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2018年2月 3日 (土)

SM-3ブロック2Aでの迎撃実験に失敗

1月31日、米国ミサイル防衛局がハワイに設置したイージスアショアからSM-3ブロック2Aの迎撃実験を行いましたが、迎撃に失敗しました。ミサイル防衛局は現在のところ失敗の原因を明らかにしていません。

SM-3ブロック2Aは射程2000Km、迎撃高度1000Kmと従来のブロック1Aの性能を大幅に向上させた新型の迎撃ミサイルで、我が国が導入を予定しているイージスアショアでも運用が予定されています。

Sm3a

SM-3ブロック2Aの外観イメージです。ミサイル本体をブースターと同径にしたので、少しずんぐりした印象です。

2017年2月4日に最初の迎撃実験がハワイ沖で行われ、イージス艦から発射されたSM-3ブロック2Aが標的の迎撃に成功しました。2回目は6月22日に行われましたが、迎撃に失敗しました。原因は戦術データーリンクコントローラーが標的を味方と誤判定したため、イージス艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」の操作員が自爆スイッチを操作して、標的手前で自爆させてしまったためで、イージスシステム、SM-3双方に問題はありませんでした。

今回、満を持して3回目の迎撃実験に臨んだ訳ですが、まさかの迎撃失敗です。原因が公表されていませんので憶測は避けるべきと考えますが、ブロック1Aから機体を大型化し、シーカーも口径を大きくして目標の探知能力を高めたものとなっており、従来の機体とは全くの別物となっていて、システム的なエラーの可能性も排除できません。原因が深刻な内容であった場合には、改良に時間を要しますので我が国への導入時期にも影響が出ることも考えられますが、その間は従来のブロック1A、シーカーを2波長赤外線センサーに向上させた改良型のブロック1Bで乗り切るしかありません。

Sma_3

2017年2月のブロック2A迎撃実験  (出典:防衛省)

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