可能と思われますが詳しい性能は公表されていません。

米軍は海上に浮かぶプラットホームに大型のXバンドレーダーを乗せたSBX-1を配備してICBMの探知に運用いていますが、このSBX-1の能力は4800Km先のソフトボールを識別できると言われています。そんなところから推測すれば、J/FPS-5の探知距離が4000Km前後なのは納得できるところです。

Photo

佐渡から見た2000Kmはこれ位の距離で、4000Kmはこの倍ですから大変な距離を監視していることがお判りいただけると思います。ちなみにモンゴルの首都ウランバートルまではおよそ2750Kmです。

Km

12月12日追記 佐渡から4000Kmの距離はこのあたりです。 (国土地理院の地理院地図を加工)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月10日 (日)

PAC-3、弾道ミサイルの迎撃に失敗かと報道

現在の我が国は北の弾道ミサイルに対して、海上のイージス艦からのSM-3と陸上各地に配備しているPAC-3での迎撃で防禦態勢を敷いています。1発当たりの迎撃成功率はSM-3で約85%、PAC-3ではほぼ100%と言われていますが、遠距離の高高度でミサイルの中間コースを迎撃するSM-3と違い、PAC-3では突入してくるミサイルと相対する形で近距離で迎え撃つことになりますので、それだけ迎撃成功率が高くなるのではと考えられます。PAC-3については文字通り最後の守り神と言った存在です。

P9280018r_2

さて、そんな守護神PAC-3について気になる報道がありました。4日付のニューヨークタイムズ紙によれば、11月6日にイエメンの武装勢力からサウジアラビアのリヤド国際空港に向けて弾道ミサイル攻撃の際、サウジ側はPAC-3で迎撃に成功したと発表していたが、実際は5発のPAC-3全てが撃墜に失敗したと言うことです。

幸い、ミサイルの命中精度が低く、空港から700m離れた地点に着弾して大きな被害は免れたものの、発射されたPAC-3は弾頭を分離した後、そのまま飛行したミサイル本体を迎撃してしまったとしています。

10日現在、この件に関してはミサイルの残骸からイラン企業の刻印が見つかったとの報道がある以外続報はありませんが、気になる点がいくつか残ります。

第一点は発射されたミサイルが何発だったのかと言うことです。700m離れた地点に着弾と言うことを信じれば1発となりますが、1発のミサイルに5発のPAC-3を発射することは考え難いことです。

通常は迎撃失敗を避けるため、1発のミサイルに対し、2発のPAC-3を発射するのが基本だとすれば、5発撃つ理由が判りません。仮に第一撃で迎撃に失敗し、第二撃を発射しようとしても、そもそもPAC-3の迎撃高度は20Kmですから、失敗を確認してから発射するまでの時間的余裕はほとんどありません。

第二点は、弾頭に直撃せずに、弾頭を切り離した本体に命中したとのことですが、これもにわかには信じられません。

パトリオットの開発途上では航空機用のPAC-1やPAC-2で迎撃に失敗したことがありますが、弾道ミサイルの迎撃用に改良されたPAC-3では、弾頭が切り離されることを前提にしています。また、ミサイルが弾頭を切り離すのは迎撃を避ける意味合いもありますが、本質的には燃焼が終わり、邪魔になった本体を切り離すことによって射程を伸ばすことにあります。

空力特性を考慮された弾頭と違い、切り離された本体は空気抵抗が大きいのでそれよりも手前に落下するはずです。短距離ならともかく、イエメン国境からリヤドまでは600Km以上ありますので、弾頭と本体がほぼ同じ位置に落下するとは考えられません。

第三に製造メーカーのレイセオンが沈黙したままであることです。米国政府の意向を受けている可能性がありますが、もし本当に失敗したのなら、何らかのコメントがあるのではないかと思われます。

以上のことを考え合わせると、現時点で、この報道については事実として受け入れられないのではないかと考えますが、推測としてPAC-3には弾道ミサイルとは別に航空機撃墜用のモードがありますので、もし誤操作で弾道ミサイルに対して航空機モードで対応すれば、本体を迎撃してしまう事態が起こる可能性はあるのではないかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 8日 (金)

