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2018年2月10日 (土)

浜松城天守曲輪の発掘調査現場説明会

現在、浜松城天守曲輪で発掘調査が行われていますが、現場説明会が開かれると言うので行ってきました。現地に8時半過ぎに到着しましたが、予想通りいつもより多い人々が集まっていました。

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当日の浜松城天守。この下で市の職員が資料を配布していました。

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地下から見つかった石垣。天守曲輪を取り巻く石垣の内側に石垣が築かれていた訳です。確認された高さはおよそ2mですが、当初の高さは3.2mあったと考えられ、当時の地面は現在よりも2.5m深いところにあったことになります。

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浜松市の資料から作成した石垣と地表面の位置関係

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以前作成した浜松城天守の想像図。石垣に比べて天守が高過ぎてバランスが悪いと思っていましたが、今回の結果を受けて下部に2.5m分の石垣を足してやるとバランスもばっちりで、違和感が解消しました。

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現場からは大量の瓦が見つかっています。

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現在残っている石垣を築いたと考えられる堀尾吉晴の紋が入った瓦も見つかりました。

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浜松城天守内に展示されている堀尾吉晴の紋が入った瓦です。

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説明会の様子。2つのグループに分かれ、場所を変えながら1時間ほど行われました。やはり、中高年の姿が目立ちました。

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