イプシロン3号機が3度目の打ち上げ延期
ロケットの打ち上げはどんなに緻密な計画を立てたとしても、最後は当日の気象によって日程が変更されることがあります。特に我が国のような周辺を海に囲まれた立地では、台風や低気圧の接近によって日程の変更を余儀なくされますが、どんなに科学が進歩しても、お天気だけは天に祈るしかありません。
新型固体ロケットのイプシロン3号機は当初2017年の11月17日の打ち上げ予定でしたが、搭載機器に異常が見つかり、打ち上げ延期となりました。機器の点検が終わり、2018年1月17日に再設定されましたが、今度は低気圧の接近で気象条件が合わず、翌18日午前6時6分11秒に再度繰り延べとなりました。現時点での当日の肝付町の午前6時の予報は快晴で降水確率は0%とこれ以上ない好天が予想されています。
イプシロンロケットは打ち上げコストを抑え、中型衛星を安く、必要なタイミングで打ち上げられる体制を目指していますので、今回の打ち上げも是非成功させて、今後の宇宙開発発展の起爆剤として欲しいものです。
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