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2018年3月29日 (木)

高梨沙羅選手がW杯通算55勝

少し前の話になりますが、ジャンプの高梨沙羅選手が今季2勝目を挙げ、通算優勝回数を55回に更新しました。昨シーズン、53勝目を挙げ男子のニッカネンの優勝回数に並んだ時は、直ぐにでも記録を更新できるものと、誰もが思っていたことでしょう。ところが蓋を開けてみると、今期はマーレン・ルンビ選手が絶好調で、13戦目まで9勝したのに対し、高梨選手は未勝利の試合が続いていました。

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今季になってルンビ選手がいきなり活躍し出した印象ですが、実は1昨年のシーズンからその予兆はありました。上の表は有力選手の各シーズンの成績ですが、2015/16年のシーズンにはルンビ選手が4回表彰台に上っていましたが、昨シーズンは一挙に9回に増え、優勝も4回を数えました。

逆に高梨選手は2015/16年には14回も優勝できたのに、2015/16年は9回と大幅に回数を減らしていました。つまり、2015/16年のシーズンには伊藤選手やルンビ選手の台頭によって、これまでの抜きん出ていた地位が危うくなっていたのでした。このような状況の中、シーズンの最終版になって54、55勝と連勝したことは彼女の類まれな能力が健在なことを証明しました。

表にあるダニエラ選手は通算優勝回数が13回で高梨選手に次いで通算優勝回数2位(同数でルンビ選手、サラ・ヘンドリクソン選手)ですが、現在34歳ながら、今季も1勝しています。もし、高梨選手がダニエラ選手の年齢まで競技を続けたのなら、あと13シーズンも残されていることになります。通算55勝でも十分すご過ぎる記録ですが、この先どこまで記録が伸びるのか、興味と期待は尽きません。

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