静岡消防ヘリ賠償訴訟で判決

2013年12月、富士山山頂付近で下山中に滑落した男性を救助しようとした静岡市の消防ヘリが、男性を吊り上げ中に落下させて救助に失敗、男性は翌日遺体で発見されました。このため、遺族が男性が死亡したのは救助の失敗によるもので、消防ヘリ側に過失があったとして損害賠償を求めて提訴したものです。救助当時の気温は氷点下14.7℃で日没が迫る中での事故でした。

Pc240048

事故当時と同じ12月初旬に撮影した富士山。

京都地裁の三木昌之裁判長は昨日の判決で、「隊員に過失はない」として遺族側の請求を棄却しました。この裁判は救助される側が救助する側を訴えた裁判として、登山者や救助関係者だけでなく一般からの関心を呼び、判決が注目されていました。

判決では、原告側が救助方法や救助器具の選択について過失があったとしたことについて「救助方法の選択は救助隊員の合理的裁量に属する」として、日没が迫る強風下での厳しい条件下での救助活動を強いられた消防ヘリが取った救助方法について「合理的な裁量の範囲」と認め「隊員は股下シートの装着に時間をかけるより、一刻も早く吊り上げることを優先した。過失は認められない。」としました。

遭難者が救助できずに亡くなったのは大変残念なことでしたが、そもそも遭難救助に当たる県のヘリが定期点検で運航できず、相互応援協定に基づいて出動した静岡市の消防ヘリは富士山での救助が初めてだったとの不運な状況でした。この事故を受け、静岡市は市域の最高地点である南アルプスの間ノ岳(3189m)の標高に相当する3200m以上でのヘリによる救助活動を禁止する処置を取ることになりました。

尚、そもそもがザイルを結んだ4人全員が300mほど滑落したのが発端であり、危険個所では確保者が行動するメンバーを確保する方法を取らなかったのではないかと思われ、ザイルの使用方法に問題があったのではないかと考えますが、負傷者を救助したパーティは滑落したルートは登山道を外れた岩場であり、ルート取りにも問題があったとしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 7日 (木)

政府の巡航ミサイルの保有検討に野党が反発

政府が長射程の巡航ミサイル導入の検討をしていることに対し、野党各党が反対のコメントを発表しています。以下共同通信の記事からの抜粋です。

・「ごまかしのようなやり方で防衛政策を進めるのは国益に反する」(立憲民主党の長妻昭代表代行)

・「予算編成の過程で突然出てくるのは違和感を禁じ得ない。そういった手法は国民の不信を招く」(希望の党の玉木雄一郎代表)

・「専守防衛の立場を超えている。直ちに検討をやめるべきだ」(共産党の穀田恵二国対委員長)

立憲民主党と希望の党は手続き論から問題としていますが、共産党は保有そのものに反対の立場です。安全保障について国会で論戦が交わされるのは大変結構なことですが、では現実の周辺国はどうなっているのかを調べてみると・・・・。

・北朝鮮 日本を射程に治める弾道ミサイルを数百発配備済み。

・韓国   射程500Kmの玄武-3A巡航ミサイル数百発を配備中

       射程1000kmの玄武-3B巡航ミサイルを開発・配備中

・台湾   射程1000Kmの雄風2E巡航ミサイル500発を配備

・中国   射程1500~2000KmのDH-10巡航ミサイルを多数配備。

と、どこも射程1000kmクラスの巡航ミサイルを保有しています。巡航ミサイルの多くは亜音速の速度のため、比較的迎撃し易いとも言われていますが、それでも大量に発射されれば被害が出ることは避けられず、双方が保有することで抑止力が働いていると考えられます。

我が国は、これまで攻撃を撃退するとの理念の防衛政策を取ってきましたが、攻撃をさせないとの立場に立った防衛政策に転換する時期が来たのではないかと考えます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 6日 (水)

政府が巡航ミサイル保有に方針転換か

ここ数日、巡航ミサイルについてのニュースが盛んに報道されています。今年に入り、日本政府が巡航ミサイルの保有を検討しているのではないかとの報道が外国のメディアを中心に伝えられるようになりました。更に平成30年度の防衛省概算要求に「島嶼防衛用新対艦誘導弾の要素技術の研究」が77億円で計上され、これが巡航ミサイルではないかと言われていました。

