« 2018年初山歩き | トップページ | XASM-3について »

2018年1月 7日 (日)

XASM-3に関する情報がスクープ

昨年末から突如として防衛関係のビッグニュースが立て続けにスクープされていますが、今度はXASM-3です。XASM-3は防衛省が長年開発を進めている超音速対艦ミサイルで、本来は2016年度での開発完了予定とされていました。

ところが、退役した護衛艦を使っての実射試験が昨年夏にずれ込み、しかもその後来年度の予算要求でも全く触れられておらず、今回の超距離巡航ミサイル導入のニュースの陰に隠れた存在となっていました。本日の毎日新聞Web版が伝えるところでは、昨年末に開発資料の分析が完了し、2019年度から量産に入ると言うものです。

http://mainichi.jp/articles/20180107/ddm/002/010/102000c

Photo

XASM-3の概念図です。

Photo_2

F-2戦闘機に搭載したXASM-3 (出典:防衛省)

XASM-3は現在のASM-2が亜音速なのとは違い、マッハ3程度の超音速で飛行するため、相手が発見してから防禦手段を取るための対処時間が極めて短くなり、命中の機会が大幅に向上することが期待されています。しかも、もし最近報道されたEA-18Gのような電子戦機で相手のレーダー機能を無効化すれば、相手がこのミサイルを防ぐことはほぼ不可能となりますので、我が国の安全保障にとって大変大きな変化となります。

記事では量産化が来年度からではなく2019年度となっていますが、もし誤記ではないとしたら、通常は納入は2019年度末になってしまうので、できる限り早期の量産化が望まれます。

|

« 2018年初山歩き | トップページ | XASM-3について »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/171584/66250209

この記事へのトラックバック一覧です: XASM-3に関する情報がスクープ:

« 2018年初山歩き | トップページ | XASM-3について »