はやぶさ2が「りゅうぐう」に到着間近
2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさは、数々の困難を乗り越え小惑星「イトカワ」に到着し人類史上初の小惑星からの岩石のサンプルを採取、2010年6月13日に地球に帰還し、サンプルを持ち帰ることに成功しました。
今回の「はやぶさ2」はより困難な小惑星である「りゅうぐう」に到達し、その表面から岩石のサンプルを採取して、地球に持ち帰ることを目的としています。
「りゅうぐう」からおよそ100Kmの位置から撮影した小惑星「りゅうぐう」の写真です。
(出典:JAXA HPより )
23日正午現在「はやぶさ2」は、「りゅうぐう」の手前36Km付近を秒速11cmの速度で、接近中です。このままのペースで接近を続ければ、今月27日頃に到着できる見込みです。「はやぶさ2」は着陸後、前回と同様に地表に向けて金属弾を発射してサンプルを採取する計画です。前回の採掘では、機器のトラブルからサンプルの採掘は難しいとの見方が体制を占めていましたが、その後の推移を見れば、こうした見方は誤ったものだとの印象を強く持っています。
何とか岩石サンプルを採取して、無事に地球に帰還することを強く願っています。
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