四国お城巡り 松山城編その2
松山城では本丸内の天守周辺を本壇と呼んでいますが、天守曲輪の意味合いです。一の門は本壇への最初の防禦地点です。
一の門を入った先にある二の門です。短い距離で門が連続し、しかも桝形となっていますので、ここを突破するのはかなり難しいのではないかと思われます。
三の門を進み、天守内側に入るための最後の関門となる筋鉄門です。
天守群の内側から見た大天守と左側が内門で、右側が先ほど潜った筋鉄門です。良く見ると大天守と板張りの色が違っています。これは大天守を除く連結した櫓群が昭和8年の放火で焼けてしまい、昭和30年代になって再建されているからですが、大天守も1784年に落雷で焼失したものを1852年になって再建したものです。
大天守から見下ろした、正面から乾櫓、手前に向かって乾門、乾門続櫓です。
切妻部分の明り取りですが、防禦を考慮してか、閉め切ることができるようになっています。
二ノ丸下にある黒門跡。大手道だけに立派な石垣が積まれています。手前は三ノ丸ですが、三ノ丸は公園となっており、遺構を見ることはできません。
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