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2018年7月25日 (水)

マクドナルドが成形肉でローストビーフ

消費者庁は日本マクドナルドに対し、成形肉をローストビーフとして販売したのは、不当表示に当たるとして、再発防止を命じました。ローストビーフは、本来牛肉の塊をオーブンなどで焼き上げたものなので、塊肉ではなく成形肉を使った場合は、その旨を消費者に告知しなければならなかったと言うことのようです。

報道によれば、マクドナルドでは昨年8月から9月までの一か月間、「東京ローストバーガー」など二つのメニュー合わせて490万食を販売しましたが、この内半数に成形肉が使われていました。マクドナルドによれば、肉の使用量を増したところ必要な量を確保できなかったとしていますが、額面通りに受け取って良いのか疑問です。

ローストビーフに成形肉を使うのはかなりまずい事態です。ローストビーフは我が家でもたまに作りますが、使うのはもちろん塊肉です。ビーフはレアでも衛生上問題がないとされていますが、仮に表面に菌が付いたとしても表面が十分加熱されていれば、肉の内部がレアであっても問題ありません。ところが成形肉の場合は、加工前の肉に菌が付着していれば、肉の内部に汚染した部位が封じ込められるケースが想定されます。

病原性大腸菌O-157の場合は75℃で1分以上の過熱が必要とされますが、加熱が十分でない場合は、内部の温度が75℃に達しないこともあり得ます。恐らくは調理方法の指定で、75℃以上になるような設定になっていたとは思いますが、調理側が成形肉の使用を知らなければ、レアの仕上がりで調理しない保証はありません。

成形肉は、資源の有効活用の面からは好ましいと思いますが、素材段階で成形肉であることを明示することが必要で、調理済みであっても消費者に成形肉であることが判る明確な表示をするべきだとおもいます。

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