お城巡り その2
前回の続きです。遠方に足を運ぶのには纏まった休みが必要なので、どうしてもゴールデンウィークを利用することになり、桜のシーンが多くなります。
白河小峰城です。小峰城は東北大地震災で石垣が崩れ、修復工事を行っていますが、この経験が熊本城の再建に生かされるのではと、期待しています。
戊辰戦争で新政府軍の砲撃を受け、焼失した御三階櫓を木造で復元したものです。木造天守復元の先駆けとなりました。
こちらも震災で石垣の一部に被害が出た福島県の二本松城です。ちょうど、桜の満開に出会いました。
真田丸でお馴染みの真田幸村の父、昌幸が築き、徳川軍の猛攻を二度にわたって退けた、名城の誉れ高い上田城です。当時は石垣の下を千曲川の分流が流れ、尼ヶ淵と呼ばれていました。大阪城と同様、現在の城跡は徳川の手によって改築されたものです。
城の玄関口である東虎口櫓門の内側です。当時、どこまで石垣が築かれていたかは不明ですが、安土城や秀吉が築いた大阪城の石垣を目にする機会はあったので、昌幸が石垣を築いていたとしても不思議はありません。
残雪の北アルプスの峰々を望む国宝の松本城。秀吉が天下を治めることになり、配下の石川数正とその子康長によって、それまでの松本城に代わって新たに築かれたものです。
月見櫓と小天守を従えた松本城天守の威容です。秀吉は石垣造りの城を好みましたので、それを見事に具現化したものです。月見櫓は戦乱の時代の城にふさわしくありませんが、実は江戸時代に入ってから築かれたものです。
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