箱根駅伝で青山学院が4連覇
正月恒例の箱根駅伝で、昨年3連覇を達成して優勝候補の筆頭に挙げられ、監督・選手双方にプレッシャーがあったことは間違いないと思われた青山学院が、戦前の予想通り復路でぶっちぎりの快走を見せて見事4連覇を達成しました。
毎年生徒が入れ替わる大学のチームにおいてチーム力を維持し、1年生の選手を戦力として育て上げ、卓越したマネジメント能力を見せた原監督の手腕は本当に素晴らしいと思います。逆に言えば、他校の指導者は10年1日の指導で青山の独走を止められなかった訳で、猛省に値すると思います。
二十歳前後の選手は、トレーニング方法や自己管理において十分な知見を持ち得ていません。従って、指導者の力量がそのまま選手の力量となって現れることになりますので、その資質は大変重要です。今回、往路では東洋大学が4年ぶりの優勝を果たしましたが、復路では惜しくも失速してしまいました。今後は出走メンバーの能力の引き上げと共に、本番でも本来の実力を発揮できるメンタリティーを合わせもつことが、不可避だと考えます。
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