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2018年5月25日 (金)

米朝会談中止を米国が発表

6月12日にシンガポールで開かれる予定であった米朝首脳会談が、突如中止となりました。米朝会談に向けては、先週22日には韓国の文大統領がトランプ大統領と会談を持った矢先であり、昨日は豊渓里にある地下核実験場の坑道が爆破されて会談に向けての環境が整いつつあると思われていたので、この決定には少なからず驚きました。

ただ、米国はイランとの核合意を一方的に破棄するなど、自国の主張を強硬に主張する態度を変えておらず、体制の維持を大前提に時間を掛けながら段階的な合意を目指す北朝鮮との思惑の違いが表面化した形です。北としてはこれまで開発した弾道ミサイルと核弾頭は保有する中で、自分達の主張を認めさせる作戦でしたが、米国はあくまで一気に全面的な核戦力の廃棄と能力の除去を求めていました。

南北会談の頃は過剰とも思える融和的な姿勢を見せていた北朝鮮が、最近になってやや強気の姿勢に変化していましたが、これは突然行われた中朝首脳会談によって、窮乏しているエネルギー問題について何らかの援助の約束を取り付けたからではないかと見ています。

このため、米国としては圧力を弱めず、一気に核戦力の放棄の合意まで持ち込みたい作戦に出たように思われます。余力が乏しくなっていると思われる北が、今後どんな巻き返しに出るのか、予断を許さない状況が続くのではないかと思われます。

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