これについては、その後11月20になって読売新聞が「政府が巡航ミサイルを開発の方向で検討」と伝え、国産トマホークとして再び話題となりました。そして・・・・。

今月4日に突如FNNが『「敵基地攻撃能力も」ミサイル購入方針』として政府が長距離巡航ミサイルの導入を検討していることを、空中発射式のステルス巡航ミサイル「JSSM-ER」の固有名詞を具体的に挙げて報道し、自国開発から一気に購入を検討する話になっていることを伝えました。

そして昨日になって各社が政府関係者の話として一斉にこの話題を取り上げ、「JSSM-ER」の他に「JSM」も導入するとしています。「JSM」は元々F-35戦闘機の機内に搭載する対地用ミサイルとして開発中のミサイルで、F-35Aを導入している自衛隊でも将来的に保有するものと見られていました。

一方の「JSSM-ER」は米軍がF-16やF-15Eで運用している空中発射式の巡航ミサイルで最大射程は920Kmとされ、トマホークと違ってステルス性を備えているのが大きな特徴です。この射程920Kmがどういう意味を持つかですが、「JSM」の射程は300Kmほどとされています。F-35の場合はステルス性がありますので、敵のレーダーに探知されることなく、目標の300Km手前から発射できますが、F-16のような非ステルス機の場合は、目標に近づく前にレーダーに探知されてしまいます。

Photo

レーダーと航空機の位置関係です。戦闘機がステルスでなければ、高く飛ぶほど遠くからレーダーで探知されてしまいます。仮にレーダーの高さが1000m、戦闘機の高度が3000mとするとおよそ350Kmの距離でレーダーに映ることになりますので、迎撃を受けることになってしまいます。「JSSM-ER」の場合、最大で920Km手前から発射しても相手のレーダーは戦闘機を捉えることができませんので、戦闘機に危害が及ぶことはありません。

Photo_2

「JSSM-ER」の飛行パターンです。発射されるとおよそ高度6600mと空気の密度が薄い空間を飛行することで、飛行距離を稼ぎ、目標に接近したところで高度を100m以下に下げて探知を避けて飛行します。元々ステルスなのですが、こうして相手のレーダーを避けて目標に着弾します。

現在航空自衛隊が保有しているF-2やF-15J戦闘機には。「JSSM-ER」の運用能力がありませんので、機体の改修が必要になります。これには米軍側の調整が必要ですが、こうした話が公にされたと言うことは、すでに日米の間で合意ができていると言うことなのでしょう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2017年12月 5日 (火)

娘が高齢者にバックで追突される

娘が運転中、前を走っていた車が交差点を超えた所で停車したので、交差点手前で停車したところ、前車がそのままバックして前方から追突される事故に遭いました。幸い速度はそれほどでもなかったようですが、運転手は89歳の男性で、事情聴取の警察官との会話もチグハグだったと言うことです。事故を起こしてしまったことで、気が動転してしまったのかも知れませんが、高齢によって運転の適性がなくなっていたのかも知れません。

近年高齢者による暴走事故が多発しており、対策として自動ブレーキの搭載車両が増えて来ていますが、価格の関係からか多くは前方にのみ有効です。今回の対象車両は自動ブレーキ非搭載車でしたが、今後新車の購入を検討される方は、バック時にも安全機能が作動するか確認されることをオススメします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 4日 (月)

スーパームーン

本日午前0時47分に月が月齢15となって満月となりました。そして地球までの距離が35万8000Kmと今年になって最小となり、いわゆるスーパームーンとなりました。厳密には午後5時46分が最接近となりますが、この時間帯はまだ見かけの高度が低いので、もう少し高く上ってからの方が見やすいと思います。

Pc030003r17

昨夜午後7時50分頃撮影したスーパームーン直前の月です。昨夜は雲もなく撮影には絶好のコンディションでした。 撮影:オリンパスOM-D E-M1markⅡ LEICA100-400mm

※オリンパスはマイクロフォーサーズ規格のイメージセンサーを使用していますので、焦点距離400mmはライカ版カメラ800mm相当の画角となります。

Pc030003

400mm+デジタルテレコン使用(換算1600mm相当)、トリミングなしの画像です。三脚は使用せず、手持ちでの撮影です。以前なら天体望遠鏡を使わなければ撮れない被写体でしたが、現在のカメラの進歩はこんな撮影を当たり前のように可能にしてくれます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2017年12月 3日 (日)

