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2018年3月 6日 (火)

F-2戦闘機後継問題で各社が報道

新型ステルス戦闘機のF-35Aが航空自衛隊三沢基地に配備が開始されましたが、現在三沢基地や築城基地に配備されているF-2戦闘機が2030年代には退役する見通しであることから、将来型戦闘機の研究が行われており、来年度予算で国産戦闘機「F-3」の開発に着手するものと見られていました。

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将来戦闘機のモデルの一つですが、F-22のフォルムに良く似ています。

ところが政府は平成30年度の防衛費に「F-3」の開発予算を計上せず、開発着手は見送りとなっていました。これに関連して昨日、朝日新聞が「国産を断念する方向で最終調整に入った」とセンセーショナルに報じ大きな波紋を呼びました。

本日になって読売新聞が「F2後継機、国産断念へ…採算面で疑問視する声」の見出しで、産経新聞が「空自戦闘機F2後継、米英企業と共同開発も視野 防衛省が情報要求書を提出 」と一斉にこの問題を取り上げています。

では政府は何故国産戦闘機を開発したいのかと言えば、航空機製造能力の維持と我が国の要求に即した機体の獲得のためです。老朽化したF-4戦闘機の後継として空自はステルス戦闘機のF-22を導入しようとしましたが、米議会の賛成が得られず、次善の策として同じくステルス戦闘機のF-35Aを選択しましたが、本当に欲しかったのはF-22でした。

次期国産戦闘機「F-3」として、この手に入れられなかったF-22が持っている能力を獲得しようとしたのは当然の要求と言えるでしょう。但し、技術が高度化するのに伴い開発費が高騰していることも見逃せません。かつては1機当たり数千億円とみられていた開発費は1兆円以上と見積もられています。これを一国で負担することの財政力や妥当性について様々な議論が起こるのは当然です。

各紙とも今後の行方については断定しておらず、政府の判断も確定はしていないと見られますので、推移について注視したいと思います。

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コメント

小野寺防衛相は6日の記者会見で、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継機について国産開発を断念したとの報道について触れ、「現時点でどのような判断を行うかは何ら決まっておらず、国産開発を断念したという事実はない」と述べました。

現時点ではこう言うしかないのかも知れませんが、もう少し方向性を明確にした方が良いのではないでしょうか。

投稿: 雨辰 | 2018年3月 6日 (火) 20時10分

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