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2018年4月 2日 (月)

小笠原に空自のレーダーを設置へ

今日から新年度がスタートですが、早速安全保障面で動きがありました。先日も取り上げましたが、中国の軍事的活動が活発化しており、我が国の対応が注目されていましたが、これについて産経新聞Web版に記事が掲載されました。以下引用です。

~防衛省が、外国機の領空侵犯・接近を監視する航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーの展開基盤を小笠原諸島(東京都)に整備することが1日、分かった。同諸島周辺は空自の固定式警戒管制レーダーが置かれていないため、「防空の空白地域」で移動式の展開で空白を埋める。太平洋への進出を常態化させている中国の軍用機や空母「遼寧」に対する警戒監視態勢を強化することが不可欠と判断した。~

これまで、中国軍への対応は南西諸島方面に集中していましたが、石垣島市長選挙が自衛隊誘致賛成派が勝利したことで、これまで空白になっていた小笠原方面について防衛面での空白を解消しようとした動きではないかと考えられます。

Photo
日本の防衛識別圏と小笠原諸島の中心地父島の位置関係です。静岡県の御前崎に空自のレーダーサイトがありますが、御前崎から父島まではおよそ920Kmあります。これはF-15戦闘機で約1時間を要する距離に当たります。

現状では中国軍の爆撃機が宮古海峡を通過して東進した場合、地上からのレーダーでは捕捉できません。このため、埼玉県の入間基地の第2移動警戒隊を小笠原に派遣して、レーダーの空白域を解消しようとするものですが、将来的に恒久的なレーダーサイトの設置に向けての暫定策と考えられます。

Photo_2

第2移動警戒隊の移動式レーダー(円筒形のもの)です。 (出典:入間基地HPより)

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