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2018年5月14日 (月)

はしかに罹ったようなもの

台湾からの旅行者が発端となり、沖縄県で発生した麻疹(はしか)の流行が野火のように日本列島に広がって、感染者数が100人を超える事態となっています。

麻疹は感染症法に基づく五類感染症に指定され、届け出の対象となっていますが、かつてはそんなに大ごとではなかった気がします。遠い昔のことなので、記憶があいまいですが、幼児が感染しても、「はしかにかかったようなもの」と比喩されたように、その内に治ると静観されたような気がします。

今回、3月20日に沖縄で感染が報告されてから、4月10日までに沖縄で30人、4月20日までに沖縄で29人、愛知県で1人と拡大しました。愛知県の感染者は沖縄を旅行しており、現地で感染したものと見られています。更に30日までに沖縄15人、愛知9人と感染は広がりを見せ、5月8日までに沖縄10人、愛知6人、東京・神奈川で2人、12日までに愛知で3人と広がり続けています。

麻疹は麻疹ウィルスによって感染しますが感染力が強く、接触感染だけでなく飛沫感染や空気感染で感染してしまう厄介な病気です。基本的にはワクチンで予防しますが、困ったことに効力が10年ほどしか持続しないと言われていることや、ウィルスの型によって効果が異なることがあるようです。

かつて新型インフルエンザで大騒ぎとなりましたが、麻疹も今回のように在来のウィルスとは違った型が海外から侵入してくる可能性がありますので、注意が必要です。もし感染者との接触が疑われる場合には3日以内にワクチンを接種すれば、また6日以内であればガンマグロブリンの注射によって発症を抑えられると言われていますので、医療機関へ相談することが大切だと思います。

早く以前のように「はしかに罹ったようなもの」と笑い話にできる日が来ると良いのですが。

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