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2017年12月20日 (水)

のぞみ台車事故、脱線した可能性も

今月11日に走行中に異常が見つかり、名古屋駅で走行が打ち切られた博多発東京行きの「のぞみ34号」の台車の亀裂が、17cmある台車の高さ方向に対して14cmにまで達し、破断寸前だったことが明らかになりました。

台車は前後の車軸2本を固定し、客車を支える役目を果たしています。もし台車が破断した場合、車体が傾いて脱線した可能性があります。時速300Kmで走行するのぞみが脱線すれば、大参事となったことが十分予想されますので、名古屋で運行を打ち切ったことが本当に不幸中の幸いでした。

それにしても発車して間もなく車内で異常が感じられ、岡山駅からJR西の車両点検員が同乗しながら、新大阪でも十分な点検が行われないまま運転が続行され、名古屋まで走らせ続けたのは大問題です。新大阪からはJR東海の乗務員に運転が引き継がれ、名古屋駅でのJR東海による床下点検で運転中止が決定されたとのことですが、JR西の判断の鈍さは異常な感覚で、多数の乗客の輸送に当たっている責任感が感じられません。

国の運輸安全委員会は事態を重視して、新幹線では初となる「重大インシデント」に認定し、再発防止に向けた事故原因の調査に当たっていますが、徹底した調査と再発防止策の構築が求められます。

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コメント

新たな情報です。新大阪で車掌と運転士が交代する際、JR西の乗務員は「異臭はあったが、岡山駅から検査班が乗り込んで異常がないかどうか確認した」という内容の報告をしたうえで、車両については「異常なし」と告げていたことが明らかになりました。

点検員の報告がどのように運転士と車掌に伝わっていたのかが不明ですが、名古屋まで実際に目視確認しなかったJR西の姿勢は問題だったと考えます。また、実際に運転し、明らかな異常を感知して運転を打ち切ったJR東海の「当たり前の感覚」は素晴らしいと思います。

投稿: 雨辰 | 2017年12月20日 (水) 10時05分

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