トヨタがル・マンで初優勝
フランスのル・マンで行われた24時間耐久レースでトヨタが初優勝を果たしました。このレースでトヨタは7、8号車の2台で参戦しましたが、8号車が優勝、7号車が2位でゴールしワンツーフィニッシュを決めました。日本勢の優勝は1991年にマツダがロータリーエンジン搭載車で初優勝して以来、2度目となりますが、トヨタは1987年にワークスとして初参加以来31年かかっての、まさに悲願の初優勝です。
この間、2016年には5号車がトップを快走し、誰もが初優勝を確信しましたが、レース終了のわずか3分前にマシントラブルでまさかのエンジンストップとなり、ゴールを目前にして涙のリタイアとなり、優勝を逃しました。なお、残った6号車が2位に入っています。
雪辱に燃えた2017年のレースでは3台で参戦しましたが、またもマシントラブルに見舞われ、2台がリタイア、残った8号車が9位でゴールする結果となり、またしてもレースに優勝する難しさを味わうことになってしまいました。
このような苦難を積み重ねた末の優勝だけに、挫けることなくチャレンジを続けて栄冠を勝ち取ったトヨタには心より祝意を送りたいと思います。
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