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2018年7月13日 (金)

豪雨災害と城郭の被害

豪雨災害による被害は日を追う毎に明らかになって来ていますが、復旧には相当な期間が必要になる甚大な被害となっています。ところで、西日本には現存する天守12の内、弘前、松本、犬山、彦根を除く八つのお城が集中しています。今のところ行方不明者の捜索や被災者の救援に注力している段階なので、城郭の被害の情報は伝わっていませんが、各地のお城のHPを見る限り、大きな被害は出ていない模様です。

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高知城石垣の排水口。高知城は水はけが悪く、山内一豊が入府する前の領主だった長曾我部氏は途中で築城を断念するほどでした。山内一豊は石垣に排水口を設けることで、大雨による被害を防ぐ工夫をして高知城を完成させましたが、大きな被害が出なかったのは、こうした工夫が功を奏したのかも知れません。こうした工夫は松山城でも見られました。

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高知城では石を樋状に突き出して、水流が直接石垣にかからないようにしていましたが、松山城では石垣の表面に沿って流れる仕組みとなっていました。

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こちらは天壇の石垣に設けられた排水口ですが、こちらは高知城と同様に樋状となっています。松山城は完成までに20年以上を要していますので、工事の時期によって工法が異なっているのかも知れません。

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木造天守ではありませんが、当時の石垣の上に再建された岡山城。岡山県でも大きな被害が出ていますが、今のところ石垣に被害は出ていない模様です。

こうして見ると、軍事施設としての性格によるものかも知れませんが、城郭が風水害に対して、強靭さを求められた結果、大きな被害を出さなかったことが良く解ります。

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