地名は難しい

地名や人名は予想外の読みをしますので、本当に難しいと思います。平田町も名古屋では「へいでんちょう」ですが、当地浜松では「なめだちょう」と言いますので、どちらかしか知らない人にとっては訳が解らないことだらけだと思います。

さて私が良く行く浜名湖西岸の湖西連峰の南端にも、何と読んで良いのか解らない地名が存在します。

Photo

湖西連峰の末端に位置する標高170.7mの嵩山ですが、地図にはルビがありません。では地元湖西市が発行するハイキング用の地図を見ようとググってみましたが、そこにも嵩山の表記のままで、読み方についての記載はありません。

では嵩山はどう読むのが多いのかと調べてみると、「すやま」、「たかやま」と読むのが一般的なようです。それではと、地図上に表記がないかと調べますと、お隣の豊橋市に湖西連峰西側に位置する嵩山町と言う地名があることが解りました。それではと、その読みを調べると・・・・。

嵩山町(すせちょう)・・・・・で・・・・・す・・・・・か・・・・・ぁ・・・・・?

どこをどう読めば「すせちょう」と読めるのか全く理解できません。

ネットをあちこち彷徨っていると、とある情報が見つかりました。湖西市では、市民の利便性を図るためにコミニュティバスを運行していますが、どうやら運行区域にこの辺りが含まれているようです。早速調べてみると、見つかりました。コミニュティバスの終点は「すやま」となっています。ここは梅田地区にあり、一帯は梅田親水公園となっているのですが、コミニュティバスのバス停の名前は「すやま」に間違いありません。

と言うことで、嵩山は「すやま」で間違いなさそうですが、道標やハイキング用の地図にルビが振ってないのは頂けません。地元では当たり前のことかも知れませんが、他所から訪ねた人間には、どう読むのか見当も付きません。難字にはフリガナを振るのが、小さな親切と言うものではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 2日 (土)

墜落機のフライトレコーダーからデーター抽出に成功

10月1617日に浜松市沖の遠州灘に墜落した航空自衛隊のUH-60J救難ヘリコプターのフライトレコーダーが、先月26日になって海底から回収されましたが、防衛省はフライトレコーダーからデーターの抽出に成功したことを明らかにしました。

フライトレコーダーは墜落事故などの際、事故原因を究明できるように飛行時の高度や速度、機体の傾きやエンジン出力などのデーターとともに機内の会話などを記録しています。

Photo

矢印の先端がフライトレコーダーです。機体の外側に取り付けられており、事故の際は脱落して破損しない仕組みになっています。

Photo_2

日の丸の右側の円筒形の物体がフライトレコーダーです。

今回の事故は長野県の防災ヘリの事故と同様に、離陸して間もなく墜落しています。長野県の防災ヘリにはフライトレコーダーが搭載されておらず、事故原因の究明が難航していますが、今回の事故機には搭載されており、保存されたデーターも無事抽出できましたので、事故原因の究明も大きく進展するのではないかと思われますが、再発防止のため、一日も早い事故原因の解明が待たれます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 1日 (金)

F-35排熱問題

北朝鮮の火星15号の発射によって軍事的緊張が一段と高まっていますが、今日から師走です。今年は今のところ例年になく寒い冬となっていますが、そんな寒い中で今日は高温の排熱のお話です。

F-35はステルス機なので、極力電波を反射しないように機体表面に突起物や開口部を設けないようにしています。一方で高性能な様々な電子機器を搭載しているため、内部での発熱は相当な量に達することは容易に想像できます。このため、一般の戦闘機では大型のエアコンで内部を冷却していますが、F-35の場合はそうは簡単にいかないようで、搭載した燃料をエアコンの冷媒のように使って冷却システムを構築している模様です。

実際のところ、これで実戦の運用上問題がないのか気になりますが、各種ミサイルを機内に搭載するウェポンベイが相当高温になるとも言われており、一説には7500m以下を飛行する場合、冷却のために10分間に1回ウェポンベイを開く必要があるとされています。

ちょっと信じがたい話ですが、防衛省が研究を進めている将来型戦闘機でもこの問題は取り上げられており、ステルス機には特有の問題となっているようです。

Photo

熱移送システムの研究イメージ(出典:防衛省)

P8250006r17

こちらは着陸直後のT-4練習機。搭載機器はF-35とは比べるべくもありませんが、それでも機首のハッチを開いているのは放熱のためだと思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »