歯ブラシさんの霊前に焼香
今日は閑人倶楽部のメンバーと連れ立って、先日登山のガイド中に急死した歯ブラシさんのお宅に弔問に行って来ました。ご自宅は埼玉県にあるため、片道4時間ほどのドライブでした。こうした形での顔合わせは残念な限りでしたが、彼の死が新たな悲劇を防ぐ一助になればと、記事に取り上げます。
本日伺って話を聴いた限りでは、どうも事前に何らかの変調があった可能性が否定できず、もしかしたら無意識の内に普段とは違う言動となった可能性があるのではないかと、思いました。いつもと違う会話や行動が見られたら、要注意です。当日も行動開始から各ポイントでの到着時刻を手帳にメモしていましたが、意識を喪失するに至った午後1時前の最後の記入は文字の乱れが読み取れました。
本人は倒れる最後まで苦しいとか痛いとかの言葉を発しなかったようですが、文字の乱れに見えるように身体の変調に堪え、ガイドの任務を全うしようとしたのではないかと推測します。もし、異常を訴えてガイドを中止して安静にしていたならば、もしかしたら大事には至らなかったかも知れません。
登山に限らず何事においても、もし体に著しい異変を感じたのなら、直ちに行動を中止して、救急車もしくは救急へりの出動を依頼すべきです。最近は安易な救助要請が多く、非難されていますが、もし生命の危険を感じたのなら、例え空振りであったとしても、まずは自らを助ける努力をして欲しいと思います。
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